2018年07月10日

吉沢亮はこんなに凄い!この夏の大活躍ぶりとその前兆を語る!

吉沢亮はこんなに凄い!この夏の大活躍ぶりとその前兆を語る!



ドラマ「GIVER 復讐の贈与者」より 


  ©「GIVER 復讐の贈与者」製作委員会


昨年ごろから、吉沢亮さんのブレイクを予感していた人はいたと思いますが、まさかこれほど出演作が続くとは!

今年はCM5社にも起用され、映画は主演2作品を含む8作品が公開されます。そのうえ7月クールの連続ドラマでは主演を含む2作品を掛け持つというまさに”出ずっぱり”の状態です。

映画『オオカミ少女と黒王子』(2016)、『リバーズエッジ』(2018)で共演した女優・二階堂ふみさんから「平成のアラン・ドロンのような輝きがある」と賞賛されてた通り、イケメンという言葉がぴったりな顔立ちを生かしてラブストーリーに出演することもあれば、悪役を演じたり、着ぐるみを着て愛らしい姿を見せたり・・・。

24歳にしてここまで得意なお芝居のジャンルが豊富とは、驚かされます。シネマズでは昨年も吉沢さんを特集しています(コチラ)が、この1年の活躍を中心に、改めて吉沢亮さんの魅力に迫りたいと思います。

漫画原作の『銀魂』、『斉木楠雄のΨ難』を経て『BLEACH』へ


昨年公開された『銀魂』の続編でもある『銀魂2 掟は破るためにそこにある』(2018年8月17日公開)にも同じ沖田総悟役での出演が発表されています。



映画 『銀魂2 掟は破るためにこそある』より


©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会  


昨年の映画『銀魂』では、カブトムシの着ぐるみ姿で登場。このカブト狩りは原作でも人気の場面。ビジュアルもばっちり寄せていながら、実写ならではのシュールさが加わって、着ぐるみ姿の吉沢さんを観ただけてクスッと笑えるシーンになっています。その後も、終始”スン”とした佇まいで場面ごとの笑いには加わらないものの、たまに毒を吐き出すキャラクター性が効いていました。

『斉木楠雄のΨ難』でも中二病をさらにこじらせたようなキャラクターである海藤瞬を演じ、全身全霊でお芝居している様子が面白さを倍増させていました。イケメンの吉沢さんが演じるからこそ中二病らしい”イタさ”が際立っていて、吉沢さんにとっても新境地となった作品ではないでしょうか。

映画 『斉木楠雄のΨ難』より


斉木楠雄のѰ難 吉沢亮 海藤瞬


映画『斉木楠雄のΨ難』より 


(C)麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会 


どちらも、楽しんで全力でお芝居をしていることがキャラクターから伝わってくるからこそ、作品の面白さに加えて、観ていて爽快な気分にもさせてくれます。ここまで振り切った役ができるとは、意外な部分を垣間観た2作品でした。

2018年7月20日(金)に公開される福士蒼汰さん主演の映画『BLEACH』では、福士さん演じる黒崎一護のクラスメイトでありながら、ライバル心も燃やす石田雨竜を熱演。一護と共闘するシーンもあるとのことで、この夏一番アツいアクションシーンが観られそう。



映画『BLEACH』より 


 ©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会


吉沢さんは「仮面ライダーフォーゼ」でライダーを演じていた経験もあり、『銀魂』や『斉木楠雄のΨ難』に限らず、全身を使ってお芝居をしたり、アクションシーンの経験もありますが、『BLEACH』では、これまでとは一味違うガチバトルに期待したいところです。

それに加えて吉沢さんは、漫画から実写化への再現度の高さが抜きん出ているので、『BLEACH』でもビジュアル面は安心できそうですね。

ネガティブで弱々しいキャラクターから猫までも演じる


いまだかつて、動物の役を演じたイケメン俳優がいたのかどうか定かではありませんが、6月23日に公開された映画『猫は抱くもの』では猫の良男役に挑戦。



映画『猫は抱くもの』より


©2018「猫は抱くもの」製作委員会 


厳密にいえば、良男は「自分を人間だと思い込んでいる猫」なので、吉沢さんも人間の姿で演じたのですが、青みがかった髪に、グレーと白のボーダーのセーター、ピンク色のパンツというスタイルで、終始、ありそうでない奇抜なファッションでした。
とはいえ猫なので、沢尻エリカさん演じる元アイドルの沙織に懐いて甘えたりする場面もあって、吉沢さんの可愛らしさが爆発しています。

