「元彼の遺言状」第3話:もはや『元彼』も『遺言状』も関係のない展開に視聴者困惑!
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綾瀬はるか、大泉洋主演の月9ドラマ「元彼の遺言状」が2022年4月11日より放送スタート。
金に目がない敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬はるか)。ある日、大学時代の元彼・森川栄治(生田斗真)が亡くなったとの知らせが入る。自室で亡くなっていた栄治を発見したという男性・篠田敬太郎(大泉洋)から「僕を犯人に仕立て上げてほしい」と、驚きの依頼が。なんと、栄治は「僕を殺した犯人に全財産を相続させる」と遺言を残していたのだ。
本記事では、第3話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。
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「元彼の遺言状」第3話レビュー
第3話を視聴した感想はまさにこのコラムのタイトル通り、元彼はどこへ?
遺言状はどうなった?
である。
小説一冊分を2話で完結した斬新な試みには唸った。
が、はて?
ドラマのタイトルが置いてけぼりのような気がするのは、筆者だけだろうか?
キャストもドラマの雰囲気も悪くない、むしろ好きなタイプなのだけれど、印象が薄い感じに仕上がっているような…。
視聴者からも
「遺言の話しはもう終わり? 最終話まで引っ張ると思っていたから拍子抜け」
「弁護士が探偵になっているんだけど…」
「3話目から面白くなるのかなと思っていたけれど…4話から期待しようw」
うん、うんと思わずうなずいてしまう。
同感な意見が多くてホッとするも、まだ3話だ。
「黙って観ていなさいよ!」という、製作者側の声が聞こえてきそうなので、来週以降も黙って視聴しますっ!
とはいえ、綾瀬はるかが演じる剣持麗子と、大泉洋が演じる篠田敬太郎のバディは面白い。常に相手を「あんた!」と呼ぶ麗子の高飛車さも綾瀬が演じると、そこまで嫌味がない。
そして、このドラマには食べるシーンが多いのも特徴なのか?
すき焼き、ワンタンメン、お刺身、ケーキ、すうどん、これらを美味しそうに食べる麗子。美しい人が食べるシーンは、なぜこうも引きこまれるのだろう。
第3話は元彼の森川栄治(生田斗真)から引き継いだ「暮らしの法律事務所」にある事件の弁護依頼が入る。
アガサ・クリスティーの名著『そして誰もいなくなった』をもじった事件に、麗子と篠田の2人が事件を解いていく展開だった。
「金の亡者」のような設定の麗子だが、なんだかんだ言いながら、助けるべき人を助ける。
さらに、第1話から登場している栄治のいとこ、紗英(関水渚)も登場。一度見たものは忘れない、という特技を持つ紗英の活躍に期待できそう。
さて4話以降はどうなるのか。
まだまだ序盤だけに、大きく期待したい。
(文:駒子)
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