『GANTZ:O』日本の3DCGアニメ史上最高傑作である8つの理由!マッドマックス、パシリム好きも必見!!
(C)奥浩哉/集英社・「GANTZ:O」製作委員会
6.原作を読んでいなくても問題無し!
本作のストーリーは“わけのわからない宇宙人(?)と強制的に戦わされる”とシンプルで、しかも“正義感に溢れた少年がたった1つのミッションを完遂しようと試みる”内容であるため、非常に感情移入がしやすくなっています。
そもそも『GANTZ』は原作マンガから、“不条理な戦いに巻き込まれる”“何が起こるかわからない”というおもしろさに満ち満ちてしました。そのため、予備知識が一切なくても、いや、だからでこその興奮もあるのです。
そのため、本作は『GANTZ』を一切知らない、アクション映画ファン、アニメファン、なんなら映画をほとんど観ない人とっても、問題なく楽しめます。ぜひ劇場に足を運んで欲しいです。
7.原作ファンにとって至福の体験となる!
これまで書いてきた通り、本作は原作マンガの“大阪編”をたっぷりの大迫力のアクション描写で映像化した作品です。「映像で観たい!」と思っていたであろう“おぞましいまでの敵の強さ”“燃える展開”を詰め込みまくった本作を劇場で観ることは、『GANTZ』ファンにとって“至福”と言うべき体験になるのではないでしょうか。
原作者の奥浩哉さんは、「漫画原作の理想の映画化の形を目撃して下さい!」ともツイートしています。これにも、完全に同意せざるを得なくなるでしょう。
『GANTZ:O』本予告
いよいよ 今週 金曜日からGANTZ:O公開です!漫画原作の理想の映画化の形を目撃して下さい! https://t.co/EJ6Ln6qJzG
— 奥 浩哉 (@hiroya_oku) 2016年10月10日
8.原作を読んでいる人、読んでいない人、それぞれに違った感動がある!
本作はシナリオも感動的に仕上がっています!ネタバレになるので一切詳細は書けませんが、原作マンガを読んでいる人と、読んでいない人、それぞれに“違った感動”があるのです!
おそらく、原作を読んでいる人にとっては、序盤から「あれ?おかしいぞ!」という“違和感”を得るのではないでしょうか。その違和感をぜひ覚えておくことをオススメします。これは原作を読んだ人だけの“特権”です。
原作を読んでいない人にとっても、登場人物の“反応”に注目してみると、気づけることがあるのではないでしょうか。自分は先に原作を読んでいたので、この“原作を読んでいない人”の感動が味わえないのがもどかしい!ああ!GANTZに記憶を消してもらいたい!
まとめ:とにかくヤバイ!これは2016年、新たに熱狂を呼ぶ映画になる!
試写会場で場内が明るくなった瞬間、本作を観た人たちからは(1人だけではない!)「ヤバイヤバイ!」という声が聞こえてきました。その通りで、本作を表すならば、どんな言葉よりも「ヤバイ!」が似合う、凄まじい興奮があるのです。
本作がいざ10月14日(金)に公開されれば、『シン・ゴジラ』や『君の名は。』と同じような熱狂が、ネット上に溢れかえるのではないでしょうか(いや、溢れかえる、と断言できます)。それくらいのスタッフの血のにじむような努力、原作へのリスペクト、エンターテインメントとしての“突き抜け”を感じるのです。
2016年は、『君の名は。』と『聲の形』が、どちらも違った形での大傑作のアニメ映画に仕上がっていましたが、この『GANTZ:O』もまた劇場で見逃すのは絶対に損である、新たなアニメ映画の到達点と断言します。超・オススメです!
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(文:ヒナタカ)
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