堺雅人×高畑充希、初共演で夫婦役に!三丁目の夕日チームが再集結
「三丁目の夕日」の西岸良平のベストセラー作品「鎌倉ものがたり」が、『ALWAYS 三丁目の夕日』チームにより、主演・堺雅人、ヒロイン・高畑充希で映画化されることが決定した。
山崎貴監督、最新作『DESTINY 鎌倉ものがたり』公開決定
鎌倉に住むミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに、年若い亜紀子(高畑充希)が嫁いでくる。しかし、この鎌倉という土地、何やらおかしい。そこここに人ならざる者がいるようなのだ。道を歩く正和と亜紀子の前をか河童か通り過ぎて心底驚く亜紀子に、正和は、「鎌倉は何千年も昔から妖気が溜りに溜まって、いろいろな怪奇現象が起こるけれどもここでは普通のこと、すぐに慣れる」と言ってのけるのだが……。一色先生は犯罪研究の腕を買われ、迷宮入りしそうな事件の折には鎌倉警察に協力している。何しろ魔物や幽霊も事件に関係するのだから、鎌倉の事件解決は一筋縄ではいかない。心霊捜査にも精通する一色先生は名探偵でもあった。ある日、大金持ちの殺人事件の捜査を依頼される一色先生。どうやら人間の仕業ではないようで……。古都鎌倉―ここは、人間だけでなく幽霊、物の怪、魔物に妖怪、神様、仏様、死神、貧乏神も住んでいる。魔界や黄泉の国のはざまで、生者と死者の様々な思いが交錯する都。鎌倉ビギナー・亜紀子の嫁入りで静かだった正和の生活が大きく変わってくのだった――
映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』は、累計発行部数900万部を超える西岸良平のベストセラー作品「鎌倉ものがたり」を、山崎貴監督をはじめとする『ALWAYS 三丁目の夕日』チームが再集結し映画化する作品。
西岸良平のロングセラーコミック「三丁目の夕日」をVFXを駆使し、昭和の懐かしい時代を再現し大ヒットに導いた山崎貴監督が、今回は「三丁目の夕日」と双壁をなす西岸氏の30年読み継がれたベストセラーコミックを実写映像化し、ファンタジー超大作に挑む。
主演をつとめるのは、NHK大河ドラマ「真田丸」での熱演も記憶に新しい、堺雅人。本作がNHK大河ドラマ後、初の撮影作品で、映画は、2013年『ひまわりと子犬の7日間』以来4年ぶりの出演となる。そして今回が山崎組へ初参加となる。本作では、鎌倉に住み普段から和装を好む、鉄道模型やプラモデル、骨董収集など多趣味なミステリー小説作家を演じる。
堺雅人演じる正和の年離れた妻・亜紀子役は、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主演や、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』のヒットも記憶に新しい高畑充希が演じる。堺雅人と高畑充希は、夫婦役として本作が初共演となる。
今回初出しとなる写真は、堺と高畑が演じる、一色夫妻が暮らす自宅前で撮影したもの。そして、堺、高畑の他にも堤真一、田中泯、國村隼、薬師丸ひろ子、三浦友和といった実力派、山崎組常連俳優から今回山崎組初出演となる、安藤サクラ、中村玉緒まで豪華キャストが集結する。
撮影は、1月23日よりクランクインし、4月中旬にクランクアップ予定で、2017年12月9日より全国東宝系にて公開となる。
今回の発表に併せて、各人のコメントがシネマズに到着している。
堺雅人/一色正和役
「真田丸」以来、一年半ぶりの撮影初日だったので、今日は新鮮な気持ちで臨みました。
いただいた台本を読んだ時、作品世界のあまりの豊かさに、なかなか全貌がつかめませんでした。
現場で監督の指示をよく聞いて、完成した映像を楽しみにしたいと思います。
今日一日撮影してみて、僕の演じる一色は、佇まい、熱中するところ、物腰の柔らかいところ、でも頑固なところなど、
山崎監督によく似ているなと思いました。これからの演技の参考にします。
素晴らしいキャスト、スタッフと共に、僕たちなりの「鎌倉」をつくっていければと思っています。どうぞご期待ください。
高畑充希/一色亜希子役
原作の中で、亜紀子が小学生に間違われるというエピソードがあるのですが、
私自身も20歳を越えてから小学生みたいだとからかわれたことがあり、亜紀子さんと通づるものを感じています。
そして、そんなチャーミングな役をいただけたことをとても嬉しく思っています。
テンポのよい掛け合いが多いので、先輩の役者さんたちとお芝居が出来ることにワクワクし、とても楽しみです。
「とと姉ちゃん」以来、1年半ぶりのクランクインだったのですごく緊張しましたが、全力でタックルしても受け止めてくれそうな堺さんの包容力に、いつしかすっかり安心しきってしまいました。
山崎貴監督/監督・脚本・VFX
西岸先生のもう一つの代表作である「鎌倉ものがたり」を映画化できることをとても喜んでいます。
この作品にはたくさんの魔物や幻想的な風景を登場させるつもりです。
そんな世界をまるで原作から抜け出して来たような堺さん、高畑さんの二人と一緒に心ゆくまで旅をしてこようと思っています。そしてその中で"本当に大切なもの"についての物語を紡いでいこうと思っています。乞うご期待!!
阿部秀司エグゼクティブプロデューサー
「鎌倉ものがたり」の映像化に向けて動き出したのは、2011年。
ちょうど「ALWAYS 三丁目の夕日’64」を撮影していた頃でした。
昭和とファンタジー、異なる題材ですが、
両作に共通しているのは、日本人が普遍的に持っている“懐かしさ”と“町と人の温かみ”だと思っています。
今、日本人が待ち望んでいる、この“懐かしさ”をお届けしたいと思っています。
昭和の街並みを完全再現した「ALWAYS 三丁目の夕日」から、
本作では誰も見たことのないはずなのに、懐かしい日本人の心に残る鎌倉の世界を山崎貴が描き出します。
ファンタジー、ミステリー、アドベンチャー、ラブストーリー、そして感動、エンターテインメントの最高峰になると思います。今から完成が待ち遠しいです。ご期待ください。
(C)2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会
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