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「ドクターホワイト」第5話レビュー:みんなとずっと一緒にいたい。目覚めていく白夜の感情(※ストーリーネタバレあり)


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浜辺美波が主演するドラマ「ドクターホワイト」が2022年1月17日放映スタートした。

樹林伸の小説を原作とする本作は、浜辺演じる豊富な医療知識を持つ正体不明の女性・雪村白夜が、現役医師の誤診を正していく医療ミステリー。共演は柄本佑、瀧本美織、岡崎紗絵、片桐仁、高橋努、高橋光臣、勝地涼、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)ら。

本記事では、第5話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

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「ドクターホワイト」第5話レビュー



医療にもいろいろある。常人が知らない病気もたくさんある。

CDTの前に立ちはだかるのは、真壁(小手伸也)が新設した総合診断科。JMAと呼ばれる医療分野に特化した経営コンサルを招へいし、彼らが開発した最新AI診断システムを取り入れようと言うのだ。
高森総合病院に運びこまれたグラビアモデル・日比谷カンナ(水崎綾女)の診断を巡って対決することになる。

確かに、AIなら必要な情報を入力したことで正確な診断結果を弾き出してくれそうだ。白夜(浜辺美波)はそんなAI診断能力に興味津々。目を輝かせる。少しずつ患者の命を守りたい、助けたい、という気持ちを持つようになっているが、白夜は「診断」についての興味がかなり強いのだろう。

そして診断対決は、カンナの不可解な病状から結論が出るのに時間がかかる。やがて白夜が下した確定診断は「狂犬病」だった。撮影ロケで訪れた海外で、コウモリを介して感染したのではないかという。人間が狂犬病?と思うが、日本では確かに長らく感染した症例がない。そして、狂犬病に罹ると高い確率で死亡するとされている。
しかし、ひとつだけ方法が……それは、麻酔で1週間ほど昏睡状態にし、患者自身の免疫でウィルスを駆逐するというもの。わずかだが成功例があり、白夜はやるべきだと主張する。「誰も死なせたくない」という白夜。確実に、白夜の中で感情が育っている。
最初はこのまま死にたいと言っていたカンナも、最後には了承し、日本初の治療が開始される。

診断を下しながらも、白夜は毎回新たな感情を学んでいる。今回は「愛」と「怖い」。眠るカンナに寄り添う滝を見て、愛がなんなのかを知る。これまでもそうだけれど、白夜は自分の中にある感情にどんな名前がついているか知らないだけ。ちゃんと、喜びも悲しみも、愛も白夜の中にある。

そして、今回、初めて白夜は将貴(柄本佑)に自分のことを話す。何者かも分からない。ただ、どこかの施設で育てられたこと、何もない空間でひとりぼっちだったこと。そして、二度とその場所に戻りたくない、将貴たちと、CDTのメンバーと一緒にいたいと打ち明ける。これまで、白夜は記憶を失っていると思っていたが、そうではなくて、本当に医療に知識以外は知らないのかもしれない。
怯えるような表情を見せる白夜に、将貴は「ずっとそばにいる。君を守る」と約束する。一見、愛の告白にも見える言葉だけれど、完全に将貴は親というか保護者目線。妹もいるし、保護者的意識は強いのだろう。

一方、高森巌(石坂浩二)のもとには勇気(毎熊克哉)から連絡が入る。横領の容疑で指名手配されている勇気だが、彼は一体どんな秘密を握っているのだろうか。

(文:ふくだりょうこ)


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