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2017-05-21

その他

まるで『君の名は。』? 特撮作品ではこんなキャラたちが入れ替わっていた!

君の名は。 メイン

(C)2016「君の名は。」製作委員会


【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会<第3回>】
昨年大ヒット2016年の興行収入はぶっちぎりでナンバーワン、そのヒットは社会現象にもなり、海外でもヒットを飛ばし続けている作品と言えば、いまやほとんどの日本人が答えることができるはず、そう『君の名は。』です。

これまでの、体が入れ替わるという手法を逆手にとって、時間軸をずらすことでストーリーに広がりを持たせ、斬新で魅力的な作品になったのは周知の通り。

この入れ替わる手法を取り入れた作品で最も有名なのは、1982年の映画『転校生』。

『君の名は。』がヒットしたことで改めて転校生を見てみた人も多いんじゃないでしょうか。




『転校生』を見直すのもいいんですが、実は特撮作品でも、入れ替わる手法を取り入れているものをいくつかの作品の中で見ることができます。

これから紹介する入れ替わり回は、作品自体を知らなくても楽しめると思うので、まだ特撮に触れたことのない方も、ぜひ試しに見てみてください。

入れ替わる特撮作品なんですが、圧倒的にスーパー戦隊シリーズに多いです。

この入れ替わり回は実は特撮ファンの密かな楽しみとなってます。

每作品必ずあるわけではないのでその回が来た時にはかなり興奮してしまいますし

今回はどんなパターンで入れ替わってくれるんだろうとワクワクしたりもします。

戦隊のメンバー同士が入れ替わるパターン





メンバー同士が入れ替わるパターンというのは、実は演じる役者さんの力量がかなり問われます。入れ替わるということは相手のキャラクターになりきらないといけないわけですが、弱気なキャラでずっと演じてたのに、急に強気なキャラを演じなければいけなかったり、またその逆も然りです。

しかも、入れ替わり相手を演じる俳優が、しばらくかけて作り上げてきたキャラクターの癖や仕草、喋り方もコピーしないと、見てる方は冷めてしまいます。

さらに性別も入れ替わるパターンが多いんですが、ここで難しいのが、男性俳優が女性キャラと入れ替わった時に、オネエに見えてはいけないという点です。

そこでしっかり女性になっていないとこれもまた冷めてしまいます。しかしこれがうまくいってると本当に入れ替わってると錯覚してしまうから不思議です。

それをしっかり演じ成功させているのが

スーパー戦隊シリーズ35作目『海賊戦隊ゴーカイジャー』27話「いつもより豪快なチェンジ」

普段は気弱な戦士・ゴーカイグリーンとめちゃめちゃ気の強い女性戦士・ゴーカイイエローが怪人のせいで入れ替わってしまいます。この回は、いつも頼りないはずのグリーンが、まぁかっこいいんです。

変身後のアクションも見事に入れ替わってて、非常に楽しい回でした。



『魔法戦隊マジレンジャー』39話「あべこべ姉弟」では熱血な末っ子のレッドと姉でデートが好きなピンクが、『爆竜戦隊アバレンジャー』27話「アバレッドはアバレブルー」では子供大好きな優しいレッドと感情出さないクールなブルーが入れ替わり、とても楽しませてくれます。




ちなみに僕の記憶の内で戦隊の入れ替わり回の元祖だと思うのは、1990年に放映されていた『地球戦隊ファイブマン』36話「双子大作戦」でのブラックとイエローの入れ替わりだったと思います。

戦隊のメンバーと敵が入れ替わるパターン




入れ替わるのはメンバー同士だけではありません。

敵とだって入れ替わります。

『特捜戦隊デカレンジャー』19話「フェイクブルー」では宇宙の犯罪者、ウージョン星人とブルーが入れ替えられてしまい、基地が敵に乗っ取られそうになります。

入れ替わり回はギャグ路線になりがちなんですが、おちゃらけ無しの新鮮さはかなり衝撃的でした。

他のパターンでいうと、敵すらも予期せず入れ替わってしまうケースもあります。




『炎神戦隊ゴーオンジャー』12話「走輔バンキ!?」では、敵の攻撃の雷によって偶然入れ替わってしまったり、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』37話「美女がサイマ獣!?」では、転校生ばりに階段から転げ落ちて、敵とレッドのお見合い相手が入れ替わるというトリッキーなパターンも見られます。




『烈車戦隊トッキュウジャー』21話「花嫁は逃走中」は、味方も入れ替わるし、敵も入れ替わります。「トッキュウジャー」の前作にあたる『獣電戦隊キョウリュウジャー』37話「リベンジ!ゆうれいでーぼすぐん」では、誰が誰かわからなくなるほど、とにかくシャッフルしまくります。

これだけ挙げてみましたが、ひとつとして同じ展開がないことに本当に驚いています。

しかし、どれも共通して言えることは、入れ替わりが解けて元の体に戻った時、胸が熱くなり子供さながらにテンションが上がってしまうということです。

あの手この手で見せ方を変えているこの入れ替わり回、ぜひ今までのものも確認しつつ、今後の作品でも注目して見てみてください。

(文:オジンオズボーン・篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
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