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2023年01月19日

「リバーサルオーケストラ」第2話:続けることの難しさ、夢を追いかけることの険しさ

「リバーサルオーケストラ」第2話:続けることの難しさ、夢を追いかけることの険しさ

門脇麦主演、田中圭が共演する日本テレビの新水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」が2023年1月11日スタート。

本作は“元”天才ヴァイオリニストと変人マエストロが地元のポンコツオーケストラを「大改造」する一発逆転音楽エンターテイメント。民放GP帯ドラマ初主演をつとめる門脇麦や門脇と『あなたの番です 劇場版』以来の共演となる田中圭他、ポンコツ楽団の団員を演じる個性的なキャストが集結した。

本記事では、第2話をCINEMAS+のドラマライターが紐解いていく。

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「リバーサルオーケストラ」第2話レビュー

玉響にコンサートマスターとして加入した初音(門脇麦)。もともとはソリストの初音にとって、コンマスは初めての体験で弾き方や役割も違う。
不安がありつつも、ワクワクした様子を見せているのがイイ。それだけヴァイオリンを弾けることが楽しみで仕方がないのが分かる。

しかし、ポンコツオーケストラ・玉響には問題が山積みだ。
まず、フルートの蒼(坂東龍汰)がやる気を見せず、遅刻してばかりということ。
マエストロ・朝陽(田中圭)も苛立った様子を見せる。オーケストラ以前に社会人として遅刻はいただけない。

すると、朝陽は初音に蒼の遅刻の理由を探るように命じる。
コンマス、こんな仕事までしていたらいくら体があっても足りない。多分。
しかし、ブツブツ言いながらも言うことを聞くのが初音だ。
実は蒼はバイトをいくつも掛け持ちしていた。
オーケストラ団員としての給料15万円だけではやっていけない。
奨学金の支払いもあるし、楽器のローン、そしてもちろん生活費も。家賃は滞納しており、督促状が届いていた。バイトに明け暮れ、フルートを練習する暇がない。負のループに陥っていたのだ。

そんな蒼に、初音はオンラインでフルートのレッスンをしてみてはどうかと提案。時間の使い方を工夫して、練習時間と収入を増やそうというわけだ。
玉響の面々も協力し、うまく進み始めたように見えたが、蒼のもとに母親がやってきて事態は急変。
父親が初期のガンだということが発覚し、家業を継いでほしいと母親から頼まれてしまう。

音楽で食べていくことの難しさ、やりたいことをやり続けることの難しさ。
そして、親も子どものやりたいことを応援できるかというと、意見が分かれるところだろう。夢を追いかけることで、子どもが幸せになれるとは限らないのだから。

ただ、この物語で大切にされているのは「どれだけ音楽が好きか」ということだろう。
一度はヴァイオリンを手放そうとした初音の言葉が蒼に染みていく。

ギリギリのところで自分の気持ちを確認できた蒼は、初音と共に玉響の練習へ向かう。次、遅刻したら解雇するという朝陽の言葉があったので2人とも必死だ。

そして、レッスン室には蒼の両親の姿が。事情を知っていた朝陽が招いたのだ。
蒼に何度も同じ場所を演奏させる朝陽。不貞腐れることなく、必死でフルートを奏でる蒼。そして、オケ全員での演奏後、朝陽は「やっと目が覚めましたね」と蒼に向かって言う。

天才と言われる朝陽と初音の言動にズレたところがないので、安心して観られるのが良い。
それぞれが真っすぐに好きなものに向かって突き進んでいく様子が観ている人の心を動かす。

が、そんな中、高階組の会長・藍子(原日出子)が朝陽を引き抜こうという動きを見せる。さらに玉響に退団願を出した人物が……!

あと、住む場所がないからと蒼が初音の家に同居することになったのも予想外の展開である。

少しずつ玉響のメンバーが絆を強くし、レベルアップしていく物語であることは間違いないと思うのだが、今後も予想外のワクワクがいろいろ待っていそう。期待が膨らむ。

(文:ふくだりょうこ)

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(C)日本テレビ

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