「消えた初恋」第3話レビュー:三角関係は意外な方向へ!橋下さんの本当に好きな人に青木は?(※ストーリーネタバレあり)
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道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)×目黒 蓮(Snow Man)
アニメ、映画化された大人気コミックス『俺物語!!』(原作:河原和音)のアルコが作画を担当する異色ラブコメ「消えた初恋」がドラマ化!2021年10月9日より放送スタートした。「消しゴムに好きな人の名前を書く」というおまじないが原因で、複雑な恋模様が展開していくこの物語。ちょっぴりトンチンカンで何だか尊い、そんな“初恋ラブコメ”が土曜の夜を彩ります。
本記事では、第3話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
「消えた初恋」第3話レビュー
台風の目は予想外の人だった。
橋下さんに「実は同じ人が好きかもしれない」と告白した青木。お互いに井田の好きなところを語り合っているところで発覚したのは予想外の真実。
実は橋下さんの好きな人は“イダ”ではなく“アイダ”であることが判明。“アイダ”=あっくん、つまり青木の親友である。
橋下さんが消しゴムに名前を書いていたのは“アイダ”だったのだけれど、使っているうちに“ア”が消えて“イダ”になってしまっていたというわけだ。
勘違いに勘違いを重ねて、まったく違う今がある。でも、動いてしまった気持ちはどうしようもない。
結果、橋下さんと青木は共同戦線を組むことに。なんと、井田の家であっくんも交えて勉強会をすることになったのである。
しかし、3話のあっくんは正直、余計なことしかしない。橋下さんには井田のことが好きなのかと無邪気に質問攻めをする。好きな人に「好きな人って誰? ○○?」って聞かれるのは間違いなく脈がないやつだ。かけひきという場合もあるが、あっくんに限って間違いなく、ない。
さらに、井田に誤解されていると知ったあっくんは、「ちゃんと説明しにいこう!」と青木と一緒に井田のもとへ。それは……! 1話でやっておくべきだったやつ……!
そう、あっくんはいいヤツなのだ。だから、橋下さんも好きになったわけなんだけども。しかし、ここで誤解が解かれたところで、青木も井田も視聴者も「今さらそんな!!」である。青木は、井田が好きだと自覚した。井田は名前が書かれた消しゴムを見て以来、おそらく青木のことで頭がいっぱいだ。たぶん7割ぐらいは「俺、青木のこと好きかも」って思っている。
が、真実を共有したことによって、振りだしに戻るどころかマイナスになった、と言っても過言ではないかもしれない。
本当に、どうしてこうなってしまったんだ……と思う。が、もしあの消しゴムを借りたときに、橋下さんの片思いの相手があっくんだと知っていたらどうなっていただろう。青木のことだから、やっぱり橋下さんが幸せになれるようにとがんばってしまったんだろうか。それはそれで辛い。親友との仲もぎくしゃくせず、好きな人と親友の仲をとりもたなくてもよかったのは、ある意味よい方向に転がったのか……。
三角関係だと思われていた恋は、2つの片思いの物語になった。青木、橋下さんの恋の行方はいかに。
「消えた初恋」3話のストーリー
どんな時も真剣に自分と向き合おうとしてくれる井田(目黒蓮)と接するうちに、これまではなんとか誤解を解きたいと、必死でもがいていた青木(道枝駿佑)の心は揺れ動き始める。そしてついに、青木は橋下さん(福本莉子)に自分の複雑な心境を告白。そんな青木の気持ちを知った橋下さんは…!?
そんな中、担任の谷口先生(田辺誠一)が、テストを返却。“勘違いの恋愛騒動”でまったく勉強が手につかなかった青木の点数は、まさかの1ケタ! 落ち込む青木を見かねた親友・あっくん(鈴木仁)は、高得点だった井田に勉強を教えてほしいとお願いする。すると、理数系以外はそこまで得意ではないという井田の言葉を聞いた橋下さんが、自分は文系が得意と言い始めて…。
その日の放課後、4人は家族が外出しているという井田の家で勉強会をすることになるのだが…!?
(文:ふくだりょうこ)
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