教師に憧れていた二階堂ふみ、女子高で特別課外授業!?『オオカミ少女と黒王子』学校訪問でお悩み相談
『オオカミ少女と黒王子』の特別課外授業イベントが17日、蒲田女子高校で行われ二階堂ふみと山崎賢人が登壇し、女子高についてや、生徒からの悩み相談にのるなどした。登壇の際、生徒たちの間を通った両名は生徒たちにもみくちゃにされる場面も。
(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会
同作は、主人公篠原エリカは友達と話を合わせるため彼氏との恋愛話を語るが、実は恋愛経験そのものがない。嘘も限界になったとき、たまたま街で見かけた同級生・佐藤恭也を盗撮し彼氏と嘘をつき、佐藤にも彼氏のふりをしてもらうことになる。少女漫画原作の実写映画化。
まず二階堂は大騒ぎする生徒たちに「し〜」と静かにのポーズを取りながら注意を促し「今日どっきりでこさせていただいて、皆さんにお会いすることができて嬉しい。まさかこんなにも喜んでくれるとは思わなかった。後ろの方見えてますかね?」とあいさつ。
山崎は歓声に圧倒されつつ「佐田恭也役をやっていた山崎賢人です。すごい歓声で迎えてくれて嬉しいです。サプライズどうですか?楽しい?楽しい?よかったです。今日は楽しみましょう」と声援に応えた。
(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会
高校は共学だった両名。女子高について「女子高……すごいです。感動してます。共学だったので、若い先生も気になるんですけど、皆さんに素敵な授業をなさってるんだろうなと思う」と二階堂は感動している様子。一方、山崎は「女子高には絶対入れないのでほんとに楽しいだろうなと思う。男子校でもなかったので、いいですね」と楽しげ。
学生時代について聞かれると二階堂は「バカばっかやっていた気がする。毎日友達と遊び。勉強もたまに頑張っていた。プリクラやりにいって遊んでいた」と振り返る。山崎は「サッカー少年だった。サッカー漬けの毎日」とサッカーに明け暮れてたことを明かす。
もし高校に戻れるなら二階堂は「帰宅部だったのでクラブに入りたい。球技が苦手だったけど『スラムダンク』が好きだったのでバスケ部に入ったり、マネージャーをやってみたい」と願望を語る。山崎は「サッカーは地域のクラブチームでやっていた。学校の部活ではなかったので、学校のクラブに憧れる」と話した。
また生徒たちからの悩み相談では「部活で皆をまとめるのが大変なんですが、どうしたらいいですか?」と尋ねられると二階堂は「ダンス部すごいいいですね。部長経験は…山崎さんあります?」と振られた山崎は「キャプテンとかできなかったから。」と回答。二階堂は「私も部活経験がないのですが、映画とかで主演をやらせていただくとき、たくさんのスタッフの方やキャストのかたと同じ方向でやっていく。すごく大変だと思うけど、ひとりひとと向かい合うことが大事なのかなと思う。でも、3年なんで残り1年もないから悔いのないようにしてもらいたい」と答えた。
山崎は「締めるところをしめるといいんじゃないかな。僕がサッカーやっていたときのキャプテンは優しいけどサッカーが上手くて、頼り甲斐があった。締めるところはしめるということで」とまとめた。
(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会
さらに「女子高にきてから女子力がガタ落ちして彼氏ができません」という悩みに山崎は「それは女の先輩のふみちゃんに……。オレは男なのでどうやったら彼氏ができるかわからない」と振る。話題を振られた二階堂は「きっといましかできないことがあると思うので、きっと好きなひととか、付き合うひととかいっぱいチャンスがあると思うけど。今しかできないこともある。
彼氏作って楽しむのもいいけど、力を抜いている自分を受け入れてくれるひとがいると思うのでそういうひとと出会えるといいですね」と恋愛だけではないとアドバイス。
山崎も「男の方も自然たいで楽しめるひとがいいですね」と相槌。直後に「でも女子力を上げられるなら上げた方がいい」と思わず本音も。
(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会
最後に二階堂は「蒲田女子の皆さん、今日はありがとうございました。先生に憧れてる時期があったので、皆さんの前に立たせていただいてお話しできたのが嬉しい。映画を見ていただいて、学校生活を楽しんでいただけたらと思う」とメッセージ。山崎は「今日は短い時間だったけどありがとうございました。この作品を知っていてくれたのが嬉しい。楽しんで見て欲しいというのが一番。すごくシンプルにひとを好きになるということが描かれているので、大スクリーンで見て欲しい。まぁあの、時間の合間をぬってみて欲しいほんとにいましかない高校生活。一個一個楽しんでください」とエールを送った。
『オオカミ少女と黒王子』は5月28日から全国公開。
(取材・文:波江智)
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