アクション、ヌード、坊主まで!シャーリーズ・セロンて最強女優じゃない?

僕みたい人間が今更言う事ではないんですけど、 シャーリーズ・セロンって最強の女優じゃないでしょうか?現在公開中の『ワイルド・スピード ICE BREAK』でもかなりの存在感で最強の女優っぷりを見せつけてくれています。



(C)Universal Pictures


あの女優としてのモチベーションはどこから来るのか?

ある時は『イーオン・フラックス』で格好いいアクションをし、またある時は『モンスター』では激太りし醜い殺人者役の女でヌードを披露して、さらに『マッドマックス怒りのデス・ロード』では坊主にしておでこ真っ黒の油塗った片腕の戦士。

幅広すぎるでしょ?身体張り過ぎでしょ?

マッドマックス 怒りのデス・ロード


(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED


日本の役者で言うと誰になりますか?
ケビンスペイシーだったら小日向文世さん!ハーヴェイカイテルさんなら西岡徳馬さん!って言えるように( 僕が勝手に言ってるだけ。異論は認めます)誰とも言い難くないですか?日本にはいない存在。

それくらい腹座ってる。監督の要望を3倍にして返してきそう。

(ただ『マッドマックス』の撮影中、キャラについて監督に坊主の案など自ら提案してたら「 いいじゃん!!じゃあそのキャラなら腋毛も生やそう!」って言われて、さすがにそれは拒否した話好きです)

そんな中観た「ダークプレイス」


ダーク・プレイス(字幕版)



『ゴーン・ガール』の原作者ギリアン・フリンの小説「冥闇」を映画化。1985年、カンザスの田舎町で母親とその娘2人が惨殺される事件が発生。生き残った8歳の末娘リビー(シャーリーズセロン)の証言により15歳の兄ベンが逮捕され、ベンは終身刑を言い渡された。

全米から注目を浴びた事件のせいで親戚の家を転々とすることにな ったリビーは、やがて自嘲的で無気力な人間になっていく。そして時は流れ、リビーが31歳になったある日、有名事件の真相を語り合う「殺人クラブ」からの招待状が届く。

生活費に困っていたリビーは謝礼金を目当てに、これまで決して振り返ろうとしなかった忌まわしい事件の真相を探りはじめる。共演に『キック・アス』のクロエ・グレース・ モレッツ。監督・脚本は『サラの鍵』のジル・パケ=ブレネール。

天井まで上がってるシャーリーズ・セロンのハードル


『ゴーンガール』 の原作者の作品とあってサスペンスとして非常に面白かった。「アメリカの農業恐慌がどんなものかわからない」という指摘もあるがまあそんな事は「まあそんな事あったのね」として目をつむれる。

ただ、僕が思うのはやはりこれ。
最強のシャーリーズ・セロンならばもう少し体張りたかったんではないか?という事。

過去の事件のお金で生活するクズ女。
事件の真相知りたいという若者から金ふんだくるクズ女。

そんなクズ女が……綺麗……なんで?

「いや綺麗って事もあるだろう」という声も聞こえてきます。

しかし、こっちはセロンの株価が高騰しまくってるので期待しちゃう。

残虐な事件の被害者が世間から忘れ去られて行く…… そして働く意欲も技術もない中年の女……金金金……金欲しい……

これだけ僕たちを並外れた女優魂で見せつけたセロンならどん底の 女をやってくれるはず……そうハードルを上げずにはいれない。

『モンスター』のアイリーンとまでは行かないまでも、 顔にシミいくつか入れるなり、背中の肉いれるなりしてほしい。

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その方が胸ギューンなる。切ない女が追い求める真相。真実を知って新しい道が開ける。でも無職。 その方がリアルと思ってしまうのは僕だけでしょうか?

だって……だって……シャーリーズ・セロンなら体にいい感じでシミを浮かび上がらせる事、できますよね?

僕は信じてます。

シャーリーズ・セロンなら体の部位ごとに太らせる事できるんでしょう?

違うんですか?

なんだったら僕はシャーリーズ・セロンなら特殊メイク無しにちょっとした角くらいなら生やせると思ってる。

そう。シャーリーズ・セロンに耐性がついてしまって、最大限までハードルをあげる事に慣れてしまっているのだ。観客として甘えまくっている。

いわば女版のデニーロなのだ。いやそれ以上かもしれない。

そして醜い役を演じた後は1週間もあれば金髪超絶美女に変身して、CUTあたりの表紙バーン!と飾って映画の宣伝するのだ。

最強無敵女優シャーリーズ・セロン。

大好きシャーリーズ・セロン。

セロンはこれからも僕たちの天井を押し上げてくれ続けるだろう。

PS:『イーオン・ フラックス』のストーリーはさておきビジュアルは『アンダーワールド』のケイト・ベッキンセールよりイケてる。断然セロン派!!

(文:南川聡史)

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