8月20日より開催の「第33回 東京学生映画祭」に齊藤工と西川美和監督から応援コメントが到着!
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8月20日、8月21日に渋谷ユーロライブにて開催される「第33回 東京学生映画祭」に、齊藤工と西川美和監督から応援コメントが到着した。
東京学生映画祭は、「学生映画」を募集し、コンペティション形式でグランプリを決定している日本最大規模の学生映画祭で、企画・運営すべてが学生によって行われている。学生映画と映画界全体の振興に貢献し、映画を制作する学生と映画界の架け橋になっていくことを目的としており、過去の出身者には『EUREKA』青山真治監督、『君に届け』熊澤尚人監督、『アヒルと鴨のコインロッカー』中村義洋監督、『君の膵臓を食べたい』月川翔監督、『ちはやふる』小泉徳宏監督、『溺れるナイフ』山戸結希監督をはじめ、現在の日本映画界の第一線で活躍する多くの才能を輩出してきた。
コメント
齊藤工(俳優/映画監督)
映画界及び映像業界は明らかに変革期を迎えています
然し乍ら業態は変化を恐れ
何処か元通りに向かってしまっている感じもします
個人的には進行形の現代を捉えた学生の皆さんの自由な創造性や未来を見つめる眼差しは
これからの映画界の唯一の兆しだと思っています
いずれ皆さんの世代が映像業界のイニシアティブを握る時代がやって来ます
どうぞ軽やかに新たな風を吹かせて下さい
本年度の開催 愉しみにしています
西川美和(映画監督)
時代はどんどん複雑になっています。情報は入り乱れ、経済も政治も明るい兆しがなく、戦争や疫病は終わりも見えない。こんな時代にも、まだ映画を夢見ている学生がいるのかと思うと、ふしぎな気がします。もしかしたら私たち40代以上が映画に憧れた理由と、今の学生たちが映画に見出しているものとは、全く質が違うのかもしれない。
けれど、政策にも、経済にも、教育にさえも、どうにも救えないものが人間の中にあるのだとしたら、そこを救う可能性を持つのは、文化です。映画もその中に、ちゃんと入っていなければならない。それは多分、時代が変わっても変わらないことです。皆さんに、その担い手になってほしいと心から願っています。
「第33回 東京学生映画祭」開催概要
■ 日時 : 2022年8月20日(土)~ 8月21日(日)■ 場所 : 渋谷 ユーロライブ(渋谷駅から徒歩9分)
■審査員一覧
○実写長編部門(A~Cプログラム)・実写短編部門(Eプログラム)
杉野希妃(映画監督・女優・プロデューサー)
瀬々敬久(映画監督)
三宅隆太(映画監督・脚本家)
○アニメーション部門(Dプログラム)
細田守(映画監督)
岩井澤健治(映画監督)
■≪Aプログラム≫8月20日(土)開場11:30 開演12:05
○トーク審査員:杉野希妃
○本選出場作品
『カンパニュラの少女』安本未玖(京都芸術大学)
『ただいま』 劉波(武蔵野美術大学大学院)
■≪Bプログラム≫8月20日(土) 開場15:23 開演15:33
○トーク審査員:瀬々敬久
○本選出場作品
『えんまさん』鈴木智貴(立命館大学)
■≪Cプログラム≫8月20日(土) 開場18:13 開演18:23
○トーク審査員:三宅隆太
○本選出場作品
『明ける夜に』堀内友貴(東放学園映画専門学校)
■≪Dプログラム≫ 8月21日(日) 開場13:40 開演13:50
○トーク審査員:細田守 岩井澤健治
○本選出場作品
『HA・NA・KU・SO』オダアマネ(東京藝術大学)
『蟹眼』前田青空(日本大学)
『サカナ島胃袋三腸目』若林萌(東京藝術大学)
『川凪ぐ火葬場』はるおさき(武蔵野美術大学)
■≪Eプログラム≫8月21日(日) 開場16:25 開演16:35
○トーク審査員:三宅隆太
○本選出場作品
『COMPASS』荒川ちか(日本大学)
『C地点旅行記』松本帆乃夏(武蔵野美術大学)
『私はたぶん絶対にかわいい』堀内友貴(東放学園映画専門学校)
『Episodic memory』鈴木理利子(武蔵野美術大学)
■≪特別招待作品≫2022年8月21日 (日)開場10:30 開演11:10
チケット 一律 1500円
『時をかける少女』細田守
上映後、細田守監督によるトークイベントを開催
■各種チケット
○前売り券 7月2日(土) 18:00~8月19日(金)23:59
一般:1000円 / 学生:500円 / 招待作品:一律1500円https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02k863gtqaf21.html
○当日券 会場での販売のみ
一律:1500円 / 招待作品:1700円
主催:第33回東京学生映画祭企画委員会
HP:https://tougakusai.jp/33rd
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