【Netflix】美男美女揃い！ 韓国版恋愛リアリティーショー『脱出おひとり島』の魅力
2021年12月にNetflixで配信されるやいなや、ランキング上位に躍り出た韓国版恋愛リアリティーショー『脱出おひとり島（原題：ソロ地獄）』（全8話）。
独身の美男美女が“地獄島”と呼ばれる無人島で、8泊9日の共同生活を送りながら恋愛バトルを繰り広げる作品だ。
あいのりやテラスハウス、バチェラーともまた違った展開にハマり、一気観した人も多いのではないだろうか。筆者もその一人である。本記事では、『脱出おひとり島』のルールとあわせて、作品の魅力を紹介していきたい。
→「脱出おひとり島」Netflix配信ページ
出演者の年齢や職業は秘密
展開を面白くしてくれるのが、地獄島での特殊なルールだ。地獄島では、互いに年齢や職業を明かすことができない。初対面で、ついその人の背景からイメージを持つことはないだろうか？ ここではそれができない。見た目や行動といった自分自身の魅力で勝負する必要があるのだ。
しかし、それだけでは終わらない。地獄島では何度か、意中の人を投票するマッチングタイムがある。そこでめでたくカップルになった2人は、“天国島”という豪華ホテルで一夜を過ごすことができ、はじめてお互いの年齢や職業を知るのだ。
出演者が天国島に行くまでは、視聴者もその人の年齢や職業がわからない。応援している彼は何歳なのか……彼女は何をしている人なのか……想像しながら展開を見守るのも楽しい。
地獄島と天国島で繰り広げられる恋愛バトル
共同生活を送る8泊9日は、携帯を没収され外部との接触を遮断される。寝床はテント、限られた食材のみで料理をし、使用する水も自分たちで取りに行く……というプチサバイバルの中、運命の相手を探す。
目の前は美しい海。地獄島といえど、グランピングのような造りの施設とあって、到着して間もなくは、はしゃいでいたメンバーだったが……回を追う毎にここが“地獄”であることを実感する。
夕食をメンバー全員で作るのだが、料理に使える食材はキャベツや玉ねぎなど野菜ばかり。また今日もタンパク質がないと嘆くメンバーの姿も。カップルとなって天国島に行く人が増えると、地獄島に残る人も少なくなり寂しい雰囲気に。相手に選ばれない辛さも相まって悲壮感が漂う。
というのも、地獄島を脱出できる唯一の手段が、カップルになること。数日に一度あるマッチングでカップルになった2人は、天国島で半日を過ごす。
天国島では、高級スイートルームが準備され、ルームサービスを頼んだりスパを受けたりと、夢のような時間を楽しめるのだ。天国島で知ったお互いの年齢や職業は2人だけの秘密。前よりも親密になることは間違いないだろう。
マッチングできずに地獄島に残ったメンバーは、果てしなく長く感じる夜を過ごすことになる。意中の人がライバルと一夜を共にしていると思うと気が気でない。
しかし、天国島で一夜を過ごしても、クリアではない……楽しい時間が終われば、また地獄島へと戻るのだ。地獄島と天国島を繰り返し、運命の相手を探す作業を繰り返すうちに、追い詰められる出演者。自分の気持ちがわからなくなって、悩んでしまうメンバーも。
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