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「ちむどんどん」第90回:披露宴で智に挨拶させるのはありかなしか


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2022年4月11日より放映スタートしたNHK朝ドラ「ちむどんどん」。

沖縄の本土復帰50年に合わせて放映される本作は、復帰前の沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかける主人公と支え合う兄妹たちの絆を描くストーリー。「やんばる地域」で生まれ育ち、ふるさとの「食」に自分らしい生き方を見出していくヒロイン・比嘉暢子を黒島結菜が演じる。

本記事では、その第90回をライター・木俣冬が紐解いていく。

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「ちむどんどん」第90回レビュー

いよいよ披露宴。無理やり参加させられた智(前田公輝)はフォーマルに着替えています。とゆーことは、やはり、あらかじめ比嘉家総出で図ってあったことかもしれないですね。

歌子(上白石萌歌)もお着物に着替えています。演奏も無事できました。

主賓の挨拶で、真っ先に智が指名されることはやはりみんなであらかじめ図っていたのでしょうか。

智は焦りながらも立派に挨拶します。結婚してほしくなかったと本音が出て一瞬ピリっとなりますが、すぐ切り替えて、ふたりはお似合いと認めます。

これはなかなか賛否両論案件です。

関係者の前で話をすることで完全に吹っ切るという儀式的なこと? それによって共同体の一員として再び、今まで通りにいられるというような。

それはそれで智もこそこそしないで、楽になるのかもしれません。ともすれば、
房子(原田美枝子)三郎(片岡鶴太郎)みたいに長いこと気まずくて会えなくなるので、暢子(黒島結菜)はそうしたくなかったということでしょうか。

からっと仲直りしたい気持ちもわかるし、簡単にはそうできない人もいます。
智はたまたますぐ元通りになっても大丈夫な性格だったのでしょう。

これは別れてから友達に戻れるか、もう絶対戻れない、あなたはどっち?問題に近い気がします。筆者は戻れる派ですが、絶対戻れない人も知っています。

智の次は房子が、披露宴あるある、ちょっといい話をします。アッラ・フォンターナはイタリア語で泉。ニーチェの言葉「足元を掘れ そこに泉あり」を引用して、自分の原点(源泉?)を深く掘ることを説きます。

そこで暢子は、自分かどんな店を作りたいか確信するのでした。

今日はめでたい日ですから、このまま、よかったよかったとしたいです。みんなが口々に料理を食べて「美味しい」「マーサンヤー」と笑っている様子は至福のひとときです。

暢子は子供のときはかなり美味しいものに執着していましたが、東京に来てからはさほど料理オタクな印象もなく、もちまえの料理のセンスと技術ですんなりやってる感じで、悩んだり迷ったりして見えないので、泉を見つけた!というカタルシスがないのです。

とはいえ、ウェディングドレスも琉装もすてきでした! 琉装、艶やかでした!
和彦(宮沢氷魚)は借りてきたお雛様のようでした。

賢秀(竜星涼)は豚の出産で披露宴に欠席します。豚の出産を選ぶのが謎です。
豚愛が強いのか、はたまた、実は、こんな俺では父代わりとして人前に堂々と出られないと卑下しているのか……。
出産後、清恵(佐津川愛美)とふたり疲れて寝ている姿が微笑ましい。彼の泉はここにありそうです。


(文:木俣冬)


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