「名探偵コナン ゼロの日常」TIME.4:安室透、幼き日の記憶



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テレビアニメ「名探偵コナン ゼロの日常」が2022年4月4日(月)より放送スタート。

「名探偵コナン ゼロの日常」は、「名探偵コナン」原作者・青山剛昌の完全監修、新井隆広が描く公式スピンオフ作品であり、公安・探偵・黒ずくめの組織と、3つの顔(トリプルフェイス)を持つ安室透の誰も知らない日常が描かれる。

本記事では、第4話をcinemas PLUSのライターが紐解いていく。

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「名探偵コナン ゼロの日常」第4話レビュー



TIME.4は安室さんのアクションと、幼き日の記憶を思い出しながら、少年と自転車の特訓をする彼の姿が印象的でした。こんなに優しい表情をみせるなんてズルい……。安室さんの幼き日の優しい記憶に胸があたたかくなりました。

前半は、ポアロのハムサンドをアイドルの沖野ヨーコに届けるためにテレビ局を訪れた安室さんと梓さんのシーンからスタートしました。沖野ヨーコの可愛さにドキドキしている梓さんが可愛い。ポアロのハムサンドは毛利小五郎から教えてもらった様子です。



沖野ヨーコとの会話中に、安室さんは楽屋内に怪しげな気配を察知します。毛利小五郎に渡してほしいものがあるとバックの中を探していると、彼女の化粧ポーチが楽屋泥棒にまた盗まれたことが判明。楽屋泥棒の気配がすでに怪しすぎる……。

廊下に貼ってあるポスターを見て、梓さんが安室さんに「HANZO」とは何かを熱弁するシーンが最高に面白かったです。忍者姿の梓さんが可愛すぎる……!

「HANZO」とは忍者をモチーフにした超人気スポーツアトラクション番組で、一流のアスリートや体力自慢がスポーツアトラクションに挑戦する番組。沖野ヨーコは番組のコメンテーターで、完全制覇者にトロフィーを渡す役として出演していますが、完全制覇者はまだ現れていないそうです。「筋肉番付」という番組を思い出しました。



梓さんを待っている間、安室さんが沖野ヨーコの控え室に近づく謎の人影を発見。彼は「HANZO」のスタッフだと言い張りますが、挙動不審で怪しく、わざと落としたボールペンの音にも反応します。

そして、彼のポケットからは沖野ヨーコの化粧ポーチがでてきます。犯人が化粧ポーチを持ったまま逃走し、ここから「HANZO」のセットに逃げ込んだ犯人を追いかけながら「HANZO」の関門に挑んでいく安室さんのアクション姿が描かれました。

彼の運動神経の抜群さったら……。それにしても相変わらずのカッコ良さです。

「俺がセットを作った、俺の庭だ」と豪語していた犯人は、ポーチと共にまさかの途中で池に落下。どんまい……。

安室さんは最難関の「そそり立つ石垣」まで到達。上に着ていた服を脱ぎ気合十分すぎる安室さんの舌ペロ姿に、叫びそうになるくらい終始ドキドキしていました。



安室さん、最終的に楽しんでませんか……?結局、完全制覇した安室さんに思わず笑ってしまいます。犯人は無事に捕まり、一安心。安室さんが番組に出演することはないけど、出演したら優勝は確実でしょう。

TIME.4の後半は、少年に自転車の特訓をする安室さんの姿が描かれ、終始安室さんの優しい表情と笑顔が印象的でした。



ポアロの常連の少年が、友達と遠くに行くからと梓さんに自転車の乗り方を教えてほしいと頼みます。男同士の方がいいだろうと結局安室さんが少年に自転車の特訓をすることに。梓姉ちゃんが良かったと不貞腐れる少年がなんだかいじらしくて可愛い。

こんなカッコいい人に自分の気持ちなんてわからない、きっと失敗したら笑われるという気持ちにはとても共感できます。

しかし、少年に自転車の特訓をしている時の安室さんの表情が終始優しくて、見ている私まで優しい気持ちになりました。仮面ヤイバーのシールが欲しくて頑張る少年の姿にもほっこり。

「別に練習したいから来たんじゃないからな」

照れながらポアロに来た少年のシーン、すごく可愛かった!



仮面ヤイバーのシールもどんどん増えていき、少年と安室さんの交流に胸があたたかくなりました。安室さんも少年の為にシールを集めてあげたのかなと思うと優しさにジーンとなります。

練習もどんどん進み、遂に補助輪を取って練習することになります。補助輪をとって最初の運転は怖いし、緊張しますよね。私も自分の子ども時代を思い出しました。

転んでしまい、諦めそうになる少年と安室さんの会話もあたたかい。

「やっぱり僕には無理なんだ……」

「まだ自転車が怖い?」

サドルの後ろを安室さんが持ち、自転車を漕ぐ少年の姿を見ながら、安室さんの幼き日の記憶が描かれます。

「手離さないでね、絶対だよ。離したら僕、倒れちゃうから……」

「大丈夫、絶対離さないわ」

幼き日の安室さんとエレーナ先生の記憶でした。必死でペダルを漕ぐ少年時代の安室さんとエレーナ先生の姿が、現在の少年と安室さんの姿に重なります。

補助輪なしで自転車に乗れた時の幼き日の安室さんと少年の嬉しそうな笑顔、優しい笑顔のエレーナ先生と安室さんの姿が印象的でした。私も補助輪なしで自転車に乗れた時の気持ちを思い出し、優しい気持ちになります。

優しい気持ちになった回だった


TIME.4は安室さんのアクションを堪能し、優しい気持ちになった回でした。

次回は待望(?)のFBI捜査官のキャメルが登場し、愛犬のハロも登場するようなので、次回も楽しみです。


(文:前野真岐)

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Ⓒ 新井隆広・青山剛昌/小学館・「名探偵コナン ゼロの日常」製作委員会

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