Netflixでは、『イカゲーム』『愛の不時着』『梨泰院クラス』『ヴィンチェンツォ』などの韓国作品が大人気。
韓国ドラマの中には、食事シーンが印象的なものが多いですよね。
今回ご紹介する“韓国グルメ”にまつわる作品を観れば、韓国の食文化に対する理解が深まるはず！

『ペク・ジョンウォンの呑んで、食べて、語って』

Netflixで独占配信中、韓国の料理研究家ペク・ジョンウォンによる韓国グルメ番組。

毎回様々なお酒と韓国料理を紹介しながら、有名人ゲストを迎えて食や人生について語り合います。

お酒のラインナップは、焼酎（ソジュ）やビール（メクチュ）、この二つを混ぜて作った“ソメク”、マッコリ、そして伝統酒など。

サムギョプサル、チヂミ、フライドチキンなど日本でも人気の高い韓国料理も出てきます。

お酒の美味しさ、製法、料理との組み合わせ方、そしてお酒にまつわる思い出など、ゲストとの話は尽きません。

たとえば、「マッコリに合うのはチヂミ。とくに雨の日に食べたくなる」など。

お気に入りの韓国ドラマを観ながら、真似してみたくなりますね。

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『豚バラ賛歌 ～韓国のおいしいを探訪～』

Netflixで配信中の韓国グルメ番組。

料理研究家ペク・ジョンウォンが、韓国で昔から愛されてきた豚バラの魅力を解説します。

2016年に豚肉の生産量が米を超えて1位になるほど、豚肉が食されている韓国。

豚バラを使う韓国料理と言えば、日本でもサムギョプサルやポッサムなどがお馴染み。

本作ではさらに、“サムグッ焼き”（豚と芋の麻蒸し焼き）というマイナーかつ豪快な野外料理も登場。

江原道寧越郡サムガッ村の伝統的な郷土料理だそうで、地面に大きな穴を掘って石や薪などを使い、丸2日間蒸し焼きにするもいうもの。

一般的な韓国レストランではまず食べられそうにないメニューなだけに、余計に興味と食欲がそそられます。

他にも“豚バラの稲わら焼き”や“炭火石焼き豚バラ”、“カボチャの葉にくるんだ豚焼肉”など、美味しそうな韓国料理がたくさん。

ジュージューと豚バラを焼く音は、ASMR動画のような癒し効果もあります！

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『チョコレート: 忘れかけてた幸せの味』

Netflixで独占配信中の、心暖まる“ヒューマン×グルメ”な韓国ドラマ。

お腹を空かせていた少女ムン・チャヨンを見かねた少年イ・ガンは、実家の食堂で料理を振る舞います。

あまりの美味しさに感動して号泣したチャヨンは、大人になって料理の道へ進みます。

ある時チャヨンが虫垂炎で入院することになるのですが、そこで医師として働いていたのがガンでした。

運命の再会を果たしたふたりは、シェフと医師として、ホスピスでともに働くことになります。

医療も食も、“人の命と向き合い、支える”という点では同じですよね。

ジャージャー麺、餃子鍋、手作り弁当、チョコシャシャ、など毎話美味しそうな料理が登場します。

そして胸がキュンとする感動シーン、海辺の美しい風景……と見どころ盛りだくさんの贅沢なドラマ。

“初恋の人”ガンに思いを寄せるチャヨンの、一途で切ない恋の行方に注目。

ガンは、「そりゃ、好きになるわ！」と誰もが納得するほど心優しく真っ直ぐで優秀な男性。

三角関係、後継者争い、すれ違いなど“王道韓国ドラマあるある”な展開も散りばめられています。

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3作品とも観ているだけでお腹が空くので、必ずお気に入りの食べ物と飲み物を準備してから鑑賞しましょう！

（文・吉野潤子）