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<中村倫也>色気が漏れ出る作品“5選”


(C)TBS

ただそこに存在しているだけで、たゆたうような色気にノックアウトされるーー中村倫也の持つ破壊力は恐ろしい。

「H2 〜君といた日々」『乱歩地獄』などでの初々しい姿から、「凪のお暇」「この恋あたためますか」などでのつかみどころのなさ、「珈琲いかがでしょう」『ハケンアニメ!』などでのミステリアスさ……年齢と経験を積むごとに増していく“人たらし感”は底知れない。

ドラマ・映画・舞台と数多くの作品に出演してきた彼の代表作品を挙げることさえ難題だが、今回は中村倫也の色気が漏れ出る作品5選をひねり出してみた。

「伊藤くん A to E」史上最高で最強な配役・クズケン



本作にはドラマ版と映画版が存在しているが、ここではドラマ版にフィーチャーしたい。

脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)は、5年前に担当した大ヒットドラマ「東京ドールハウス」以降ヒット作を出せず、スランプに陥っていた。
かつて公私ともにパートナーだったドラマプロデューサー・田村伸也(田中圭)は、少しでも企画のヒントになればと、「東京ドールハウス」をネタに書いたエッセイ本「ヒロインみたいな恋をしよう!」発売記念のトークショーでファンからの恋愛相談企画を目論む。

アンケート用紙を流し見る中で目に留まった、ぞんざいに扱われる女・島原智美(佐々木希)、自分の殻に閉じこもる女・野瀬修子(志田未来)、愛されたい女・相田聡子(池田エライザ)、高学歴の鉄壁女・神保実希(夏帆)ら女性4人。彼女たちが相談している男の名前は全員“伊藤”。これは……偶然?

恋愛相談の当選者として彼女たちから直接話を聞く中で見えてきた、驚愕の真実とはーー


群像劇仕立てで2話ごとに大きく展開を迎えるストーリー、ついつい続きが気になりNetflixで夜通し一気観したものだ。

今となっては、展開がわかっていても繰り返し見たくなる作品の1つに昇華している。中村倫也演じる“クズケン”に、夢中にならずにはいられないからだ。

クズケンこと久住健太郎は、矢崎のことを師匠として慕う売れっ子脚本家。
なんとも適当な空気感を纏わせているクズケンだが正真正銘、本作品の登場人物の中で誰よりも純真なのである。



彼の見どころとなるのは、なんといっても第7話・第8話の神保実希(夏帆)に纏わる回。

伊藤に思いを寄せる神保は「伊藤のために伊藤以外の男で処女を捨てたい」と思い、大学時代の先輩であるクズケンにすがりつく。

「神保が処女捨てたいって言うんだったら、すぐやっちゃった方がいいだろ?」とおどけるクズケンだが、レストランで神保の誕生日をサプライズでお祝いしたり、初めてのことに緊張する神保を気遣ったりと、やたらと紳士な姿を見せる。

そう、クズケンは、神保のことが好きなのだ。

にもかかわらず、好きだからこそ自身の気持ちを一生懸命抑えて神保に接するクズケンの姿に、切なさとキュンが止まらない。

クズケンは、中村倫也史上最高で最強な配役と言っても過言ではない。

『水曜日が消えた』中村倫也を全身で浴びられる眼福映画


(C)2020「水曜日が消えた」製作委員会

幼い頃の交通事故がきっかけで、曜日ごとに人格が入れ替わるようになってしまった“僕”(中村倫也)。
朝目が覚めると、前日の記憶はない。月曜日の僕は月曜日にしか、火曜日の僕は火曜日にしか生きられないからだ。
異色な共同生活は不便ながらも、性格や個性が異なる“7人の僕”は互いを曜日で呼び合いコミュニケーションを取りながら、平和な毎日を過ごしていた。

そんな中、“火曜日”がとある異変を感じる。何かが違うーーどうやら今日は火曜日ではなく、水曜日のようだ。
そう、突如として“水曜日”が姿を消してしまった。
一番地味な人格の“火曜日”が、“水曜日”の代わりに一日を過ごすことになり、いつもとは違う充実した日常に人生の歯止めが効かなくなってーー


(C)2020「水曜日が消えた」製作委員会

本作品で主人公となるのは、一番地味な人格の“火曜日”だが、終盤はそれぞれの“僕”が少しだけ登場する。

驚くほどに十人十色な中村倫也の姿に「もっと序盤に見たかった……!」と思ってしまうのは、私だけではないはずだ。

“月曜日”は相当にイカしたやんちゃなようで、“火曜日”は毎朝絶望から一日がスタートする。
アルコールの空き瓶・空き缶だらけの部屋、吸い殻で溢れかえった灰皿、隣には知らない女が寝ているし、なんなら男が寝ていて自身が女装をしていたこともある。


(C)2020「水曜日が消えた」製作委員会

“火曜日”がいたたまれない気持ちになっているところを見るたびに、“月曜日”の中村倫也が一体どんな奴なのか気になって仕方がない。

……だがそれは、映画の終盤までのお楽しみ。

『人数の町』繊細な感情猫写の変遷を見事体現


(C)2020「人数の町」製作委員会

借金取りに追われ続け、ついに逃げ場がなくなってしまった哲也(中村倫也)。
間一髪で危機を免れ、行き場を失った者たちを受け入れるという奇妙な“町”にたどり着く。
最小限の労働、保証された衣食住、性欲も満たされる仕組み……異世界に違和感を覚えながらも、哲也は徐々にその暮らしに馴染んでいく。

