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『シン・ウルトラマン』自分もそんな歳になったとき、胸をときめかせて劇場に行きたいと思わせてくれた映画

■オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

自分は生粋の東映っ子ではあるんですが、さすがにこの映画は見ないわけにはいきません。

ということで見て参りました、『シン・ウルトラマン』。

(C)2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 (C)円谷プロ

『シン・ゴジラ』も最高、『シン・エヴァンゲリオン』も最高、来年には『シン・仮面ライダー』も控えてる。

ドラマ『アオイホノオ』で、庵野さんが大阪芸大時代にウルトラマンの自主映画を撮っていたことを知り、先の庵野秀明展で展示されていた実際の映像から、いかにウルトラマン、そして特撮への熱が高いか
を、にわかの自分でも相当感じることができました。

「シンゴジ」、「シンエヴァ」でも度肝を抜かれるほどのあっと驚く演出があったので、余計な情報なしで楽しむにはもちろん初日に行くのがいいだろう、ということで13日に妻と行ってきました。

劇場に入る前に少し時間があったので、先にパンフレットを購入。

デカデカと“ネタバレ注意”と書かれた帯で、しっかり封されていました。

これは「これから見る映画はとんでもない展開がありますよ」と言っているようなもの。

中身を見るのは見終わってからの楽しみだ、とカバンにしまおうとしたところ、妻がパンフレットを僕から奪い「西島秀俊、どんな役で出てんの?」とその封をちぎろうとしました。

「ちょ、ちょっと待って。この大きく書かれてるネタバレ注意の文字、見えへんの?」

と聞くと、

「アタシ、ネタバレ大丈夫な人だから」

コイツ酔うてんのか?

酔うてないとこの発言は辻褄が合わんぞと思いましたが、どシラフで、そして館内に響く大きな声でかましてました。

「お前大丈夫かもしれんけど、俺は大丈夫ちゃうねん」

という言葉は妻の機嫌を損ねるかもしれないので、ぐっと飲み込み館内へ。

(C)2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 (C)円谷プロ

初日ということでおじさんが多いだろうなとは思ってましたが、おじさんどころではありませんでした。

おじい、おじい、おじい。

白髪、白髪、白髪。

普段映画館に来ないのか、予告中に大きい声を出しながら自分の席を探すおじいちゃんも。

5分経っても自分の席が見つけられないようで、館内で迷子になっていました。

そんなこともあって、せっかく『シン・仮面ライダー』の新しい予告が流れていたのに集中できず終い。

色々ありましたが、いよいよ本編へ。


とんでもない特撮。

見たことのない特撮。

「シンゴジ」ばりの早口な展開。

ぎゅっと詰め込まれたエンターテイメント。

(C)2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 (C)円谷プロ

僕の口から言えるのはここまでです。

2時間ほどの鑑賞を満喫し終了後はトイレへ。

すると、男子トイレには珍しい列が。

とりあえず並ぶも一向に進まない。

乗り出して便器の方を見てみると、用を足してるのはなんと全員おじいちゃん。

終わる気配のない、しっかりとした仁王立ち。

ちなみに僕の前に並んでる人もおじいちゃん。

そこのトイレは諦めました。

「ウルトラマン」は1966年の作品

当時5歳で見てたとしたら、61歳。

そら、そうなるか。

しかし自分もそんな歳になったとき、このおじいちゃん達と同じように、胸をときめかせて特撮を見に劇場に行きたい。

そう思わせてくれた2022年5月13日でした。

(文:篠宮暁)

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