インタビュー

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2023年02月18日

<独占>GERAラジオ「コットンのバタフライピンポン」に密着!陽キャな二人が生み出す笑いの渦

<独占>GERAラジオ「コットンのバタフライピンポン」に密着!陽キャな二人が生み出す笑いの渦

今をときめく芸人たちの抱腹絶倒なラジオ番組が楽しめる、芸人特化アプリ「GERA」。

2023年1月28日より同アプリで新たにスタートしたのが、西村真二&きょんのお笑いコンビ、コットンが送る「コットンのバタフライピンポン」だ。

今回、CINEMAS+は同番組の収録に密着。「キングオブコント 2022」で準優勝に輝き、現在芸人としてノリにノッているコットンの、コンビでは初となるレギュラーラジオ番組に注目した。

「今芸人やってる……!」エネルギーにあふれたコットンの収録現場

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今回潜入したのは、「コットンのバタフライピンポン」4回目の収録現場だ。

収録が始まると、すぐに明るく軽快なトークを始める西村ときょん。ともに陽キャな2人の本領発揮というところだろうか。

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この日の収録で盛り上がったのは「クラス一軍昇格試験過去問」のコーナー。ともに学生時代にクラスの一軍だったというコットンの2人が、リスナーが出題する一軍昇格のための試験問題に挑む中、学生時代のエピソードを披露したり、本気で正しい答えを出そうとするモードに入ったりしながら収録が進んでいく。

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とぼけたトークを展開しながらにこやかな笑顔が絶えないきょんと、身振り手振りを混じえて話を畳み掛ける合間で何度も顔いっぱいに笑う西村。2人の間で放出される明るいエネルギーのおかげで、現場が心地よい熱気に包まれる。

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昔からラジオが大好きだったという西村と、あまりラジオを聴かない人生を送ってきて“ラジオ童貞”を自称するきょん。これまでのラジオに対する向き合い方が実はまったく違う2人だが、現場の姿はともに本当に楽しそう。終始歯切れのよい喋りで周りのスタッフや取材している我々も笑いの渦に巻き込み、充実の内容でラジオ収録を終えた。

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コットンといえば、昨年話題となったM-1グランプリ×ウルフルズのコラボPV「暴れだす V」の中で、「今芸人やってる……!って、!生きてる……!って」と熱く語っていた西村の姿を思い出す。今回の取材で目の当たりにしたのも、まさに身体いっぱい、表情いっぱいで「今芸人やってる……!」コットンの2人。この勢い、このパワーで今年はさらに飛躍するのでは?と期待せずにいられなかった。

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番組の最後、寄せられたメールの中から「ベストスマッシュ」を選ぶため、きょんが実際に卓球ラケットを手にしていたが、お笑いの世界を華麗なるバタフライで泳ぎ抜いて、皆が「やばいね」と唸るベストスマッシュを決める、そんなコットンの姿を見られる瞬間(とき)は、決して遠くないかもしれない。

コットン・インタビュー「コンビラジオの始まりなので大事にしていきたい」

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ここからは、ラジオ収録後にコットンの2人を直撃したインタビューの模様をお届けする。

「ラジオやってる」感じが楽しい!GERAでライバルだと思っているのは……?

――お2人は、YouTubeで「コットンのラジオパレード」をずっとやられていますが、GERAの番組とYouTubeラジオで違うのはどんなところでしょうか?

コットン・西村真二(以下西村):単純に体重のかかり方が違いますね。YouTubeで上げているのはラジオではあるけれど緩くて、エピソードをあまり精査せず枝葉の部分も入れて話しているんですが、GERAではちゃんとパッケージ、商品として喋ることを意識しています。

コットン・きょん(以下きょん):YouTubeラジオはがっつりやっているようで実はリラックスしていて、特にコーナーもなく尺もよきところで……みたいにやっているんです。一方GERAのラジオはコーナーがあったりリスナーさんたちが送ってきてくれるお便りが面白かったり、「ラジオやってる」感じがすごく楽しいですね。

――番組への感想は「エニシングOK」だそうですが、スタート後に印象的だった反響はありますか?

西村:僕らは基本どちらも陽キャなんですが、陽キャって人生であまりラジオを聴いてこなかったイメージありますよね。番組で自分たちの陽キャな部分が端々で出ているせいか、「自分が陰キャすぎて、このラジオしんどい」みたいな反応があり、陽キャハラスメントしちゃったかなというのは感じました(笑)。

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――ずばり、GERAでライバルだと思っているのはどの芸人さんでしょうか?

きょん:僕はトンツカタンのお抹茶です。今年の「R-1グランプリ」で彼も準決勝まで残っていて、まずお抹茶を潰して俺が決勝行くんだという気持ちだったので。ライバルはお抹茶のみで、(トンツカタンの)森本と櫻田はOKです。

西村:僕はサトミツ(佐藤満春)さんですね。博識な方ですし、今、レギュラーを19本もやられているんですよね。どきどきキャンプのコンビの仕事もあるのに大丈夫なんだろうか…って、すみません。これはあくまで後輩からの勝手なお節介ですが(笑)、見ている方がついそんなふうに思ってしまうところもサトミツさんのすごいところで、自分もああいう多才な芸人になりたいと憧れています。

――ラジオでよく名前を出されているヤーレンズさんはいかがでしょうか?

