映画コラム

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2018年04月18日

エロ過ぎて笑ってしまう新たな感覚。松坂桃李の腰が心配になる『娼年』

エロ過ぎて笑ってしまう新たな感覚。松坂桃李の腰が心配になる『娼年』



濡れ場で初めて俳優が心配になった。




(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会


そしてだんだんおじちゃんは心配になってくる。

松坂桃李の腰。

正味この映画の4分の1くらいは腰振ってるんじゃないか?

手でするスピードも速い(観た人はわかりますよね?)

その中にさらにスパートかける腰もあり、もう俳優という名のアスリート。

初めて観た。映画の中で1人の相手の濡れ場で体位を3回以上変えるのを。

恥じらいを見せながら対応する、女優さんたちの凄みも感服。

もはや桃李さんのセックスパターンの披露会なのである。

男性のセックスパターンなど高々しれてる。自分のパターンなんて大体1種類だ。

そのパターンをストーリーとは別に、スクリーンで全公開するのだ。

ああ。桃李さんてこんなセックスなんだね。

そう思ってもいいだろう。

女性からしたらたまらないのではないか。

エンドロールが終わり明るくなるとニヤける男性、火照った顔の女性だらけだった。

根性と根性のぶつかり合い。渾身の一作でございますね。

仕方ないのかもしれませんが、欲を言えば一般的な目線であまり綺麗でない女優さんが出るのもアリでしたね。

いやはや皆様、是非劇場で。

(文:南川聡史)

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