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2021年11月28日

「真犯人フラグ」第7話速攻考察!:やはり真帆の自作自演説濃厚!?はたまた林と菱田の共犯説か(※ストーリーネタバレあり)

「真犯人フラグ」第7話速攻考察!:やはり真帆の自作自演説濃厚!?はたまた林と菱田の共犯説か(※ストーリーネタバレあり)


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西島秀俊主演の新日曜ドラマ(日本テレビ系)「真犯人フラグ」が2021年10月10日(日)放送スタートした。

秋元康が企画及び原作、「あなたの番です」制作スタッフが手掛ける本作は、平凡なサラリーマンが家族の失踪を機に日本中の注目を集め、“真犯人フラグ”をたてられながらも、真実を追い求めていくノンストップの考察ミステリー。

本記事では、第7話をもとにcinemas PLUSのドラマライターが考察を重ねていく。

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「真犯人フラグ」第7話終了時点での考察



光莉(原菜乃華)がどこかへ誘拐・監禁されているらしい動画が送られてきた。一星(佐野勇斗)の会社の社員に映像解析における変態的なプロがおり、光莉がいるのは群馬に所在している建物だと突き止めた。

映像には夜行性の鳥の鳴き声が入り込んでおり、特徴的なアーチ窓も見える。真帆(宮沢りえ)から凌介(西島秀俊)へ送られた流星群の写真や、光莉のスマホが落ちていた場所などから考えると、群馬という地が自然と導き出されるのだ。

凌介たちは、警察の静止を振り切って現地へと急行する。しかし、どこを探しても光莉・真帆・篤斗(小林優仁)の姿は見えない。どこか別の場所へ移されたのだろうか?

そう思った矢先、またもや「充さん」なる謎の人物から電話着信を受ける、謎の女性が登場。YouTuber・ぷろびん(柄本時生)と、前話にも登場した謎の男(前野朋哉)が接触したシーンで、やはり彼が「充さん」なのだと判明した。

謎の女性はといえば、タッパーにハンバーグらしきものを入れ、にんまりと笑いながら真っ白な部屋へ入っていく様子が、なんとも不気味である。まさか、ここで光莉たちを監禁しているのか……?

筆者は真帆の自作自演説を支持しているが、光莉がつらい目に遭っているのだとしたら、その説は限りなく薄いだろう。



そんな矢先、凌介と瑞穂(芳根京子)の間で不倫疑惑が持ち上がる!

凌介を元気付けようとして「つらい時は、無理にでも笑ってください」と彼の両頬に手を添えた瑞穂の写真が、ぷろびんの手に渡り、動画にされて広まってしまったのだ。この一連のやり取りは社内の休憩室で行われている。つまり、亀田運輸の社内に裏切り者がいる証拠になり得る。

クレーマーであるバタコさんにも、凌介&瑞穂の不倫問題がバレてしまった。相良家失踪問題が、あらゆる人物に飛び火してしまっている。凌介への精神的負担は相当なものだ。彼への恨みを晴らすのが真犯人の目的なら、もうすでに達成されているはず……。



警察の調べにより、光莉が映った動画の送信元が、とある漫画喫茶であることがわかる。籾山という男が捜査線上に。彼は一年前に光莉のストーカーをしていた男だが、メールを送ったのは「とある人物に脅されたから」らしい。漫喫周囲の防犯カメラから割り出された該当人物の情報は、身長160cm前後で細身の女性。菱田朋子(桜井ユキ)だろうか?

前話から引き続き、失踪当日に篤斗が身につけていた洋服がフリマサイトに出品されている事実に焦点が当てられる。

凌介自身もようやく菱田を疑う気持ちを持ち始め、彼女の自宅へ行って真相を突き止めようとするが……。フリマサイトに掲載されている写真に写り込んでいたカーペット&カーテンの色と、菱田家のそれとは合致しなかった。

菱田は事件に関与しているのか、いないのか?

菱田の息子・キヨくんの意味あり気な視点から察するに、菱田家の押し入れには確実に「何か」が隠されているのだ。キヨくんが「あっちゃん、ごめんなさい」と口にしていたことから、篤斗が監禁されていると考えるのが自然なのだが……。



さて、今話の最後に明かされる衝撃事実について触れよう。

冷凍遺体が送られてきた時に入っていた「お探しのものです」の文面。それと同じ筆記で「それでも、探しますか?」と書かれた写真付き用紙が、凌介の元へ……。なんとその写真に写っていたのは、相良家のマイホーム建築を担当する林(深水元基)と真帆のツーショットだった!

林は、保険金のことについて警察にリークしていた張本人であることがわかっている。「林さんと真帆の仲が怪しい」とは薄ら思っていたが、やはり、二人は不倫関係にあったのか? だとしたら、犯人は林? それとも菱田? はたまた、真帆の自作自演?

最悪なのは、真帆の働きかけにより、林と菱田が協力している可能性(つまり、複数犯)だ。もう、誰を信じたらいいのかわからない。次はどんな真相が明かされてしまうのだろうか?

「真犯人フラグ」第7話ストーリー



拘束される光莉(原菜乃華)の動画を見た凌介(西島秀俊)は、すぐさま警察に通報。サイバー捜査班と、一星(佐野勇斗)らプロキシマの一同がほぼ同時に動画解析を始める。その結果、動画撮影された場所として、ある廃墟が特定される。すぐさま凌介は、瑞穂(芳根京子)と一星とともに廃墟へ向かう。凌介たちが暗闇の中で光莉の姿を探していると――!?

勝手に動きすぎる凌介たちに、危険だから警察に任せてるように告げる阿久津(渋川清彦)。しかし、手がかりは出てくるのに一向に進展しない状況に焦燥感と疲労を募らせる凌介は、一刻も早く真帆(宮沢りえ)たちを取り戻すために行動せずにはいられないと反論。その脳裏からは光莉の姿が離れずにいた……。 警察では、光莉の生存は濃厚だが、背景に飛び散っていた大量の血痕が本物の血液であれば、真帆と篤斗(小林優仁)はすでに死亡している可能性が高いという見方が出てくる。動画の送信元が判明し、阿久津がその場所に踏み込み――!

一方、瑞穂は、ぷろびん(柄本時生)の直撃を受ける。ぷろびんは「あんた、炊飯器旦那と不倫してんだろ!?」と、凌介と瑞穂がキス寸前にも見える隠し撮り画像を突き付ける。場所は会社の給湯室。社内の人間の誰かが凌介と瑞穂を陥れようとしていると知り、瑞穂はショックを受ける。

まもなく、凌介と瑞穂の不倫を告発するぷろびんの動画が公開され、瞬く間に拡散。凌介へのバッシングが激しくなるだけでなく、瑞穂もマスコミの標的になってしまう。
そんな中、自宅ポストに投函された嫌がらせのビラの中に、ある怪文書を見つける凌介。それは、冷凍遺体の箱に入っていた『お探しのものです』の文字に酷似していて――!?

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(文:北村有)

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