登場シーンはそれほど多くないのですが、デレデレと甘える部分がある一方で、素直で実直な気持ちを目で語っていて、猫の特徴をよく掴んでいた、ほんとうに”猫らしい”演技でした。

“猫”に限らず、可愛らしく、どこか弱さのある役も、吉沢さんの得意なお芝居ではないかと思います。映画『オオカミ少女と黒王子』で演じた高校生も、ネガティブでうつむきがちでした。主人公のエリカ(二階堂ふみ)に惹かれて、勇気を振り絞った行動もありましたが、全体的には引っ込み思案なキャラクターでした。

オオカミ少女と黒王子


『オオカミ少女と黒王子』より 


10月5日(金)に公開される『あのコの、トリコ。』も地味で冴えないメガネ男子を演じています。


映画『あのコの、トリコ。』より 


(C)2018 白石ユキ/小学館・「あのコの、トリコ。」製作委員会 


”あのコ”のトリコになることで、かっこよく変貌し、成長する姿を描きます。吉沢さん演じる頼は俳優を目指すことになるので、最高にかっこ良い場面とのギャップにも期待できそうですが、「オオカミ少女」以来のメガネが似合う穏やかな吉沢さん再来で、嬉しさもありますね。

『トモダチゲーム』の冷めた高校生から冷徹な副業代行「GIVER」へ


アクションもコメディもできて、イケメンを封印したおとなしいキャラクターもできるとなると、これ以上ないのでは!? と思ってしまいますが、吉沢さんのドSな悪役も素晴らしいです。

『ぼくが処刑される未来』(2012)で頭の切れるキャラクターを演じていましたし、連続ドラマを経て公開された映画『LAST COP THE MOVIE』(2017)では、映画オリジナルのキャラクターとしてクールな悪役で出演していました。

ラストコップ THE MOVIE


映画『LAST COP THE MOVIE』より 


ただ、やはりドSで冷徹なキャラクターが際立っていたのは吉沢さんが主演を務めた「トモダチゲーム」シリーズではないでしょうか。映画公開前に放送されたドラマ(全4回)では、仲の良いクラスメイトとともに難題に挑もうとする様子もありましたが、劇場版『トモダチゲーム』、『FINAL』と進むにつれて、どんどん主人公・片切友一のブラックな面が浮き彫りになっていきました。

トモダチゲーム 劇場版


映画『トモダチゲーム』 より


『FINAL』での味方をも欺く姿は、恐ろしさすら感じましたが、吉沢さん本人も「どちらかといえば”S”」らしく、つかみどころがない冷酷なキャラクターをどこか楽しんでいる様子でもありました。

そんなブラックな面が最大に生かされているであろう吉沢さんの主演ドラマ「GIVER ー復讐の贈与者ー」が7月13日(金)より放送開始です。


吉沢さんは、復讐代行を仕事にしている主人公・義波(ぎば)を演じます。生まれつき感情が欠落しているキャラクターのようで、吉沢さんの冷めた目が今から楽しみです。
ドラマ「GIVER」は毎週金曜深夜0時12分から放送、初回のみ0時17分より放送です。

ドラマ「サバイバルウェディング」ではモテキ到来?


7月クールのドラマでもう一つ出演するのが波瑠さん主演の「サバイバルウェディング」。波瑠さん演じる主人公・さやかが憧れる年下男子の祐一を演じます。



今年公開された映画『ママレード・ボーイ』などラブストーリーにも出演経験があり、演じたキャラクターの恋が成就したこともあるのですが、意外にも、モテたり、周りから好意をもたれる役の経験は少ない吉沢さん。このドラマで新たな部分に出会えるかもしれません。

何より「GIVER」とはまったく違うキャラクターで、それぞれどんな風に演じるのか期待が高まります。ドラマ「サバイバルウェディング」は7月14日(土)初回、よる10時からの放送です。

今年上半期に公開された映画も相次いでDVD発売! 今年の夏は吉沢亮!


吉沢亮さんのお芝居の傾向はいくつかのジャンルに分けられるものの、どれもまったく違う顔を見せていて、その演技の多彩さに驚きます。

さらに、今年上半期に公開された映画のDVDが7〜9月にかけて相次いで発売されるので、こちらも見逃せません。『レオン』は7月4日よりすでに発売されており、『リバーズ・エッジ』、『悪と仮面のルール』がともに8月8日(水)、『ママレード・ボーイ』は9月12日(水)に発売、レンタル開始です。

ドラマ、映画に加えてDVDの発売も夏に集中しており、今年の夏は吉沢亮さん一色になりそう。この夏の活躍、そして今後の飛躍がより一層楽しみな役者さんですね。

(文:kamito努)

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