(C)2017「兄こま」製作委員会 (C)夜神里奈／小学館

2017年6月30日（金）より、映画『兄に愛されすぎて困ってます』が公開になりました。

ヒロインとして主演を務めたのは土屋太鳳さん。可愛らしくて、この映画でしか見られない場面もたくさんあり堪能できますが、「兄こま」といえばその魅力はやはり“兄系（あにけい）イケメンズ”。

映画公開に先駆けて放送されていたドラマに続き、本編でも大活躍だったイケメンズたち。

「シネマズ女子部」第12回では、兄系イケメンズポイントと、それぞれの俳優さんの魅力を語ります！

芹川高嶺役・千葉雄大

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＜兄系イケメンポイント＞

＊医者なのに、現実離れした口説き方
＊せとかに、「お兄とは血が繋がっていない」と思わず声を荒げてしまう部分
＊最後のイケメンすぎる身の引き方

千葉雄大さん演じた芹川高嶺（せりかわ　たかね）は、せとかの初恋の相手で、可愛らしい見た目に反して超ドS。それに加え医者で秀才な一面もあります。

タイトルからもおおよそ想像がついていたとは思うのですが、ヒロインのせとかは「兄に愛されすぎて」しまうので、高嶺は最終的には身を引くことに・・・。

ネタバレになってしまうので「身を引く場面」を詳しくは書けないのですが、これ以上の正解はないであろう、芹川高嶺でした。それほどお芝居が素敵です。

とくに、涙は流れないけれど、泣く演技がとっっっても素晴らしいのです。

ちなみに、ここぞ！という場面での千葉さんのお芝居は、いつも際立っています。『殿、利息でござる』や『ReLIFE リライフ』、まだ劇場でも見られる『帝一の國』などでも、ぜひ注目してみてください。

美丘千秋役・草川拓弥

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＜兄系イケメンポイント＞

＊（ドラマ）「女の子を落とすっ、ゲーム」の表情&仕草
＊美丘千秋の浴衣姿×愛犬ショコラ
＊せとかに振られてうっすらと涙を浮かべるシーン

「超特急」というグループで、音楽活動を中心に行っている草川さん。とはいえ、テレビドラマや映画への出演も豊富です。

今回は、「恋愛はゲームだ」と言い切るドライな考えを持ちながらも、せとかに本気で恋をする男子高校生・美丘千秋を演じました。

どちらかというとドラマ版での出演が多く、映画の後半には登場しないのが残念です。しかしその中でも、愛犬・ショコラを手なずけ、しっかりとした自意識を持った高校生を演じていらっしゃいました。

「兄こま」をきっかけに俳優としての草川さんのファンになったかたも多いのでは？

芹川国光役・杉野遥亮（ようすけ）

＜兄系イケメンポイント＞

＊“兄系”というより、“弟系”
＊兄・高嶺とのコミカルな掛け合い
＊映画終盤、男らしくがんばった！！！

彗星の如く現れた、杉野遥亮。だれ？ 名前なんて読むの？ という感じかもしれません。

2015年12月から、男性ファッション誌『FINEBOYS』で専属モデルを務め、2016年の連続ドラマ『地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子』で俳優デビューしました。

・・・にも関わらず、今年は3本の映画に出演が決まっており、「兄こま」は『キセキ-あの日のソビト-』に次ぐ2本目です。そして、2017年11月25日（土）公開予定の『覆面系ノイズ』に出演が決まっています。

1995年生まれの現在21歳。これからの活躍が楽しみです。

剣道部の鈴木役・神尾楓珠（ふうじゅ）

＜兄系イケメンポイント＞

＊どちらかというと“弟系”？
＊“お兄”にビビる可愛らしい部分アリ
＊剣道シーンはばっちりイケメン！

杉野くんよりもまださらに若い1999年生まれ。神尾くんも期待の新星といえるかもしれません。2015年の24時間テレビ内のドラマ『母さん、俺は大丈夫』に出演していました。

「兄こま」では、ドラマと映画ともにセリフもあり、数シーンに登場します。今ドキな風貌で、リアル男子高校生とあって、他のキャストに比べると初々しい感じがありますが、剣道着姿は凛々しかったです。「神尾くんが気になる！」という方は、今から注目しておきたいですね。

橘はるか役・片寄（かたよせ）涼太

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＜兄系イケメンポイント＞

＊身を呈してせとかを守る、からの入浴シーン
＊・・・からの、バックハグ！！
＊「兄」ではなく「男」としてのラストシーン

「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバー（ボーカル）として活躍している片寄さん。大阪府出身とあって、「ナニワのBaby Face」とも言われているのだそうです。

2014年の連続ドラマ『GTO』で初めての演技に挑戦して以来、2度目のお芝居になります。

2度目のお芝居にして、ヒロインの相手・橘はるか役！

少女漫画原作らしい素敵なシーンもありますが、注目したいのは、兄妹の関係を保ちながらも、せとか(妹)に恋をするという、心が揺らぐシーン。妹よりも先に、血が繋がっていないという事実を知っているため（ドラマ部分）、お兄としての苦悩と、ひとりの恋をする男子高校生としての苦悩の両方が垣間見られます。

とにかく、どこまでも、せとか想いな“お兄”を演じた片寄さんにキュンキュンしてしまいます。これはもう、劇場で確認していただくしかありませんっ！

ドラマを観てからの鑑賞がおすすめ！

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映画だけでも胸キュンなシーンがたくさんあるので、十分楽しめるのですが、ストーリーをじっくり味わうには、ドラマからご覧頂いた方が、わかりやすく、断然感情移入もしやすい作りになっています。

ドラマはhuluでいつでも観られますので、まだ観ていないという方は、ぜひドラマを楽しんでから劇場に足を運んでみてください。ドラマは、1話あたり23分程度、全5話と見やすいボリュームです。

大画面で兄系イケメンズを堪能できる絶好のチャンスをお見逃しなく！

（文：kamito努）

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