ユニークな機内安全ビデオで知られるニュージランド航空の機最新作となる「ハリウッドで撮ってみた編」が公開となった。アンナ・ファリス、リス・ダービーを迎えての最新作は、ロサンゼルスのワーナー・ブラザース・スタジオ内で舞台に撮影されたもの。

ニュージーランド航空、機内安全ビデオ最新作
「ハリウッドで撮ってみた」編を発表

ニュージーランド航空は、ニュージーランド国内をはじめ、アジア太平洋を含む18ヶ国50都市以上への直行便を運航し、スターアライアンスに加盟してる国際航空会社で、日本からニュージーランドへ直行便を運航する唯一の航空会社。

ニュージーランド航空は、これまでもユニークな機内安全ビデオを製作・公開しており、2009年に公開されたボディ・ペインティング編をはじめとして、新作が公開されるたびに各国のメディアに取り上げられ、多くの航空会社が同社に影響を受け、ユニークな機内安全ビデオを製作するムーブメントをつくった。




最新作の「ハリウッドで撮ってみた編」では、テレビドラマ「Mom(マム)」や映画『最終絶叫計画』シリーズの主演を務めるハリウッド女優アンナ・ファリス、そしてニュージーランドの俳優であり喜劇界の巨匠、リス・ダービーがキャスティングされた。

映像では、リス・ダービー扮する脚本家が、アンナ・ファリスにニュージーランド航空の機内安全ビデオへの出演をオファーし、西部劇やホラーなどいくつかのジャンルで撮影をおこなう形で進行する。

ロサンゼルスのワーナー・ブラザース・スタジオ内の4つのセットで撮影された本映像では、『ジュラシック・パーク』『カサブランカ』『宇宙戦争』とテレビシリーズ『トゥルーブラッド』に使った撮影場所も含まれており、エキストラも20名以上参加。『トランスフォーマー』とTVドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」に登場する犬、チェスター・ザ・チワワも出演している。




アンナ・ファリスは「ニュージーランド航空は、機内安全ビデオを楽しく創造的なアプローチで再定義したエアラインであり、私もこのプロジェクトの一員になりたいと思っていました。ニュージーランドの俳優リス・ダービーとの共演は本当に楽しかったです。ありがちな機内安全ビデオを見ていると、すぐに気が逸れてしまいますが、このように本当に楽しく面白い作品であると、嬉しい驚きになりますね」とコメントを寄せる。

そしてリス・ダービーは「ニュージーランド航空の機内安全ビデオはこの国の特産と言ってもいいくらい、ニュージーランド(Kiwi)流のユーモアのセンスを反映しています。このビデオは、映画制作の世界を魔法のように 旅しながら、機内安全の重要なメッセージも伝えており、とても楽しく見ていただけると思います」と本作の仕上がりに自信をみせるコメントを寄せた。

ニュージーランド航空の機内安全ビデオ「ハリウッドで撮ってみた」編は、ニュージーランド航空の全路線にて現在上映中。