あなたに役立つ映画・ドラマのプラスαがあるメディア「シネマズプラス」

©cinemas PLUS Committee. All Right Reserved.

「らせんの迷宮 〜DNA科学捜査〜」第1話レビュー:今度の田中圭は天才遺伝子科学者! 新しい「バディ」ドラマが誕生?(※ストーリーネタバレあり)



「らせんの迷宮 〜DNA科学捜査〜」画像ギャラリーへ

2021年10月15日より放送がスタートした、田中圭主演ドラマ「らせんの迷宮 〜DNA科学捜査〜」。

本作がゴールデン帯初主演となる田中圭。「DNAは嘘をつかない」が口癖の天才遺伝子科学者・神保仁を演じる。初共演となる安田顕は、事件解決のため神保とバディを組む熱血刑事・安堂源次役。難事件に挑むミステリードラマとしてはもちろんのこと、その陰で蠢く人間模様を楽しむヒューマンドラマとしても楽しめる。

本記事では、第1話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「らせんの迷宮 〜DNA科学捜査〜」第1話レビュー

クセモノ刑事から天才遺伝子科学者までーー田中圭は、演じる幅が広い。

田中圭が今回演じるのは「DNAは嘘をつかない」が口癖で、32億個の遺伝子配列を記憶しているという天才遺伝子科学者・神保仁役だ。相棒となるのは安田顕演じる熱血刑事・安堂源次。



第1話の事件は、安堂の妻も犠牲となった「殺人鬼X」による連続殺人事件。安堂は別の事件を捜査する中で、神保と出会う。その優秀さを警視庁科学捜査研究所所員の乱原から聞き、事件解決の協力を仰ぐ。

研究に夢中で、非科学的なことは信じない神保と、昭和の刑事気質で勘と人情を大事にする安堂。当然最初は反発し合うが、次第に信頼感を築いていく。

さて、神保は天才科学者らしく、変人だ。趣味は個人的なデータベースを作成すること、DNA研究が最優先事項で、常軌を逸した行動を取り、周りを驚かせる。安堂と一緒にいるときもことあるごとに「DNAが……」と言って苛立たせていた。甘いものが好きなのは脳が求めているからだろうか。



変人は変人であるけれど、それをキュートに演じるのが田中圭である。専門用語を連発し、冷静に事件を分析していく。淡々としているのに冷たい印象にはならず、常に「丸さ」がある。人当たりもよく、安堂の娘ともあっという間に仲良くなってしまう。

いかに「天才です」な顔をしていると、犯人も警戒するだろうしなあ、などと考えると、実は神保、刑事の相棒としては適任なのでは?

一方、いかにも「刑事」なのが安堂だ。「刑事の勘」を信じ、犯人に自供させるために、田舎から犯人の両親を呼び寄せる。「故郷のおふくろさんも泣いてるぜ」なんてシーンを令和に実現させてしまう。使っている携帯電話もガラケー、パソコンも使えない。そんな安堂だが、神保の話を聞いているうちに、次第にDNAの優秀さに納得せざるを得なくなっていく。



すでにDNA鑑定は刑事ドラマなどでは定番。それをどのように活かしていくのかと思っていたが、DNAで本人の性格がわかる、神保が制作したDNAマップで犯人の行動範囲を特定するなどといった手法を手に入れている。

とりあえず1話を観ていると、DNAは嘘をつかないし、犯人特定に有効な手段であることは再認識させられた。今後そのDNAがどのように物語に活かされていくのか。第2話以降も注目したい。


「らせんの迷宮 〜DNA科学捜査〜」1話のストーリー



都内で、遺体に「X」の痕跡を遺す殺人事件が発生する。事件を担当するはずだった刑事・安堂源次(安田顕)は捜査から外された。かつて自身の妻が被害者となった連続殺人と同じ犯人の可能性が高いからだ。

そこで捜査本部には内密に、天才科学者と云われる神保仁(田中圭)に捜査の協力を要請する。事件の解決に全く興味を示さない神保。何よりその奇想天外な行動と言動に源次は振り回される。

しかし徐々に息の合い始める二人。そして二人の孤独なDNA捜査は、捜査本部も気づかなかった「ある痕跡」を見出す。そんな中、「殺人鬼X」による更なる殺人が起きてしまう…。

(文:ふくだりょうこ)

全ての画像を見る
NEXT|次ページ > 「らせんの迷宮 〜DNA科学捜査〜」作品情報

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

(C)夏緑・菊田洋之・小学館/テレビ東京/AX-ON