ある日、行方不明になってしまった(立花恵理)を探し求めて姉の紅子(石橋静河)が“町”にやってくる。まだ人間らしさを保っている紅子の姿を見て、正気を取り戻し始めた哲也はーー


(C)2020「人数の町」製作委員会

観終わってわかる『人数の町』というタイトルの意味に、身震いがする。
なんとも異世界ではあるが、「どこかで実在していそう」と思ってしまうからまた不思議だ。

本作では「やさぐれた中村倫也」「男全開な中村倫也」「どこか諦めを覚えた中村倫也」「守るものができてレベルアップした中村倫也」など、繊細な感情猫写に沿った彼の姿を拝める。


(C)2020「人数の町」製作委員会

セックスの相手を堂々と選べる世界に中村倫也がいたら、そりゃもう中村倫也に申し入れる以外の選択肢はない。

そんな世界線で生きてみたいと思ってしまう、中村倫也の魅力が至極恐ろしい。

『私をくいとめて』声だけでもわかる、この色気。


(C)2020「私をくいとめて」製作委員会

恋愛や仕事で大きな波を迎えることもなく31歳を迎えたみつ子(のん)は、おひとりさまにも慣れて楽しく生活を送っている。
みつ子が充実したおひとりさま生活を過ごせているのは、脳内にいるもう一人の自分「A」のおかげだった。

「Aがいるなら、一人でも怖くない」

そんな風に思っていたみつ子だったが、ある日転機が訪れる。職場の取引先の年下男性・多田(林遣都)に恋をしてしまいーー



『私をくいとめて』に中村倫也そのものは登場しないし、キャストにも名前の記載はない。
だが、紛れもなく本作において重要なキーマンとなっている。

みつ子に優しく語りかける、聞き覚えのある柔らかい声。そう、Aの声の主が、中村倫也なのである。声のみの出演にもかかわらず、“中村倫也”の存在感は半端じゃない。声だけでもわかる、この色気の正体は一体。

「みつ子、Aと結婚しちゃえばいいのに」とまで思わせられる存在感に脱帽だ。

『ウェディング・ハイ』絶大なる彼氏感に釘付け!


(C)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

新郎新婦の要望に沿った結婚式を作り上げる、優秀なウェディングプランナー・中越真帆(篠原涼子)。
ところが、とあるカップルの結婚式にて、一癖も二癖もある参列者たちが暴走し始めたことをキッカケに、彼女は次々ととんでもないトラブルに見舞われていく。

NOと言わないプランナー・中越を取り巻く、流されやすい新郎・石川彰人(中村倫也)、天真爛漫な新婦・新田遥(関水渚)、花嫁略奪に来た元カレ・八代裕也(岩田剛典)、そして謎の男・澤田紀昭(向井理)……その他、クセ者多数。ハチャメチャ続きの結婚式、一体どう着地する?!


(C)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

まずはなんといっても、笑いの鬼才であるバカリズム脚本×独特の世界観を持つ大九明子監督のコラボというところで、終始抱腹絶倒。

これほどまでに、涙ではなく笑いが理由でマスクが邪魔だと思った映画は珍しい。予測不能な展開とセンス抜群なアホらしさに、思わず吹き出さずにはいられない。


(C)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

中村倫也は、至って普通な新郎を好演。
至って普通だからこそのリアコ感は、関水渚に嫉妬心を抱いてしまうほどだ。

同性から見ても、結婚に際する男性ならではの悩みの連続に、共感とため息が止まらないことだろう。

中村倫也の絶大なる彼氏感に、釘付けになってしまうに違いない。

現在放送中「石子と羽男」でも中村倫也ワールド炸裂中!


(C)TBS

中村倫也の最近の映画での活躍といえば、2022年5月に公開され、口コミの熱量と比例して観客動員数が増加した『ハケンアニメ!』での伝説の天才アニメ監督・王子千晴役が記憶に新しい。

そして彼の活躍は映画だけにとどまらない。

2022年7月15日より放送中のTBS系金曜ドラマ「石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー」にて、自由奔放な弁護士・羽男こと羽根岡佳男として出演中だ。


(C)TBS

ちょっとめんどくさい、しかしながら一枚上手、どこかミステリアスな雰囲気を併せ持つ羽男と、中村倫也の相性は抜群なのである。

役柄なのか、本人の素質なのか……判断しかねる人たらしさに翻弄されながら、これからも中村倫也ワールドにどんどん巻き込まれていきたい。

(文:桐本絵梨花)

■『ウェディング・ハイ』配信サービス一覧



| 2021年 | 日本 | 117分 | (C)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会 | 監督:大九明子 | 篠原涼子/中村倫也/関水渚/岩田剛典/中尾明慶/浅利陽介/前野朋哉/泉澤祐希/佐藤晴美/宮尾俊太郎/六角精児/尾美としのり/池田鉄洋/臼田あさ美/片桐はいり/皆川猿時/向井理/高橋克実 |

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