マット・デイモンが脇で光るオススメ映画4選
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『ジェイソン・ボーン』シリーズなどで主演を多数張っているマット・デイモン。主演映画が多い彼ですが、たまに脇に回ることもあります。主役でなくても印象的な演技を残すマット・デイモンのオススメを4本ご紹介します。
ヒトラーから芸術品を奪還『ミケランジェロ・プロジェクト』
ヒトラーが戦争の最中、世界の芸術品の数々を手中に収め独占しようと目論んでいた。それに危機感を覚えたアメリカの美術史家は、大統領を説得し学芸員や美術専門家だけの奪還チームを編成しノルマンディーで調査を始める……。
この作品でのマット・デイモンはノルマンディーで活躍するメンバーと別行動でフランスで、美術品の手がかりを知るべくパリの国立美術館の館長を訪れ、重要な情報を得る役どころ。フランス語は話せても、それが少し下手で、結局英語で会話することなるなど・・・ちょっと間抜けなところがハマってます。
またケイト・ブランシェットと並んでもまったく引けを取らない、花があることをしっかり証明しております。
[この映画を見れる動画配信サイト](2016年10月7日現在配信中)
新米スリ担当『オーシャンズ11』
凄腕の泥棒で詐欺師のダニエル・オーシャンは、窃盗罪で4年服役していたが、仮出所していた。そこでかつての仲間に会い、ラスベガスの3大カジノの金が集まる地下金庫の現金強奪計画を持ちかける。現金強奪のため11人の犯罪スペシャリストを集めチームを結成し……。
このメンバーの中では一番若手のルーキーという役どころ。腕はあるものの、まだまだ駆け出しで失敗することもあったり。そして父親が有名な泥棒であるため、いつも父親と比べられうんざり。シリーズ通して、彼の力よりコネや生い立ちをうまく使われるという、実力もそれなりにあるのに、なんか残念なところがとてもハマっています。ちなみに『オーシャンズ12』、『オーシャンズ13』と成長していき活躍の幅も広がります。特に『オーシャンズ13』では女性を誘惑するシーンも・・・。
主人公をサポートするレンジャー『トゥルー・グリット』
使用人に父を殺され、馬と金貨と銃を盗まれた14才の少女は敵討ちのため連邦保安官と賞金目当てで加わったテキサスレンジャーとともに旅にでる……。
こちらは腕に覚えのあるテキサスレンジャー。しかし、保安官と折り合いが悪いわ、落馬して何を言ってるのかわからなくなるわと、残念な感じの役どころ。
大事な場面で登場したり、窮地を助けたりとなかなかおいしいポジションでもあります。笑いとシリアスのバランスが取れた俳優ということなのでしょう。
キャスティング自体が秘匿だった『インターステラー』
近未来、地球規模で植物が枯れ始め、人類の食べ物がどんどんなくなっていった。主人公は人類を救うため、別銀河で入植できる惑星を探しに、宇宙に旅にでる……。
オフィシャルの情報にはマット・デイモンの明記がなく、映画を見るまでどんな役どころかわからない、極秘キャラとして登場。ここまで上げた3作品の役どころとはまったく違い、シリアスな展開をもたらす重要キャラクター。その活躍は映画を見てご確認を!
高学歴でコミカルからシリアスまでなんでもこなす
ハーバード大学を卒業という高学歴のマット・デイモン。『グッド・ウィル・ハンティング』では脚本も務めています。
主役の演技でもボーン・シリーズのようなシリアスな役どころから、『インフォーマント!』のようなコミカルな役どころまで幅広く活躍。
そんなマット・デイモンの最新作『ジェイソン・ボーン』は本日10月7日より全国公開中です。
(文:波江智)
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