インタビュー
『図書館戦争』ファンにはたまらない「ふるさと甲子園」の新潟・十日町市ブースを紹介!
『図書館戦争』ファンにはたまらない「ふるさと甲子園」の新潟・十日町市ブースを紹介!
8月27日(土)に秋葉原UDXで開催された「第2回全国ふるさと甲子園」。このイベントは映画やドラマのロケ地情報などを掲載している雑誌「ロケーションジャパン」が開催している、ロケ地×ご当地グルメが楽しめるイベントです。
55団体が集合するこのイベントで、大好きな映画「図書館戦争」のロケ地グルメが食べられると聞いて参加してきました!
映画「図書館戦争」のロケ地って?
岡田准一さんや榮倉奈々さんが演じる図書隊が勤務している武蔵野第一図書館、戦いの始まりの場となった日野図書館、1作目での戦いの場となった情報歴史図書館、2作目メイン舞台の水戸図書館と、図書館だけでもたくさんの場所が登場します(しかも、武蔵野図書館はシーンによっていくつもの図書館で撮影!)。
その中で今回イベントに登場したのは、武蔵野第一図書館メインフロアのロケ地となった十日町情報館がある新潟県・十日町市。「図書館戦争THE LAST MISSION」DVD-BOXのブックレットによると、全国各地の図書館をロケハンし、セット撮影も覚悟していたという佐藤信介監督が、理想的な空間と語ったのが十日町情報館だったそうです。
新潟県・十日町市のご当地グルメは?
十日町市のブースで提供されていたのは「妻有ポークのラードごはん」。地元の農場による「妻有畜産グループ」が環境づくりから取り組み、抗生物質不使用で育てた豚を使った丼です。
筆者はチケット2枚(400円相当)の「チャーシューラードごはん」をいただきました。32度で溶けるというラードはしつこくなく、醤油系のタレの味をまろやかにしてくれます。塩味の聞いたチャーシューがのっているので、ぼやけた味にはならず米どころ新潟のコシヒカリの美味しさを生かしつつ、メリハリのある味わいに。水菜の食感とネギの絡みがアクセントになって最後までおいしく食べられました!
妻有ポークは豚骨チャーシューメンやカツカレーなど、様々な料理になってロケ飯にも使われているようです。「図書館戦争」メンバーも最終日前日に開催されたバーベキューで妻有ポークを食べたんだそう。
新潟県・十日町市のブースの様子
十日町市は地元市民によるロケ応援団の活躍もあって、たくさんの映画・ドラマ撮影を誘致していますが、やはり近々では「図書館戦争」での注目が大きいようで、ブースも「図書館戦争」一色でした。
2作目のキーアイテム「図書館法規要覧」や郁と堂上の思い出の1冊「はじまりの国のさいごの話」、サイン入り台本など、ファンにはたまらない展示も!スタッフさんも図書隊員に扮して本を守ります(笑)。
ブースで合言葉を言うと、十日町情報館のポストカードがもらえるというtwitterを使った企画もあり、ファンへの思いやりも感じられました!
また、ブースで行われていた枝豆のつかみ取りは、登壇しているスタッフさんが早朝に採ってきたばかりのものなんだとか。
十日町ロケ応援団って?
20名ほどのコアメンバーで結成されているボランティア団体「十日町ロケ応援団」は、農家や飲食店、そのほか地元の様々な業種のメンバーが集まって、「ロケ飯&おもてなし日本一」を目指して活動を行っているそうです。それぞれ本業がありながら、エキストラの手配や食事の用意、差し入れなど、クルーが撮影しやすい環境づくりをしてくれるところがスタッフからも好評のよう。そのおもてなしぶりは、「地元食材を使ったケータリングもおいしく〜」という撮影日誌の記録や応援団が雪像で作ったエンブレムがDVD-BOXのブックレットに掲載されているほどなんです!
そのほか、映画「SPEC〜天〜」やドラマ「孤独のグルメ」などいろいろな作品のロケが行われている新潟県・十日町市。「図書館戦争」の撮影に使われた十日町情報館はもちろんですが、ロケ地&美味しいもの巡りに訪れてみたいと思う場所でした!
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(取材・文:大谷和美)
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