ベビレ・渡邊璃生『時をかける少女』に思わず感情移入|ベイビーレイズJAPANのニワカ自己見 5限目
アイドル「ベイビーレイズJAPAN」と映画情報サイト「シネマズ by 松竹」が強力タッグ!映画とアイドルがコラボした“名作”を振り返る企画「ベイビーレイズJAPANのニワカ自己見」
この企画は、ベイビーレイズJAPANのメンバーから1人、先生役を担い、彼女たちが触れることが無かった、アイドル×映画の名作を鑑賞。“にわか仕込み”な先生=にわか先生になり、メンバーの1人を生徒役として、その作品の魅力ついて語るもの。
5回目となる今回は、ベイビーレイズJAPANのメンバーから“にわか先生”になるのは、“りおトン”こと渡邊璃生。そして、“でんちゃん”こと傳谷英里香が生徒役になります。果たして、今回のにわか先生の授業はどうなるのか?
※本記事は、ネタバレを多く含みます。ご注意ください。
アニメ版と実はつながっている?
渡邊:今回、私が観た映画は、原田知世さん主演の映画『時をかける少女』です。この作品は、大林宣彦監督の尾道三部作の第2作品目にあたる作品です。
傳谷:アニメ映画でも同じタイトルの作品あるよね!
渡邊:私たち世代だと、細田守監督のアニメーション作品のほうが馴染みあると思うんだけど、実は全く同じ話ではないんです。
傳谷:へー!違うんだ!
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渡邊:作品自体は、タイムリープが大きなテーマになっているのは同じ。だけど、登場するアイテムも違って、一番は時系列が違うの。アニメーション作品は、設定的には本作の後の世界のお話になっていて、主人公の和子ちゃんの姪っ子のお話なの。実際に、芳山和子という役名がアニメ版で叔母さんとして、登場するんだよ。
傳谷:え!そうなんだ!
渡邊:私も今回、教えてもらってビックリしました。そして、主人公である和子ちゃんを演じた原田知世さんが、すっごくすっごく嫌味の無い可愛さで、ラストには大人になった和子ちゃんも出てくるんだけど、それも本当に綺麗なの。
傳谷:ショートカットが、ボーイッシュとは違う方向性の可愛さだよね。
渡邊:うーん、透明感?というか、そういう感じ。本当に可愛いの。
三角関係にドキドキ
渡邊:主人公の和子ちゃんに、深町くん、吾郎ちゃんの2人の男の、計3人が物語の中心。この三角関係が観ていて、とてもドキドキできるんじゃないかなと思います。
傳谷:深町くんというのは、アニメでいうと千昭くんの役?
渡邊:そうそう、赤い髪のほうね。それで、この深町くんがラストあたりで、和子ちゃんと離れていかないといけない話になるんだけど、そこで本編内で度々出てくる「約束」という言葉とともに、1ヶ月ちょっとの時間だったけど、2人の間に絆が生まれたんだなっていうのが、とても魅力的に映りました。
本物のブルマーに感激!
渡邊:時代だからかもしれないけど、恋愛の描写でも、天使のオブジェにキスをさせるシーンとか、清純で、まさに青春という感じがとても良かったの。あと、個人的には和子ちゃんの制服がとてもかわいかった!
傳谷:普通の制服じゃないの?
渡邊:シンプルで、清潔感みたいなのがあって、まさに少女という感じ。あとは、体操着がブルマーだった!
傳谷:ブルマー!
渡邊:「これが本物のブルマーなんだ!」と思わず興奮した。それがめちゃくちゃかわいくて……。原田知世さんは、役とマッチしていて、純粋無垢というか、清純という言葉がぴったり合う女性だと思います。
“時をかけて”楽しめる作品
渡邊:特に印象に残ったのは、深町くんが和子ちゃんに重大な告白をするシーン。真実を話すと、それを和子ちゃんが「やめて!」と拒否するの。そのシーンを観ている時は、もう完全に感情移入しちゃって。
傳谷:和子ちゃんに?
渡邊:一番は、吾郎ちゃんかな(笑)
傳谷:はい!質問!アニメ映画と、この作品では大きく違うところってどこですか?
渡邊:うーん、一番は「恋愛観」かな。主人公の性格というか、キャラクター自体が結構違う。だから、恋愛映画として観たときに、その2つの違った恋愛観が、ベースの話が同じだけに、楽しめるポイントかも。
傳谷:その違いを探すというのも、楽しみ方の一つって感じ?
渡邊:うん。アニメしか観たことが無い人は、そういった楽しみ方はオススメ。それと、かつて観たことがあるという人は、それこそ懐かしい、純粋無垢な頃の気持ちに戻れる作品なんじゃないかなと思う。だから、どの年齢層が観ても、楽しめる作品だと思います。以上、今回の授業はこれまで!
傳谷:ありがとうございました!
■ベイビーレイズJAPAN、地上波レギュラー番組スタート!
テレビ東京「浅草ベビ9」毎週日曜 25:05〜25:35
下町ロケバラエティ番組!MCにはバイきんぐ 小峠&三四郎 小宮が登場!
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『時をかける少女』ちょびっと補足
大林宣彦監督、原田知世第1回主演映画『時をかける少女』は、1983年の夏休み映画として薬師丸ひろ子主演『探偵物語』と2本立公開されるや配収28億円の大ヒットとなりました。
この後、筒井康隆の同名原作を基に、1997年の角川春樹監督&中本奈奈主演の実写映画、2006年に細田守監督のアニメ映画、そして2010年にはそのアニメ版でヒロイン芳山和子の声を務めた仲里依紗主演の実写映画が谷口正晃監督のメガホンで製作されています。
1997年版は原作が書かれた年を舞台設定とし、実はこちらがオリジナルなのだと言わんばかりの意気込みを示し、2005年版は渡邊先生の授業でも語られているように1983年版の続編的色合いを盛り込み、2010年版もヒロインは芳山和子の娘という設定で、原作が初めて映像化(72年のNHK少年ドラマシリーズ『タイムトラベラー』『続タイムトラベラー』)された70年代へタイムリープします。
それにしても渡辺先生、ブルマーに着目するあたりはナイスでした!(当時の女子の体育着はそれが当たり前でしたので、言われて初めて納得!?)
(by増當竜也)
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出演:ベイビーレイズJAPAN 渡邊璃生&傳谷英里香
企画・構成 黒宮丈治/写真・HIRO SATO/監修・増當竜也
協力(メガネ):T.G.C. Tokyo Glass Company http://www.tgc-shops.com/
ベイビーレイズJAPAN13thシングル発売決定!
2017年5月24日(水)発売
ベイビーレイズJAPAN 13thシングル「バキバキ」
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ベイビーレイズJAPAN 野外ワンマン3連戦
第二戦@稲毛海浜公園野外音楽堂
"晴れも!雨も!大好き!!"海辺で有頂天バカンス
2017年6月24日(土)開演13:00
第2次ファンクラブ先行受付:5/3(水)18:00-5/16(火)23:59
チケット:通常4,500円(税込)/写真集付き8,900円(税込)
http://www.lespros.co.jp/special/babyraids/yaon/2017/
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