西村:いや、僕らはヤーレンズさんの番組の親衛隊なので。だから、「ヤーレンズのラジオ虎」に何かあったらマジで動きますし、もしもフライデー襲撃に行くときはついていきます!

きょん:きょんは行くかどうかわからないけどね(笑)。

「キングオブコント」準優勝で「ケータリングが豪華になった」

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――「キングオブコント 2022」で準優勝されてから数ヶ月たちますが、この間で変化したことはありますか?


きょん:昔から名前を耳にしていた番組にいっぱい出ることができて、知ってもらう機会がめちゃくちゃ増えましたね。キングオブコントがなかったらこうはなってなかった……というのでは、丸山桂里奈さんとお友達になったこと。毎日DMが届いてます。

西村:DMかい! LINEせえよ。

きょん:いや、そろそろLINE聞こうかな?ってタイミングで、丸山さんが育休に入ったので。まあ、DMでちょうどいい方だなと。

西村:どういう意味(笑)?

きょん:住所教えてって言われてなんとなく教えたら、ピザが届いたりしたので(笑)。

西村:僕は、「キングオブコント」以降スタッフに舐められなくなった気がしています。去年の決勝以前にとある仕事で楽屋に入ったとき、ケータリングがお菓子2個と水2本だけの減量中のボクサーみたいなものだけだったんです。そのときは本当にむかついて、せめてもの反骨心と思ってお菓子も手をつけませんでしたね。準優勝してからは現場でお弁当や飲み物が何種類もあって、ケータリングが豪華になったのを実感しています。

――今年も「キングオブコント」は開催されるかと思いますが、去年と戦い方が違ってくる部分はありますか?

西村:まるきり違ってくると思います。去年の決勝ネタのイメージや構成、色みたいなものがお笑いファンに根強く残っているだろうし、審査員も「コットン、今年はどやねん」と去年の点数を物差しにしてジャッジする部分があるかもしれない。だから、自分たちのスタイルは変わらないものの今年なりのエッセンスを加えて、「こいつら、こんな仕掛けできたんや」と思わせなきゃだめだなというのがめっちゃあります。

2023年の目標は? 「彼女を作る」(きょん)「賞を総ナメ」(西村)

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――「キングオブコント」以外で、お2人の2023年の目標は何ですか?


きょん:彼女を作ることですね。これは太文字で書いておいてください(笑)。

西村:僕は「キングオブコント」や「M-1」以外の賞もとりたいです。ベストジーニストとかモンドセレクションとか、賞という賞を全部総ナメしたい気持ちがあります。結婚したので子どもが生まれたらベスト・ファーザー賞も欲しいですね。

――なるほど。西村さんにとって賞をとる価値はどんなことですか? たとえば、自分を成長させてくれるものとか……?

西村:いや、呼吸するみたいなものですね(笑)。ずっと当たり前にしてきたことなので。実家にトロフィーいっぱいあるんで一度見ますか? 僕のトロフィーでボーリングして遊んじゃってもいいですよ。なんならミスター慶應のタスキもかけましょうか(笑)。

――それはすごい(笑)。賞といえば、きょんさんは3月に「R-1グランプリ」の決勝がありますが、賞をとる意味をどんなふうに考えていますか?

きょん:もう、純粋に1等賞ということですね。僕はこれまで特に1等賞をとってきた人生ではなかったけれど、やっぱり自分の好きな仕事で1等賞をとるのは、自分が一番望んでいることだなとすごく感じてます。R-1はもう本当にやるだけですね。思いきりやってついてくる結果がよかったら最高だと思ってます。

――決勝期待しています! 最後に、「コットンのバタフライピンポン」の展望を教えてください。

きょん:「きょんの成長計画」ですね(笑)。僕はラジオ童貞で、自分にとって最初のラジオなので、この番組でラジオ人生をどんどんステップアップしていきたいです。「いずれはきょんが回す」ぐらいのテンションでのぞんで頑張ります!

西村:僕は昔からラジオが好きだったので、自分が学生時代に聴いていた番組を目指したいし、勉強や何かの片手間にラジオを聴く方にクスッと笑ってもらえるような人気の番組にしたいというのもあります。ここがコンビラジオの始まりなので大事にしていきたいし、どこかの企画会議で「コットンのGERAおもろいで」って言葉が出てくれたら最高ですね。

きょん:ラジオがすごく盛り上がれば、劇場に足を運んでくれる人が増えるんじゃないかと思うんです。GERAで金属バットさんやヤーレンズさんの番組を聴いている方が「コットンのラジオやってるんだ」って聴いてもらったり、コットンを全く知らない人が僕らを認識してくれたりして、「ネタを見たい」という思いが生まれてくれたらいいなと思います。

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(撮影=Marco Perboni/取材・文=田下愛)

■GERA「コットンのバタフライピンポン」


毎週土曜日20:00より配信

視聴はこちら
https://radio.gera.fan/knqm

公式Twitter:twitter.com/ cotton_gera

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