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『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』浜辺美波と藤井流星の「狂演合戦」を見逃すな!シリーズ最高傑作が降臨した理由を解説!

(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX (C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会


2:浜辺美波演じる主人公が、極端さも込みで愛されている理由とは?

実写ドラマ&映画の『賭ケグルイ』シリーズを語るにおいて絶対に外せないのは、前述した主人公・蛇喰夢子を演じた浜辺美波の魅力でしょう。



めちゃくちゃな役柄ですが、だからこその振り切りぶりは、演じて楽しそうなのが伝わってきますし、これまでの浜辺美波の清楚や可愛らしいといった「殻」を打ち破った印象がスガスガしく思えます。浜辺美波本人もこの役について「声を出して賭け狂って、それまでのイメージにない役もできるようになった転換の作品だった」とも語っていました。

思い返すと浜辺美波の出世作『君の膵臓をたべたい』(19)の主人公である不治の病にかかった女子高生も、同級生の男の子を振り回すエキセントリックなところもある役柄でした。『センセイ君主』(18)でも、先生への恋心が募るあまり天真爛漫を通り越して常軌を逸するレベルのギャグを繰り出すキャラクターを嬉々としてこなしており、むしろ良い意味で「やりすぎ」なくらいの、マンガ的キャラクターも説得力を持って演じきれる女優なのだと、改めて思えたのです。



そんな狂気を備えた役でありながらも、元来の浜辺美波の愛らしさのためか憎めない、劇中で彼女に(たまにドン引きしつつも)そのギャンブルの才能を慕ってついていくサブキャラクターにしっかり感情移入できるというのも絶妙です。彼女の代表作としての1つとして、その極端さも込みで愛されていることはもう大納得でした。

そして、最新作『賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』においては、ギャンブル中の彼女が生き生きとしていることはもちろん、凄まじい泣き顔で「体育祭がなくならないんでちゅ〜」と口にするというヤバいシーンもありました。台本では体育祭がイヤだという設定だけがあり赤ちゃん言葉ではなかったのに、浜辺美波はアドリブでこれをブッこんだのだとか。良い意味でのやりたい放題、自由にできる現場だったからこそ、振り切った蛇喰夢子というキャラの活躍は楽しく見られるのでしょうね。

NEXT|次ページ > 3:藤井流星の「ジョーカー」を思わせる振り切った怪演も必見!

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