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2021-10-05

その他

アニメ「東京リベンジャーズ」猛烈に中学生を感じるトーマン5選

Ⓒ和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会


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2021年4月から2クールで放送されたTVアニメ「東京リベンジャーズ」が、もう2期を放送しなければ罪レベルのところで終わった。「どういうつもりだ」「早く続きを恵んでくれ」と願うファンも多いのではないだろうか。

「東京リベンジャーズ」は、「ヤンキーもの×タイムリープ」という斬新な設定もさることながら、あっと言う間に惚れてしまうほどカッコいいキャラクターたちの個性も魅力的な作品だ。しかしそれゆえに、ある問題が起こりやすい作品だとも感じている。

「忘れがちだけど東京卍會(トーマン)メンバー……ほぼ中学生」問題である。

※以降壮大なネタバレがあります。視聴予定の方はご注意ください。

なぜ私たちはトーマンが中学生ってことを忘れてしまうのか



トーマンの面々が中学生であることを忘れてしまう理由として、バイクを乗りこなす姿が大きいだろう。バイク免許(普通二輪・原付)は16歳からしか取得できないはずなのに、堂々とノーヘルで愛機を乗りこなし、並列走行をしているのだ。けっして褒められたものではないが、普通に運転スキルが高いと思う。

※よい子であろうとなかろうと、バイクの運転は免許をとってからルールを守って。シネマズプラスとの約束だ。



また人を殴る描写に遠慮がないところも、中学生設定が頭から抜けてしまう大きな要因だろう。不良とはいえ頭から血を流したり気絶したりと、言葉通りボッコボコである。にもかかわらず彼らは立ち上がるのだ。そんな強靭な体をもつトーマンや敵対するキャラクターたちを見ていると、中学生であることを忘れてしまうのも無理はない。



余談だがアニメで描かれた「喧嘩賭博」や「血のハロウィン」は、日程と場所指定のもとに行われた2人以上がかかわる喧嘩なので、「決闘罪」という立派な犯罪にあたる。「漫画でも法律違反は怒られる」と解説、さらにマイナーではあるものの、バレたらヤバい犯罪として決闘罪を挙げていた漫画「月刊少女野崎くん」の主人公・野崎くんがこの作品を見たらきっと、卒倒していると思う。



それから、10代前半の少年とは思えない言動も、中学生であることを忘れてしまう大きな理由の1つだろう。

たとえば5話で東京卍會参番隊隊長の林田春樹(パーちん)の親友とその彼女が、敵対勢力の愛美愛主(メビウス)に襲われた時。東京卍會総長の佐野万次郎(マイキー)と副総長の龍宮寺堅(ドラケン)は、愛美愛主によって大けがを負わされた女の子の入院先を訪問する。そこで彼女の両親と遭遇し、「社会のゴミ」「虫けら」と責めたてられる。マイキーは、自分たちのせいではないにもかかわらず向けられる理不尽な怒りに歯向かう姿勢を見せた。

下げる頭持ってなくてもいい 人を想う“心”は持て
※TVアニメ『東京リベンジャーズ』第5話Releapより

一方ドラケンは全部俺たちの責任だと、マイキーも一緒に頭を下げさせた。そしてご両親がその場を去ったあとに「メンバーたちにも大切な人がいる」「不良の世界に周りの人を巻き込んではダメだ」と、引用のセリフでマイキーを説いたのだ。

周りを見る力は、中学生も持っている。しかし目に見えている部分だけでなく、メンバーたちの枝分かれした関係性にまで深く想いを馳せるドラケンのこのセリフに、大人ながらにハッとさせられた人も多いのではないだろうか。それくらい彼の優しい想像力は、大人顔負けのものだと思う。



他にも壱番隊隊長の場地圭介が「血のハロウィン編」で見せた立ち回りにも、驚かされる。トーマンの創設者でありながらも内輪揉めを起こすなど問題児と化していた場地は、挙句の果てに敵対勢力の芭流覇羅(バルハラ)に入ると宣言。ここだけ見れば、彼は自分を持て余すトーマンに嫌気がさして出ていった裏切り者だ。

しかしこの裏切りの背景には、トーマンを利用しようとするある人物から仲間たちを守りたいという気持ちがある。真打ちを出し抜くためには、身内から。そんな危険が伴うスパイ行為に、仲間の誰にも明かさずたった1人で挑み続けた場地の「ただ仲間を大切に想う強さ」に惚れた大人も多いと思う。

こんな10代前半の少年らしからぬキャラクターたちの言動が随所に見られる、「東京リベンジャーズ」。定期的に「トーマンは中学生」と呪文のように唱えなければ、設定を忘れてしまいかねない。

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