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2022年04月09日

名探偵コナン「揺れる警視庁 1200万人の人質」の魅力とは?『ハロウィンの花嫁』に繋がる物語は必見

名探偵コナン「揺れる警視庁 1200万人の人質」の魅力とは?『ハロウィンの花嫁』に繋がる物語は必見


因縁の相手である爆弾魔が映画に登場



『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』のストーリーを読むと、松田陣平と萩原研二を死に追いやった爆弾魔がどうやら刑務所を脱獄し再登場することがわかります。(どうやって脱獄したのかツッコまずにはいられませんが……)

2人を死に追いやった爆弾魔は松田陣平に想いを寄せていた佐藤刑事にとっても、親友を殺された降谷零にとっても因縁の相手です。映画にはこの因縁の爆弾魔が再登場するので、映画公開前に因縁の爆弾魔の顔を覚えておきましょう。

予告を観ると、爆弾魔の首も飛びそうな嫌な予感しかしませんが……。爆弾魔が映画でどのように対峙するのかも非常に気になるところ。

劇場版では3年前に松田陣平が殉職した数日前の出来事が描かれ、警察官として活躍する警察学校組をスクリーンで観れることが大きなポイントの1つです。しかし、松田陣平が殉職する数日前に起こった事件と考えただけでも切なすぎる展開になりそうです……。私の涙腺、耐えてくれ。

松田刑事と佐藤刑事が過ごした7日間


『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の予告をみてみると、佐藤刑事の「あいつとの1週間はよく覚えてる……高木くんには内緒よ。」というセリフがあり、映画では松田刑事が捜査一課の強行犯係に配属された7日間が描かれるようです。

「揺れる警視庁 1200万人の人質」では松田刑事が殉職した日が描かれているので、その前日談が映画のストーリーとなっています。松田刑事と佐藤刑事がどのような1週間を送ったのかも映画の注目ポイントの一つですね。松田刑事が捜査一課に在籍していたのは1週間ですが、互いに想いを寄せていた2人がどのような1週間を過ごしたのか、きっと切ない展開になることでしょう。

降谷零が同期と過ごした最後の日


『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

「これが僕達の最後の日の出来事さ……」


「3年前の11月6日、安室さんは松田刑事に会ったんだよね……」

『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の予告のコナン君と降谷零のセリフにあるように、映画では3年前に松田刑事が殉職した数日前の出来事が描かれ、「揺れる警視庁 1200万人の人質」では松田刑事が殉職した11月7日の出来事が描かれています。

特別な絆で結ばれている警察学校組ですが、3年前に一体何が起こるのでしょうか。

「揺れる警視庁 1200万の人質」が放送された当時は、降谷零は原作に登場しておらず、松田陣平と降谷零が警察学校時代の同期であることはわかっていなかったので、「佐藤刑事にとって忘れられない事件」というイメージがありました。


(C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

その後の『名探偵コナン 純黒の悪夢』にて降谷零と松田陣平の関係性が語られ、松田陣平と萩原研二は降谷零の警察学校時代の同期であることが判明しました。

この事件は降谷零にとっても親友を殺された許しがたい事件であり、彼を激しく突き動かすきっかけとなるのでしょう。映画では3年前の11月6日に同期のメンバーと正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」と渋谷で遭遇した事件が描かれるようですが、「揺れる警視庁 1200万人の人質」で登場した犯人との関係も気になるところです。


『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

映画の予告で松田陣平と萩原研二を除く4人がハイタッチをしたシーンの後に「命懸けだったんだ……無駄にはできない」というセリフがあり、過去と現在が繋がってくることがわかります。

過去の想いが現在へどのように繋がるのか、過去の想いが現在へどのように受け継がれていくのか、早く観たいという思いと、悲しさと切なさが混じり合って複雑な気持ちになります。

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Ⓒ青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

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