「星降る夜に」最終回:深夜の10年越しの涙、鈴と一星たちが手に入れたハッピーエンド
「星降る夜に」最終話(第9話)ストーリー
妻の命を救えなかった雪宮鈴(吉高由里子)を5年にわたり逆恨みしてきた伴宗一郎(ムロツヨシ)。しかし、そんな自分にも降り注ぐ鈴の優しさや、同じ境遇に苦しむ深夜(ディーン・フジオカ)の共感に苛まれ、自らの命を絶とうと海へ向かう。しかし、すんでのところで鈴の恋人・一星(北村匠海)に全力で抱きしめられた伴は、まるで子供のように、すべての思いを吐き出すかのように、涙を流すのだった―。そんな伴の姿は、妻・彩子(安達祐実)とお腹の中の子を同時に亡くしてから10年――涙を流せないまま、医者になること選んだ深夜の心の時計の針を、優しく進めてゆく。
ある日、妻の親友でもあった北斗(水野美紀)が営む「遺品整理のポラリス」に、突然訪れる深夜。「10年間、お願いできなくて…ごめんね」と、妻と暮らした家を整理する決心を告げるのだった。
そして迎えた遺品整理当日。鈴も見守る中、チーフの一星率いるポラリス従業員も総出で、次々と遺品が片付けられていく…。
そんな中、深夜の口から「僕が医者になったのは、復讐が理由でした―」という言葉が零れだす。隣に寄り添い、その言葉に静かに耳を傾ける鈴。これまで深夜が“胸の奥に押し込んでいた複雑な本音”が溢れ出す。
物語はついに完結へ―。
託された最後の遺品整理。
孤独な星々はやがて、繋がり大きな愛を知る。
感情を忘れて孤独に生きてきた産婦人科医・鈴と、そんな彼女に笑顔をもたらした“音のない世界”で自由に生きる10歳下の遺品整理士・一星との運命の出逢い。
君と初めて出逢ったのは、星降る夜のことだった――。
命の《はじまり》と《終わり》をつかさどる2人が迎える結末は―?
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