映画コラム
恋しくも、愛おしく、時に切なさも 素敵な3本の恋愛映画《ここに、映画という拠り所》その6
恋しくも、愛おしく、時に切なさも 素敵な3本の恋愛映画《ここに、映画という拠り所》その6
外を歩いていると桜や梅が少しずつ花開いているのが目に見えます。春は新しい出会いも多い季節。そんな今、観ておきたい恋愛にまつわる映画をご紹介しようと思います。
《ここに、映画という拠り所。》
恋愛って楽しいんだ!
『ルビー・スパークス』
スランプに陥った小説家のカルヴィンはある日、精神科医の勧めで、夢に現れた女性をヒロインとした小説を書くことを書き始める。すると、突如小説のヒロインでもあるルビーが現実世界に現れる。設定がユニーク!ヒロインのことを書くとその通りにルビーが動くので、次はどうなるんだろう?とワクワクしながら観れます。でも相手の気持ちが分からなくなってしまう場面もあって、恋愛って難しいものなのかなと感じさせたり…。二人の関係、これって夢?現実?かは置いといて、観てて引き込まれていくこと間違いなし!
一緒にいる時間すべてが大切
『エターナル・サンシャイン』
「記憶除去手術」を受けた男女の切ない物語。こちらも奇抜で不思議な物語展開。でもそもそもは「どうすれば恋愛は続くのか?」ということに限ります。恋愛の記憶を除去する過程で今までの相手との思い出に出くわします。出会った日のこと、街に出かけた日のこと、海にいった日のこと。どの時間も二人でいた時間はお互いの関係を築くために大切な時間。長く一緒にいると当時の純粋に好きでいる気持ちを忘れがちだったりするのかも。恋愛を続ける秘訣はそんなピュアな気持ちを時々、思い起こすことなのでしょうか?
好きな気持ちが原動力となり、行動する
『耳をすませば』
糸井重里さんのキャッチコピー「好きなひとが、できました」で有名なアニメ映画。金曜ロードショーでたまにしていると翌日、聖司くんがイケメンすぎると大半の女子はそう答えます。確かに爽やかなバイオリン職人を目指す中学生。でも雫に自分を想ってもらおうとする地道な努力は凄いなと思います。だって雫が借りそうな本のカードに自分の名前を先に書いたり…。好きって気持ちが純粋に行動に出るって恋愛においても何においても素敵なことです。
素敵な恋を。
見ているだけじゃあれなので今好きなひとがいる、もしこれから好きなひとが出来た暁にはその純粋に想う気持ちを信じて前に前に行動していってください。映画のような、いや映画を超えた大恋愛をしてくださいね!
(文:よしかわあやの)
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