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2020年までに知っておきたい!まだ見ぬ日本文化に触れられる映画特集
2020年までに知っておきたい!まだ見ぬ日本文化に触れられる映画特集
7月14日(土)公開の映画『ピース・ニッポン』は、まだ見ぬ日本の絶景や精神性を学ぶことができる作品となっている。日本人であってもなかなか知ることのないこの国の文化を再認識するために、2020年五輪が近づく今、まだ見ぬ様々な日本文化に触れられる映画をまとめて紹介する。
『ピース・ニッポン』 7月14日(土)公開
(C)2018 PEACE NIPPON PROJECT LLC
ナビゲーター:小泉今日子 東出昌大
監督:中野裕之
日本の精神と絶景がつまった、日本の“ベスト盤”がついに完成
本作は8年の歳月をかけてその瞬間を追い求め、全国47都道府県・200箇所以上で撮影された映像を厳選し、4K解像度で映画化。ドローンなどの最新の映像技術を活用したダイナミックな映像に驚くこと間違いなし!さらに絶景のみでなく、宗教や自然にルーツをもつ日本人の精神の歴史にもフォーカスしている。壮大でドラマチックな111分は、まさに日本の“ベスト盤”とも言える。
『あん』
出演: 樹木希林 永瀬正敏 内田伽羅 ほか
監督: 河瀬直美
名優の共演。和菓子の命“あん”作りをテーマにした、感動作
第68回カンヌ国際映画祭・「ある視点」部門に出品、オープニング上映作品として選出された本作は、日本人なら誰もが口にしたことのある和菓子の命とも言える“あん”を取り上げています。50年あんを作り続けた女(樹木希林)と、どら焼き屋で雇われ店長として働く男(永瀬正敏)を描く。作品の中では、日本で昔から難病とされてきた「ハンセン病」も扱われており、日本の人権問題や差別意識などを知ることもできる。
『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』
出演:染谷将太 長澤まさみ 伊藤英明 ほか
監督:矢口史靖
都会の文化だけが日本じゃない。衰退しつつある日本古来の林業を描く
三浦しをんのベストセラー小説「神去なあなあ日常」を映画化した青春ドラマ。大学受験に失敗し高校卒業後の進路も決まっていない主人公(染谷将太)が、1年間の林業研修プログラムに参加することになったことで始まる奮闘劇を描く。森林資源が豊富な日本だが、木材の自給率はなんと約3割。衰退しつつある日本伝統の林業を学ぶことができる作品。
『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』
監督:遠藤尚太郎
まさに“日本の台所”。知られざる築地の姿に迫ったドキュメンタリー
80年の歴史をもつ<築地市場>。世界が注目する日本の食文化の集積地、その知られざる世界を描く。移転問題で多くメディアに取り上げられることとなったが、その実態を知る日本人は実は少ないのが現実。
日本の台所ともいえるこの場所を、一般人が普段入ることのできない市場内にまで潜入して撮影し、築地に関わる人々の膨大なインタビュー映像からその真の姿を紐解いていく。世界が認める築地の魅力を存分に味わうことのできる唯一無二の一本。
『おくりびと』
出演:本木雅弘 広末涼子 山崎努 峰岸徹 余貴美子 吉行和子 笹野高史 ほか
監督:矢口史靖
日本人特有の“死生観“を学ぶ。アカデミー賞受賞作品
あるきっかけで遺体を棺に納める“納棺師=おくりびと”となった男が、その職を通じて触れた周囲の人々に影響を受けながら成長していく姿を描いた感動作。本作は死後の世界に対する日本人の考え方を深く学ぶことができる。生きるとはどうゆうことは、死ぬとはどういうことなのか、文化や宗教で大きく異なる死生観を、“おくりびと”という視点から繊細に映し出す。海外からの評価も高く、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞。
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