特撮向上委員会

SPECIAL

2021年01月03日

丑年にちなんで牛モチーフのヒーローを振り返る

丑年にちなんで牛モチーフのヒーローを振り返る

■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

あけましておめでとうございます。

先週は年末最後のコラムにもかかわらず劇場版の興奮だけつらつらと書いてしまい、申し訳ございませんでした。

今年もよろしくお願いします。

2021年は丑年ということで、牛ヒーローをまとめてみたいと思います。

記憶に新しいところだとやはり『宇宙戦隊キュウレンジャー』のオウシブラックでしょう。

スティンガーとの絆、アントン博士との確執など見所満載なチャンプでしたが、なんと言っても一番心に残ってるのはスコルピオに大破させられてからの復活劇。

他にもメンバーと別れて過去に残るなど、キュウレンジャーの中でも特別な活躍を見せてくれました。

次は『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオブラック。

ガオブラックに変身する牛込草太郎を演じたのは、現在、純烈として紅白にも出場し活躍し続けている酒井一圭さん。

作中ではムードメーカーとして、そして作品が終わった後もスーパー戦隊を後方からバックアップしてくださっており、先日の東京国際映画祭では酒井一圭presentsとして、ガオレンジャーやゴーゴーファイブのメンバーを招集してくれました。

アラフォー特撮ファンにとって牛のヒーローと言えばやはり『超獣戦隊ライブマン』のブラックバイソン。

ギガボルトによる猛攻のせいでピンチに陥ったライブロボを救いに来た時のバイソンライナーは、5歳の僕の胸をこれでもかと熱くさせてくれました。

余談ですが、メカを運ぶ母艦の名称はマシンバッファローなのに牛感は全くありません。

また、『星獣戦隊ギンガマン』のゴウタウラスもシビれる牛モチーフ。

復讐に燃える黒騎士ブルブラックをなだめ、改心させてから黒騎士の力をヒュウガに渡すところは名シーン中の名シーン。

重騎士と合身したブルタウラスのカッコよさも未だに色褪せません。

スーパー戦隊から離れて仮面ライダーを見てみると、『仮面ライダー龍騎』のゾルダの契約モンスター、マグナギガがいます。

スーパー戦隊のロボでも通用するフォルムの美しさ。大き過ぎず小さ過ぎず、しかし迫力を損なわない絶妙なサイズ感。そしてファイナルベントの一斉射撃の無敵感、カッコ良すぎます。

そして、絶対に忘れちゃいけない牛モチーフの仮面ライダーと言えば『仮面ライダー電王』のゼロノス。

正確には牛若丸がモチーフなんですがアルタイルフォームの牛型の複眼も最高だし、牛デザインのゼロライナーも最高。

メカだと他には『超力戦隊オーレンジャー』オーグリーンの操縦するグランタウラスや『魔法戦隊マジレンジャー』マジグリーンのマジマジン、マジタウロスも。

ここまででお気づきの方もいらっしゃるかと思うんですが、カラーリングが黒か緑なんです。

牛モチーフはこの二色だけなのかと思いきや、いえいえ、赤もございます。

そう、『侍戦隊シンケンジャー』の牛折神です。

牛車を引いてる和風のデザイン。シンケンオーを乗せての走行。モウギュウダイオーへの変形シークエンス。元祖折神という設定。

たまりません。

こうして見てみるとさすが牛モチーフというだけあってどれもパワー抜群。

というわけでこうしてまとめてみましたが、皆さんはどの牛ヒーロー、牛メカがお好みですか?
(文:篠宮暁)

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