特撮向上委員会
『仮面ライダーエグゼイド』は必見!「タイバニ」&「まどマギ」と仮面ライダーの共通点とは?
『仮面ライダーエグゼイド』は必見!「タイバニ」&「まどマギ」と仮面ライダーの共通点とは?
【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会<第4回>】
先日、とある番組で日本のアニメの人気ベスト100が発表され話題を呼びました。
そこで1位になっていた作品は、
『TIGER & BUNNY』
社会現象にもなった「タイバニ」は、もはや説明不要。
ヒーローのアニメということで、僕にとってもたまらない内容だったんですが、僕なんかが魅力を語るより、よっぽどアツく語ってる方が山ほどいらっしゃるので、そちらをご参照ください。
2位に「タイバニ」の映画をはさみまして、3位にランクインしていたのが、
『魔法少女まどか☆マギカ』
この作品も、とにかく当時からめちゃくちゃ面白いと評判の作品で、僕も相当な衝撃を受けたんですが、こちらも僕なんかが魅力を語るより、よっぽどアツく語ってる方が山ほどいらっしゃるので、そちらをご参照ください。
そうなんです。僕アニメは特撮ほどアツく語れないんです。
「タイバニ」も、全部見たのは話題になってからだいぶ経った後でしたし、
「まどマギ」も当時、面白いよって山ほどオススメしてもらったのに、絵が可愛すぎるからか勝手に敬遠してしまい、周りの熱がおさまってから見るハメになってしまいました。
なのでまだ見てない人に偉そうにオススメできる立場ではないんです。
では今回何が言いたいのかというと
『TIGER & BUNNY』の脚本を担当されてる方も、『魔法少女まどか☆マギカ』の脚本を担当されてる方も、特撮にどっぷり関わってるということです。
『魔法少女まどか☆マギカ』の脚本家が手がけたライダーは?
まず『魔法少女まどか☆マギカ』の脚本を書かれているのは、虚淵玄さん。
このお方、なんと「まどマギ」の2年後の2013年に、平成ライダーシリーズの記念すべき15作目『仮面ライダー鎧武/ガイム』のメインライターを務められてるんです。
「まどマギ」のテイストでライダーを書いたらどうなるんだ、と放映開始する前から話題になってました。
(ちなみに上記の通り、「まどマギ」のテイストをこの時点では知らなかったため、「まどマギ」のテイストを知ったかぶりして、その場の話題に合わせつつ、ここのタイミングで急いで全話を見ました。)
この頃の仮面ライダーは平成ライダーシリーズの第2期と言われていて、安定した人気を誇っていたんですが、第1期と比べると、うっすらですがマンネリのようなものを感じてるファンもおり、その空気を打破するために虚淵さんが起用されたとのこと。
「鎧武」は始まってすぐは戸惑うシーンがいくつかあったものの、回が進むごとにシリアスでハードな雰囲気になっていき、それと比例して壮大さを増していくストーリーで、見事マンネリを打破。平成ライダー第1期特有のワクワク感も取り戻してくれ、かつ、新しいライダー像も見せてくれました。
『TIGER & BUNNY』脚本家が描く『仮面ライダーエグゼイド』
続いて『TIGER & BUNNY』。
「タイバニ」で脚本を数本担当された高橋悠也さんという方が、なんと、現在絶賛放送中の『仮面ライダーエグゼイド』のメインライターを務められてるんです。
この「エグゼイド」というライダーは、目玉があるマスクでかなり物議を醸したんですが、始まってみると、まぁめちゃくちゃ面白い。
毎週毎週、次の回を楽しみに1週間を送れる作品は本当に久しぶりなんですが、僕はこの幸せを近年ずっと待ってました。
些細なところも実は伏線になってたりする繊細さや、大きな見所が次々とやってきて、先の展開を予想することができないほど興奮させられてしまうこの作品。
まだ1クールも残ってるんで、急いで1話から見て、追いついてオンエアを楽しんでいただきたい。
「東映特撮ファンクラブ」というアプリで見れるんで、もしよかったら是非一気見してみてください。
間違いなく、平成シリーズを代表するライダー作品になると、すでに僕は確信しています。
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(文:オジンオズボーン・篠宮暁)
【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
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