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【お悩み相談】経験者が語る「映画業界で働くには?」



Q:映画業界のお仕事に就くには? 戦略などありますか?

映画業界と一言で言いましても、映画を作る、配給・宣伝をする、劇場を運営する、DVDなどのソフトを販売・レンタルする、テレビで流す、映画祭を運営するなどなど多種多様な職種があります。

総じて言えることはいわゆる“新卒採用”というものが非常に少ないと言うことです。映画が産業としてまだまだ大きくないと言うことと、流動的なものであることから、安定した形での人材採用が難しいのが現状です。

とは言え、実際に映画業界で働いている人はいるわけで、そういう人たちはどんな人がいるのかいうと、アルバイトなどの非正規雇用で業界に入り、実績を積んで正社員に登用されている人たちが大半を占めます。

もちろん新卒採用を行っている会社はあります。ただ、例えば東宝や松竹などのように多岐にわたる分野を扱っている会社に入った場合、映画とは全く違う分野に配属される可能性があります。具体的に言えば東宝の宝塚歌劇、松竹の歌舞伎などがあります。さらに言えば不動産業なども手掛けているので本当に映画の仕事ができるとは限りません。

そんな事情を考えているとやはり正面突破より、からめ手で行くのが結果として近道になるといえるでしょう。もちろん、生活があってある程度の収入や待遇がないと生きていけませんが、あまりそこにこだわり過ぎるとチャンスを逃す可能性が高いです。

私も映画館のもぎりから5年弱で興行(=映画館)最王手の本社勤務の正社員になりました。

“とりあえず、入る!!”

が映画業界入りへの一番効果的な一手と言えるのではないかと思います。

また、映画業界は一度、入ってしまうと人材の循環が頻繁に起きていて、あの人がこちらの会社に、この人があの会社に移籍というようなことは日常茶飯事です。ものすごいことになるとハリウッドメジャーの日本代表がそのまま、別のハリウッドメジャーの日本代表に移ったことまでありました。

そういう意味でも“とりあえず、入る!”を念頭に置いて動かれるの良いかと思います。

(文:村松健太郎)
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