【映像】ようこそ、刑務所内の“リアルファイト”へ!

実在の刑務所で撮影したプリズンムービー『ブラッド・スローン』より、本物のギャングをエキストラとして起用した迫力ある乱闘場面を収めた本編一部映像が解禁となった。

これが米・刑務所内のガチ乱闘だ!


ブラッド・スローン



エリートコースを歩み順風満帆な人生を送っていたジェイコブ(ニコライ・コスター=ワルドー)。ふとした事故を起こしたことで監獄に収容され、人生が一変する。収容された監獄は、殺し合いの抗争渦巻く暴力が支配する世界だった……。この酷薄無情の悪の世界で生き抜く術はただひとつ、“殺られる前に殺る”。男は体を鍛え全身凶器と化して、熾烈な抗争に立ち向かう――

ブラッド・スローン サブ4



映画『ブラッド・スローン』は、エリートコースを歩んでいたが、ある事故をきっかけに監獄に収容され、殺し合いの抗争渦巻く暴力が支配する世界で立ち向かう男の姿を描いた作品。本作は、『ジェーン・ドウの解剖』『アイム・ノット・シリアルキラー』に続く松竹エクストリームセレクションの第3弾として日本公開される。

主演は、『ゲーム・オブ・スローンズ』で一躍脚光を浴び、昨年『キング・オブ・エジプト』でセクシーな叔父を演じたニコライ・コスター=ワルドー。そして『POWER/パワー』のオマリ・ハードウィック、『ウォーキング・デッド』のジョン・バーンサル、『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』のジェフリー・ドノヴァンといったアメリカのヒットドラマで人気を獲得しているワイルドかつ狂暴な俳優陣が脇を固める。メガホンをとるのは、クライム・サスペンス映画の名手として知られる『プリズン・サバイブ』『オーバードライヴ』のリック・ローマン・ウォー監督。

このたび本作から、ニコライ演じる主人公のジェイコブが所属する、白人ギャング“アーリアン・ブラザーフッド(AB)”と黒人ギャングが衝 突する乱闘場面を収めた本編一部映像が解禁となった。

ブラッド・スローン サブ2



映像は、ジェフリー・ドノヴァン演じるABのボス、ボトルズに指示されると、囚人たちは各々武器の準備を始め、合図とともに乱闘がスタート。看守たちが催涙弾を打ち込みむが、双方手を止めることなく激しい乱闘が繰り広げられる。この場面では、130人を超える俳優とエキストラたちが一斉に殴り合っており、『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』や『ジャスティス・リーグ』でスタント・コーディネーターを務めているフレディ・ブーシゲスによると、撮影は困難を極めたという。

中でも、フレディがこの場面で こだわったのは、動きを過剰に演出するのではなく、より自然で感覚的な格闘スタイルを実施することだったそうで、できるだけ画面をリアルに見せるために、囚人役の俳優には、ボクシング、キックボクシング、レスリング、柔道、総合格闘技の強者たちを起用。さらに、エキストラとし て前科持ちの犯罪者や本物のギャングのメンバーも加え、彼らがボールペンやナイフ、シヴとよばれている刑務所内で作られる粗末な刃物 いった武器を手にして乱闘場面は、リアルすぎて目を背けたくなるほど。

ブラッド・スローン サブ3



本作が撮影された場所は、実際に凄惨な暴動が起きた刑務所として知られているサンタフェのオールド・メイン刑務所。この暴動は、アメリカ史上稀に見る凶悪なものであり、33人の受刑者が殺害され、200人以上が負傷したと記録されている。しかし、多くの遺体が混乱の最中に焼かれたり、バラバラにされた為、実際の死者数はわかっていないというもので、本作で描かれた乱闘シーンは、まさにそれを彷彿とさせる。

映画『ブラッド・スローン』は2017年9月30日(土)より、新宿シネマカリテ他にて全国順次公開。



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