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アニメ「東京リベンジャーズ」猛烈に中学生を感じるトーマン5選
アニメ「東京リベンジャーズ」猛烈に中学生を感じるトーマン5選
トーマンに最も中学生を感じる瞬間は……
中学生とは思えないほど大人びた言動の中に見える、年相応の姿。そのギャップがあるからこそ、東京リベンジャーズのキャラクターたちの魅力はより引き立っているのだろう。
ただ私がトーマンのメンバーに最も中学生を感じる瞬間は、激しいアクションシーンやシリアスなシーンにある。
彼らは暴走族という、世の中からは煙たがられる存在だ。バイクに乗るのだって喧嘩をするのだって、アニメだからといって手放しに許してはならないと思う。
しかし彼らは自分たちの行為がルールに反していることを理解しつつも、なくしたくない繋がりのためにそこにいる。満たされた人間には想像できない人生背景があって、藁にも縋る想いでトーマンにたどりついた子も中にはいるだろう。そのつながりや居心地の良さを守るために、彼らは必死なのだと思う。そしてその場所を守るための手段が、喧嘩なのだ。
大切な人や場所を守るための手段は、暴力をふるう以外にも案外たくさんある。それらをまだまだ知らないところに、中学生らしさを強く感じるのだ。と同時に、不良を描く作品でこのツッコミは非常に野暮だとは思いつつも、物語の中に法や相談窓口など暴力以外の守る手段を教える大人がいればどんなに良かっただろうかと感じずにはいられない。
正直私は、相手が中学生だったとしても彼らのような暴走族だったら怖くて口を出せる自信はないが、抗争現場を目撃したら真っ先に警察に通報し傷つく若者を1人でも減らす行動は起こしたいと思う。
(文:クリス)
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Ⓒ和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会