「#家族募集します」第4話レビュー:新たな家族が加入!? 更に礼の秘密も明らかに…(※ストーリーネタバレあり)
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金曜ドラマ枠では、2021年7月9日より「#家族募集します」を放送。主演に重岡大毅(ジャニーズWEST)、ヒロインに木村文乃、共演に仲野太賀、岸井ゆきのという豪華実力派俳優陣を迎えてオリジナルストーリーで展開する。
本記事では、第4話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
「#家族募集します」第4話レビュー
次から次へと!「にじや」で暮らしはじめた俊平親子と、礼親子。同居においてのルールを決めたり、交代でそれぞれのお弁当を作ったり。順調に同居生活がスタートしたと思っていたら、そこには新に入居希望者が現れる。
とは言え、すでに「にじや」は満員御礼。単純に蒼介が家族募集の投稿を消し忘れていたゆえに起きたミスである……蒼介、本当にそういうところ!
しかし、訪れた親子は何やら意味ありげだ。娘のいつきが家族募集の投稿を見つけ、行きたいと言ったようだった。父親の黒崎はシングルになってから3ヶ月程度。しかし、込み入った事情があって、と詳しい話はしない。
込み入った事情があるのは礼も同じだった。今回、礼はまだ離婚していないことが明らかになった。つまり、別居状態ということだ。離婚に踏み切れないのは自分の判断が正解なのかどうか、迷っているから。
さらに、黒崎親子の加入を巡って、めいくと話をしているうちに悩みが深まる。すべての判断は自分のワガママによるものなのかもしれない……?
そんな礼に寄り添おうとするのが俊平だ。真面目で真っすぐな俊平の態度に礼の心もほぐれ、普段は見せないような笑顔をこぼす。それを見て、ニヤニヤするのが蒼介とめいくだ。もしかしたら、俊平と礼がいい雰囲気だと思っているのかも……?
子どもがいるけれど、他人から見たら、男女がひとつ屋根の下で生活しているということになる。周りから訝しがられる可能性も大いにある。たしかに難しい形だ。下宿でもないし、ルームシェアというには距離が近すぎる。しっくりくるのがやはり、「家族」なのだが……。
俊平にもし、礼でなくても別に好きな女性ができるのはよいことかもしれない。ただ、俊平はまだ心の整理がついていないようにも見えて少し心配だ。「にじや」での生活が楽しいと感じれば感じるほど、親子3人で暮らしていた部屋が懐かしくなる。恋しくなる。3人で過ごしていた時間はまだあまりにも鮮明なのだ。もしかしたら、「にじや」での生活のほうが彼にとっては非日常的なのかもしれない。みんなで助け合っていることで、心身的に負担は減っているだろう。それでも、俊平の心の根っこの部分を考えると、どうしても心配になってしまう。
第5話のラストではいつきが家出をして「にじや」へやってくる。父親である黒崎がいつきの面倒を見ないというよりは、いつきのほうが黒崎に対して塩対応な気もする。この親子には一体どのような問題があるのか……。ちゃんと互いに話ができない人同士には、周りのおせっかいがやっぱり必要なのかもしれない。
「#家族募集します」第4話のストーリー
ついに正式に俊平(重岡大毅)と礼(木村文乃)も「にじや」で暮らし始め、大人4人と子ども3人の和気あいあいとした暮らしがスタート!
蒼介(仲野太賀)は「にじや」に活気を取り戻すため店内を改装。めいく(岸井ゆきの)はバイトを始めたりと、それぞれが新しい一歩を踏み出していた。
そんな順風満帆な「にじや」に大事件が勃発!?
蒼介がそのままにしていた「#家族募集します」の投稿を見て、強面で威圧的な黒崎徹(橋本じゅん)と8歳の娘・いつき(板垣樹)が突然「今日から入居したい」とやって来たのだ! しかし、すでに「にじや」は満員で、新たな同居人を受け入れるスペースがなく…。
高圧的に迫る黒崎に毅然と反論する礼。一方で、いつきの寂しそうな表情が気になる俊平たち。ちょっとした意見の食い違いから、礼と俊平たちの間に小さな亀裂が生まれてしまう…。
そんな気まずさをどうにか修復しようと、俊平は礼とコミュニケーションを取ろうと奮闘! すると、礼には思わぬ秘密があることが発覚して…!?
(文:ふくだりょうこ)
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