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20代の時間、何をする? 背中を押してくれる映画を紹介<お悩み相談>




悩める皆様、映画を観ればそのお悩みは解決できるかもしれません。

このコーナーでは映画ソムリエの東 紗友美と映画好きタレントの加藤るみがストレス社会を生きるみなさんのお悩みにお答えしながら、同時に厳選した“人生に効く映画”も処方するという、一粒で二度美味しい(?)そんな連載をお届けします。

ズバッと優しくモノ申す20代の加藤、30代の東からのメッセージとともに映画との出逢いを見つけてくれたら嬉しいです。

連載第5回目のお悩みは……?

今月の質問・お悩み

20代のうちにやっておけばよかったことを教えてください!

(20代前半 男性)

Sayumi’s  ANSER



A.お金で買えないものは「経験、失敗、激励の言葉」。

自己啓発書ばりに月並みなことしか言えませんが、やっぱり“失敗”に限る!

「失敗」の裏には必ず挑戦があるものです。
気になる世界にはおもいきり飛び込んで、存分に転んじゃっていいですよ。私は30代ですが、いまだに挑戦も続けていますし、よく失敗しています。笑

でも、1つだけ昔と変わったのは注意してくれる人が圧倒的に減ったこと。
自分が先輩であるシチュエーションも多いので、叱ってくれる人は減っていくものです。ちなみに40代の先輩に聞いたところ、怒られたことなんてもう数年ないと言っていました。

20代は失敗して怒られたり反省したりすることこそ、貴重な経験です。後々手に入らなくなるもの!

だからなんでも挑戦して、経験値をゲットして、激励をたくさんもらおう!
 

Sayumi's シネマアンサー『LIFE!』


(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.

即効性、持続性、エンタメ性...…三拍子揃った、感動映画。
 
飛び出したくなる衝動でうずうずしたくなる大ヒットしたベン・スティラーの主演の人間ドラマ『LIFE!』(13)はオーバー40だと“涙する、人生を変える“との呼び声高い名作です。

雑誌「LIFE」の写真管理部で働く平凡な男ウォルター(ベン・スティラー)は、廃刊予定の雑誌の表紙を撮ったカメラマンを探すため、ニューヨークからグリーンランド、アイスランド、ヒマラヤ世界を巡る壮大な冒険に繰り出します。

この映画を代表するシーンと言っても過言ではないのが、ウォルターがフィヨルドの町で絶景の中を颯爽とスケボーに乗り滑車するシーン。日常のしがらみから解放されるように、かつて嗜んでいたスケボーで失踪するシーンはあまりにも有名です。

「スケボーに乗って知らない街を走った」というシーンだけで、私を含め多くの大人たちが泣きました。

なぜこのシーンに多くの大人たちが泣いたのか……?
それは歳を重ねた分、普段と異なる行動を億劫に感じてしまうということを示しているのかもしれません。

スケボーのシーンに胸打たれる人が多いことが物語っているように、新たに行動することは年齢を重ねるごとに難しくなっていきます。

だからこそ若いうちは色んな経験をして、七転び八起きの姿勢で進んほしい。あなたのやる気、運んできてくれる1本です。

Rumi’s  ANSER



A.言えることはただ1つ。家族と一緒に過ごそう。
 
わたしも20代ですが、つい最近成人式を迎えたと思いきや気づけばアラサー。
多分、世代が近い方からの質問だと思うんですが、生意気に答えさせてください。

わたしは14歳からアイドルという仕事をはじめて、10代後半から20代前半まで働き詰めの毎日を送ってきました。友達と遊ぶ土日という休日は無かったし、平日も学校よりレッスン場やステージで過ごす時間のほうが多くて、今思い返すと詳しいことは思い返せないほど怒涛の日々でした。

同世代よりずっと早い就職をして、ハッと自分の人生を振り返ってみると家族と過ごす時間が人生の“貴重な時間“になっていたんですね。
伝えたいのは「家族とたくさん過ごしてくれ!ただそれだけだ!」ということです。

MARVEL作品のように同時に違う時間軸を歩むことができるのなら、わたし自身が夢を追い幸せになる人生と、家族のそばで穏やかに暮らす人生、2つの時間軸があればいいのにっていつも思うんです。
アイドルグループを辞めた時も、地元から離れ上京した自分の決断は間違っていないと思っているけれど、昨年大好きなおじいちゃんが亡くなって、もっと一緒に過ごしたかったとか、もっと何かしてあげられたんじゃないかとか、いろんな後悔が浮かびました。

20代で仕事だけじゃない人生の幸せに気づくことって大事だと思うんです。
だから、後悔する前に行動してほしい。家族、大切にしよう。親孝行しよう。

これに尽きます!笑

 Rumi's シネマアンサー『オン・ザ・ロック』


(C)2020 SCIC Intl

ソフィア・コッポラが描く、“ちょうどいい”オトナの親子の在り方。
 
ソフィア・コッポラの作品にイマイチハマらなかったわたしが、初めて「ソフィア!最高!」とスタンドオベーションしたのが『オン・ザ・ロック』でした。

今まではスーパーセレブならではの目線で、浮世離れした煌びやかな世界を描いてきたソフィア・コッポラが、良い意味でソフィア・コッポラらしくない“わたしたちに寄り添った”作品を作ってくれたのです。

突如、夫に浮気の疑念を抱き始めたローラ(ラシダ・ジョーンズ)は、父フィリックス(ビル・マーレイ)と夫を尾行することに。風変わりな浮気調査から見えてくる、父娘の絆にホロリ……。

大人になればなるほどに、親のことがムカつく生き物に見えてくるのかもしれません。
でもその感情と同時に気付かされるのは、大人になればなるほど、親と過ごす時間がかけがえないのない貴重な時間になるということ。

そりゃ考え方がズレていることもあるし、嫌悪感を抱くこともある。
それでも、結果的にやっぱり親子って良いよねって思わせてくれるから、この物語が大好きです。

ビル・マーレイの厄介だけど憎めないお父さん役がハマり役!
いつもは自分からかけないけど、お父さんに電話したくなる、そんな映画でした。



今月のお悩みと回答、いかがでしたか?

私たちのアンサーが、少しでも力になれたら嬉しいです。この連載では、“仕事"や“恋愛"、“人生"といった、お悩みを募集しております。

心のモヤモヤをスッキリしたいみなさん。ぜひ、私たちにご相談くださいね。映画とともに、人生をもっと素敵に!

(文:東 紗友美&加藤るみ)
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