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「純愛ディソナンス」第5話:「忘れられないよ」からの「ごめん……」中島裕翔の色香漂う


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中島裕翔(Hey! Say! JUMP)が主演を務めるドラマ「純愛ディソナンス」(フジテレビ)が2022年7月14日スタート。

新任音楽教師と生徒の“純愛”を軸とする本作。高校を舞台にした第1部と大人の人間模様を描く第2部で構成され、タブーと隣合わせにある恋が次第に周囲を巻き込み“ディソナンス”(=不協和音)となっていく様を描く。

本記事では、第5話をcinemas PLUSのドラマライターが紐解いていく。

「純愛ディソナンス」第5話レビュー

共感できるのは誰?許せないのは誰?

「純愛ディソナンス」は、そう私たちに問いかけてくる。

今や既婚者となった正樹(中島裕翔)への思いを止められない冴(吉川愛)と、彼女を心のどこかで唯一の希望とする正樹。理性と感情の狭間で揺れ動く二人を、さらに泥沼へと導こうとするのは路加(佐藤隆太)だった。

5年前、冴と正樹の間で起こった出来事を知る路加。彼は碓井(光石研)への復讐を遂げるため、冴・正樹・愛菜美(比嘉愛未)の三角関係を利用し始める。そこにどんな企みがあるのかは謎だが、冴と正樹を再び結びつけたいようだ。

路加はいきなり冴と正樹を遠方の地で二人きりにして、彼らが間違いを起こすかどうかの賭けを愛菜美に持ちかける。愛菜美はもちろん、何も起こらない方に賭けるのだった。

結果として、彼女は賭けに勝つ。冴と正樹が一線を越えることはなかった。でも、一緒にケーキを食べた思い出を「忘れられないよ(正樹)」「忘れないで(冴)」と語り合う場面が印象的だった。これはもう、互いへの消せぬ思いを伝え合ったようなものではないか。

だから、正樹は罪悪感を打ち消すように愛菜美を抱いたのだろう。冴の前で見せる子どもっぽさを残した顔と、愛菜美の前で見せる憂いを帯びた大人の顔。そのアンバランスさが強烈な色香を放っている。

自分が愛菜美の立場だったら、他の女に取られないか常にハラハラするだろう。愛菜美の異常ともいえる牽制も分からなくはない。視点を変えれば、一気に共感できる人物が変わってしまうのがこのドラマの面白いところだ。

冴と正樹の“純愛”も、あと一歩関係を踏み込めば、冴を含む多くの人が嫌悪感を覚える“不倫愛”に変わる。一方で、純粋に思い合っていた二人の関係を引き裂いたのは愛菜美だ。彼女は5年前に、二人の写真をばら撒いた張本人。

汚い手を使ったのだから、正樹を冴に奪われても仕方ないと思うだろうか。それとも先生と生徒という関係性を超えてしまった正樹と冴に問題があったのだから、愛菜美の行動は正しいと思うだろうか。視聴者の数だけ、答えは無数に存在する。

冴の母・静(富田靖子)の登場で、さらなる波乱の予感を漂わせる「純愛ディソナンス」。もはや慎太郎(高橋優斗)のいる場所だけが安全圏に思えてきた。彼にだけはこれ以上、泥沼に足を踏み入れてほしくないと願ってしまう。

(文:苫とり子)


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