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祝!8/5はアームストロング船長の誕生日!映画の公開まではあと半年ほど!
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祝!8/5はアームストロング船長の誕生日!映画の公開まではあと半年ほど!
©Universal Pictures and DreamWorks Pictures
本日8月5日は人類史上で最も偉大な科学的な偉業、月面着陸計画を成し遂げたアポロ11号船長ニール・アームストロングの誕生日だ。アームストロングを描くライアン・ゴズリング主演映画が2019年2月に公開予定、本日はその作品『ファースト・マン』を紹介する。
世界中で大絶賛を浴び、その年のアカデミー賞でも歴代最多タイのノミネートを記録した『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ本作。すでに作品への期待値は高く、今年開催されるベネチア国際映画祭ではオープニング作品、さらにトロント国際映画祭でもガラプレゼンテーション部門へ正式出品されることが決定し、今年のアカデミー賞を賑わせる存在としてはやくも注目を集めている。
最新作で描かれるのは、前人未踏の月面着陸計画に人生を捧げ、命がけで挑んだ男(ヒーロー)、アポロ11号の船長ニール・アームストロングの物語。
アームストロングはテストパイロット時代から冷静沈着に対応できる能力に注目され、自らも宇宙飛行士を志願。冷戦時代、米ソの世界宇宙開発競争の激化に半ばまきこまれる形で宇宙飛行士の道を邁進する。アームストロングが宇宙飛行士として初めて注目されたのは、ジェミニ計画でジェミニ8号の船長をつとめ、飛行中に深刻なトラブルに見舞われながらも、アメリカで初めて宇宙機の軌道上でのドッキングの成功。
一方、世の中はベトナム戦争や黒人人権運動などが過熱していき、宇宙事業の必要性が問われる中、アームストロングは愛娘の死や、事業における何人もの宇宙飛行士仲間たちの犠牲などの悲しみを乗り越え、1969年、アポロ11号の船長に着任、持ち前の冷静さと強靱な精神力で様々な困難に打ち勝ちながら人類初の月面着陸を成し遂げた。
アームストロングは月面着陸した際に「That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.(これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。)」という名言も残している。未だに、有人宇宙船による地球以外の天体への到達且つ、足を踏み入れたのはこの月面着陸計画だけであり、人類史上における科学的な偉業の一つである。アームストロングの月への一歩が人類の夢を切り開いた。
アームストロングを本作で熱演しているのは、チャゼル監督とタッグを組んだ『ラ・ラ・ランド』(16)でゴールデングローブ賞を受賞するなど数々の映画賞にノミネートされ、『ブレードランナー 2049』(17)などの大作に出演するほか、自身が所属するバンド活動も勢力的に行うなど、多彩な才能を発揮するハリウッドで最も旬な俳優ライアン・ゴズリング。
チャゼル監督は「この時代の宇宙飛行士やパイロットには、外交的でやり手なタイプが多かったが、アームストロングは違った。彼はとても頭を使う人で、そして静かで自分をよく見つめている。何より仕事をちゃんと成し遂げる素晴らしい人だった。僕が思うにライアンにもアームストロングと似たような部分がある。だから彼ならアームストロングの姿を美しい形で捉えて、作品の中で表現してくれると思った」とアームストロング役にライアンを抜擢した理由について明かしている。
『ラ・ラ・ランド』で世界中を席巻した二人が、歴史上もっとも偉大な功績を残したニール・アームストロングの壮絶な人生をどのように描き出してくれるのか。人類の大きな一歩を踏み出す裏に存在したアームストロングの勇敢な挑戦の物語と、アームストロングにふんするライアン・ゴズリングの熱演に期待をしながら公開を待ちたい。
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