「SUPER RICH」第7話レビュー:裏切り者はまさかの”あの人”!?会社存続の危機(※ストーリーネタバレあり)
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<SUPER RICH>最終回までの全話の解説/考察/感想まとめ【※ネタバレあり】
江口のりこが主演、赤楚衛二が共演する「SUPER RICH」が2021年10月14日より放送スタート。
お金はあっても愛に飢えた孤独な女社長と、愛はあってもお金がない貧乏専門学生。真逆の2人が出会い、会社に襲いかかる困難を次々と乗り越えて前へ進んでいく姿に元気づけられること間違いなし!
毎分、毎秒でめまぐるしく変化していく登場人物たちの心情と、原作のない完全オリジナルドラマだからこその予測不能かつスリリングなストーリー展開をお見逃しなく!
本記事では、第7話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
「SUPER RICH」第7話レビュー
衛(江口のりこ)と優(赤楚衛二)の想いが結ばれた。優が宮村(町田啓太)へ借金している200万を完済したら、結婚しようという話にまでなった。実際に4ヶ月で200万を返す偉業を成し遂げた優、家族にも衛との結婚を告げ、準備は万端。このままハッピームードで7話が終わるのか!? と思いきや……後半から展開が逆転した。
スリースターブックス再建のため、「フォレストモバイル」との提携とコラボ企画が実現。人気漫画家・野田(山口勝平)の作品を主軸に、碇(古田新太)が先導することになった。
この企画が軌道に乗れば、スリースターブックスの売り上げも増え、元のオフィスに戻ることができる。誰もがそう期待した矢先、野田の作品と酷似した漫画が不法にアップロードされ、ネット上に出回っていることが判明。原稿データを持っている社内の人間の仕業としか思えない所業である。
もう一人の裏切り者は誰なのか……!? 予告でも気になっていた場面だ。花嫁衣装を着た衛が「あなたが裏切るん?」と悲痛そうに言っていたシーン。果たして、その裏切り者とは……。
アルバイト入社の城戸(結木滉星)だった。
別の漫画家に10万を渡し、よく似た漫画を描かせたのだという。すべては、過去にMEDIA社との業務提携を断ったスリースターブックスへの復讐だった。城戸は元MEDIA社の人間であり、件の業務提携が上手くいけば子会社のトップになる予定だったという。まさに逆恨みとしか思えない反抗だ。
たかが10万。されど10万。城戸は、恨みを晴らすために10万で漫画家を雇った。去っていく城戸に対し優が「一番価値のないものにお金を使った、君のことをかわいそうに思うよ」と言っていた。筆者自身も、そう思う。城戸の目的である「憂さ晴らし」が果たされたのかも、定かではない。
てっきり、もう一人の裏切り者は今吉(中村ゆり)か宮村だと思っていた。何度も何度も疑ってごめん……と手を合わせかけたその時、今吉が衝撃の一言を。
「辞めます」
会社設立時から支えてくれた今吉をはじめ、古くからのメンバーがどんどんスリースターブックスを離れていくことに……? まさに急転直下、ジェットコースターのように物語が展開する「SUPER RICH」。次回まで、待てない。
「SUPER RICH」7話のストーリー
氷河衛(江口のりこ)は春野優(赤楚衛二)からプロポーズされた。だが、優は自分が宮村空(町田啓太)に借金を返済するまで待って欲しいと頼む。仲良さげな衛と優の会話を偶然聞いてしまった今吉零子(中村ゆり)は衝撃を受ける。
一方、『スリースターブックス』は森ノ宮大吾(矢野聖人)が新たに設立した『フォレストモバイル』とのコラボ企画が正式に決定し、銀行からの融資も受けられるほど順調となっていた。さらに、田中リリカ(志田未来)や東海林達也(矢本悠馬)たちは旧『スリースターブックス』のオフィスビルに入っている『フォレストモバイル』に移転計画があることを知り、自分たちが元のオフィスに戻れるかもしれないと希望を持つ。そんな中、リリカは鮫島彩(菅野莉央)の様子がおかしいことに気付き…。
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(文:北村有)
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