北川景子が全編関西弁!橋本マナミが初の愛人役!映画『破門』追加キャスト
黒川博行の直木賞受賞作を原作に、佐々木蔵之介、横山裕がW主演する映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』の追加キャストが発表となった。
映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』9名の追加キャスト発表
イケイケやくざと、ぐーたらビンボーの凸凹コンビが儲け話にダマされた!!映画製作出資金を持ち逃げされた桑原(佐々木蔵之介)と二宮(横山裕)は、失踪した映画プロデューサー・小清水を追って関西、マカオを奔走。何とか居場所を突き止めるも寸前で逃げられてしまう。キレた桑原によるハチャメチャな追走劇はまさかの大トラブルへ発展!追っている筈が何者かに追われるハメに!進退窮まった二人は生き残りをかけた大勝負に出るが――
映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は、黒川博行の「疫病神」シリーズのひとつで、第151回直木賞受賞の「破門」を映画化する作品だ。大阪を舞台に怒涛のアクションと関西弁の掛け合い満載で贈る大追跡エンタテインメントとなっている。
すぐにキレるイケイケやくざの桑原保彦役を佐々木蔵之介が、口だけは達者なぐーたら貧乏の建設コンサルタントの二宮啓之役を関ジャニ∞の横山裕が演じる。メガホンをとるのは小林聖太郎監督。
このたび本作の追加キャストが発表となった。
※写真上段左から北川景子、橋爪功、國村隼。中段左から木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童。下段左から中村ゆり、矢本悠馬、橋本マナミ。
横山裕演じる二宮の事務所でバイトし、辛辣なことを言う一方で二宮をいつも心配している、いとこの渡辺悠紀を兵庫県出身の北川景子が、映画では初となる全編関西弁で演じる。
さらに、桑原と二宮を翻弄するサギ師の映画プロデューサー・小清水隆夫を大阪府出身の橋爪功、桑原の所属する二蝶会の若頭・嶋田勝次を大阪府出身の國村隼、滝沢組組長・滝沢を京都府出身の宇崎竜童、桑原を付け狙う初見に大阪府出身の木下ほうか、二宮の母・悦子を兵庫県出身のキムラ緑子、桑原の弟分・セツオを京都府出身の矢本悠馬、桑原の女・多田真由美を大阪府出身の中村ゆりと、主演の2人と同じく関西出身の俳優陣が、本気の関西弁で脇を固める。
そして“日本で一番愛人にした女”・橋本マナミが、山形県出身と、唯一関西出身ではないものの、意外にも初となる“愛人役”を演じる。
今回の発表に併せて、北川景子、橋爪功、國村隼、橋本マナミからのコメントと、それぞれの役について小林聖太郎監督からのコメントがシネマズに到着した。
北川景子/渡辺悠紀役
激しいアクションの要素がありつつも、佐々木さんと横山さんの軽妙なやり取りがとても面白い作品でした。私はアクション部分に絡まない、お見合いばかりしているお気楽な女性の役柄ということで、平和な撮影でした。
大阪弁の役をいただいたことも非常に貴重な経験でした。関西を離れてから長いので、不安な方言は方言指導の先生の音源を何度も聞いて撮影に臨みました。大阪ロケでは本場のたこ焼きを食べられて嬉しかったです。
劇中は男の世界ですが、ぜひ女性の方にもご覧いただきたいです。
(小林聖太郎監督より)
まさか北川さんに出演してもらえるとは!大阪の気ぃ強いネエちゃん、ハマってます。惜しむらくはダンスレッスンのシーンをシナリオに書ききれなかったことです。また悠紀ちゃんに会えることを祈ってます……。
橋爪功/小清水隆夫役
昔から、大悪党よりは小悪党、あたまに「小」が付く人物にやたらと魅かれる性癖は年をとっても相変わらずで、「小利口」「小生意気」「小賢しい」「小煩い」「小汚い」等々、些か食えない奴に目が無いというか……。だからこの役、一読して即はまってしまった。
しかも、このオッサン、名前が「小清水」で……もう最高!
(小林聖太郎監督より)
いやぁ、こんなに楽しんで演じてる橋爪さんをあんまり見たことない、っていうぐらい弾けていただけました。ホンマにエエカゲンな大阪のジジイです。
見てると腹立ちますが思い出すともっぺん会いたくなります。
國村隼/嶋田勝次役
私は東京に住んで長くなったが、普段は関西弁だ。仕事の時はカチンコが鳴ったら標準語になる。でも、今回は台詞も関西弁。それだって慣れた事だが、今回ばかりは何故だか不思議な経験をした。自分自身と役との境が曖昧になった様な変な感覚。共演者が関西ネイティブばかりだったから?いや、何より小林監督の持つ独特の演出センスが原因かも知れない。いつの間にか彼の作品世界に引っぱりこまれてしまった。
(小林聖太郎監督より)
二蝶会の若頭としての迫力と、親戚の優しいオッちゃん的な面を併せ持つ嶋田のアニキは、國村さんをおいて他は考えられませんでした。しかし嶋田さんが、もうちょっとしっかりしてはったら今回の災難は起こらなかったんやないかという気もします。
橋本マナミ/玲美役
このたび玲美役で出演させていただきました。スリル溢れるストーリーに身を委ね、演じている側もドキドキしながら映画の一瞬一瞬を過ごさせていただきました。私は橋爪功さんと一緒のシーンが多く、橋爪さんのチャーミングでダンディな魅力に酔いしれながら現場をご一緒できたことはとても貴重な時間でした。役を習得する中でも難しかったのは関西弁です。私以外のキャストは全員関西出身という環境の中でちょっとのアクセントも狂いがないように練習しました。
秘密を持つ役ながらも関西弁を披露しているところもぜひみていただきたいです。
主役の佐々木蔵之介さん覇気迫る勢い!横山裕さんとのユニークなコンビ。ぜひ映画館で楽しんでいただけたら嬉しいです。
(小林聖太郎監督より)
橋本さんの撮影日は、橋爪功さんや、キャメラマンが浮足だってました。衣裳小道具合わせの時も、なぜかいつもよりスタッフの数が増えていて……。大阪弁には苦労されてましたが、幸い耳もよく、熱心に取り組んでくれたので、仕上がりは上々でした。
映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は、2017年1月28日(土)より全国ロードショー。
(C)2017「破門 ふたりのヤクビョーガミ」製作委員会
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