映画コラム
『劇場版 仮面ライダージオウ』が問題作にして最高傑作である「3つ」の理由!
『劇場版 仮面ライダージオウ』が問題作にして最高傑作である「3つ」の理由!
劇場版「ジオウ・リュウソウジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 ©2019 テレビ朝日・東映 AG・東映
最終回の放送が近づく中、最終決戦に向けて更なる盛り上がりを見せている『仮面ライダージオウ』!
7月26日から公開中の映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』では、テレビよりも一足先にその結末が描かれるだけに、ファンにとっても見逃せない作品となっている。
しかも今回は戦国時代を舞台に織田信長が登場、更に仮面ライダーマッハが出演することでも話題の本作だが、果たして気になるその内容と出来は、どのようなものだったのか?
ストーリー
仮面ライダードライブの生みの親、クリム・スタインベルト(クリス・ペプラー)が、常磐ソウゴ(奥野壮)たちに助けを求めてきた。謎の敵がクリムの祖先を狙っていることを知ったソウゴたちは、1575年の世に言う「長篠の戦い」を目前に控えた戦国武将・織田信長(前野朋哉)と接触するため、タイムマジーンで時を超えるのだった。信長と無事接触したのもつかの間、歴史の改変を企む仮面ライダーバールクス(ISSA)、仮面ライダーゾンジス(パパイヤ鈴木)、仮面ライダーザモナス(斉藤秀翼)が彼らを襲撃する。
ソウゴ、ゲイツ(押田岳)、ウォズ(渡邊圭祐)も仮面ライダーに変身し、ドライブの歴史を守るための戦いが始まった。
しかし、まだソウゴたちは知る由も無かった。すべてが歴史の管理者を名乗る"クォーツァー"たちによって仕組まれていたことを。果たしてソウゴたちの運命は? そして歴史は改変されてしまうのか?
予告編
理由1:遂に待望のドライブ編が登場!
全ての平成ライダーの力を手に入れ、理想の王となるべく戦い続ける仮面ライダージオウに残された最後のハードル、それは仮面ライダードライブの力だった。
竹内涼真の出世作としても知られる人気シリーズ「仮面ライダードライブ」だけに、やはりファンにとって気になるのは、今回の劇場版でオリジナルキャストが登場するのか? という点だろう。
既に仮面ライダーマッハ役の稲葉友の出演が公表されているのだが、昨年公開の『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』で、佐藤健が登場した奇跡を目撃した多くのライダーファンにとっては、やはり竹内涼真の出演を期待したくなるのも事実。
それだけに、きっと公表されていないサプライズ出演が用意されているのでは? そう信じて劇場に向かった方も多かったのではないだろうか。
ここで内容について詳しく書くことは避けるが、平成という時代と全平成ライダーシリーズを締めくくる作品として、長年応援してくれたライダーファンへの数々のサプライズが仕掛けられている本作。
果たしてどんなサプライズが待っているのか? その結果は是非ご自分の目でご確認頂ければと思う。
理由2:新ライダーの雄姿が一足先に見られる!
多くのライダーファンにとって、毎年夏の劇場版が重要な意味を持つ理由。それはテレビシリーズの完結に関わる内容だけでなく、何といっても次期シリーズの主役となる新ライダーのお披露目にある!
それだけに、9月から放送される新番組「仮面ライダーゼロワン」の雄姿が、この劇場版の中で観客に初披露されることは本作の大きな魅力と言えるだろう。
多くの場合は既に変身した姿で登場し、フォームチェンジ時の音声やその能力が披露されることになるのだが、仮面ライダーオーズがお披露目された時のように、変身前の俳優が登場して変身ポーズを披露してくれる場合もあるので、実際に劇場で観るまでのドキドキ感も、また楽しみの一つとなっている。
新番組開始前なので詳しく書くことは避けるが、その圧倒的なパワーやフォームチェンジなど、観客の期待を裏切らない新ヒーローの能力が存分に披露されるので、最後まで席を立たずに鑑賞するのがオススメです!
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。