人生を学べる名画座

SPECIAL

2021年08月22日

弘兼憲史人生を学べる名画座 Vol.19| 『ロシアより愛をこめて』|「期待通りの男かな?」

弘兼憲史人生を学べる名画座 Vol.19| 『ロシアより愛をこめて』|「期待通りの男かな?」



『ロシアより愛をこめて』(1963)

監督:テレンス・ヤング

脚本:リチャード・メイボーム、ジョアンナ・ハーウッド

出演:ショーン・コネリー、ダニエラ・ビアンキ、ロバート・ショウほか

概要
英国が世界に誇る敏腕スパイ・007ことジェームズ・ボンド。その存在は映画の枠を超え、世界中で愛されている。本作は歴代作品の中でも最高傑作の一つといわれ、その後のシリーズの原型を作った。オリエンタル急行での密室の対決、ヘリコプターの爆破シーン、ボートでの逃亡劇、エンディングはベニスのゴンドラと、陸海空を駆使したアクションシーンを、東西冷戦下のヨーロッパの地理と巧みに融合させている。極上のエンターテイメント作品であり、芸術品といってもいいだろう。マット・モンローの歌う主題歌も大ヒットとなった。

ストーリー
英国情報部長Mにトルコ支局長から連絡が入る。イスタンブールのソ連大使館に勤務するタチアナという女性が、最新鋭の暗号解読機を渡す代わりに英国への亡命を希望しているというのだ。しかも、案内役にはボンドを指名しているという。罠の匂いを感じながらもボンドはイスタンブールへ飛ぶが、タチアナの裏には犯罪結社スペクターの影が......。

発売:20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

RANKING

SPONSORD

PICK UP!