宮舘涼太の“3つ”の魅力:Snow Manのおもしろ貴族
2:クセの強いキャラ
宮舘くんはにぎやかなメンバーが多いSnow Manの中で、自分からガンガン話すタイプではない。一方で落ち着いていて静かというわけでもなく、どこか様子がおかしい(ほめてる)。そんな彼の魅力はメンバー以外の人からも注目され、バラエティーでもいじられる頻度がかなり増えた。そんな彼のキャラにまつわるポイントを紹介したい。
■貴族であり国王
モットーは「セクシーロイヤル美しく」、挨拶は「ごきげんよう」など、かなり前から貴族キャラを確立させており、“舘様(だてさま)”と呼ばれることも多い。そのコンセプトを崩さず、曲中のセリフでは「迎えに来たよ」などの設定を意識した言葉を選ぶことも多い。ちなみにメンバーの佐久間大介は宮舘王国の国民であり従者である。
■料理が上手
Snow Manでは数少ない、料理が得意なメンバーの一人。しかもかなり本格的な料理を作る。公式YouTubeでも宮舘が料理を作る企画の動画が公開されたこともある。料理のクライマックスでは、貴族キャラを活かした決めゼリフ(?)「Party Time」で演出。
■ゆり組
彼のことを語るときに言及せずにはいられないのが、メンバーの渡辺翔太と幼なじみであるということだ。幼稚園が一緒で、家族ぐるみの付き合いをするほど親しかったという。その時2人がいたクラスの名前からこの2人のコンビは「ゆり組」と呼ばれている。タイミングは異なるが、生まれた病院も同じ。先にジャニーズJr.となった渡辺とオーディションを受けに来た宮舘が、オーディション会場で再会したという。そして後に同じグループに所属しデビュー……という少女漫画のような縁には、運命的なものを感じざるを得ない。
ちなみに、同じく江戸川区出身の佐久間を入れて“江戸川トリオ”や“新ゆり組”と呼ぶこともある。
■子どものような笑顔
真顔も多く、いつもニコニコ……というタイプではないけれど、笑ったときの笑い方や笑い顔がいだずらっ子のような無邪気さで可愛らしい。■トーク
彼のトークには独特な魅力がある。落ち着いたトーンの声はずっと聴いていたくなるのだ。また、相手によってボケたりツッコんだりと、フレキシブルに立ち位置を変えている。例えばSnow Manの冠ラジオ番組「素のまんま」では、ツッコミが秀逸なラウールと一緒のときはボケ倒し、ボケがちな向井が暴走しているときはツッコむ。人と一緒に話してより輝く人かもしれない。
■フィジカルモンスター
2022年には「アイ・アム・冒険少年」で向井康二と無人島脱出に挑戦し、料理のうまさを披露した。そのほかにも、フィジカルモンスターっぷりや火おこしやモリ突きまでうまいところ、泣く康二くんを励ますお兄ちゃんっぽさや自分から康二くんへの手紙で涙ぐむ一面も見せている。生命体としての強さとさまざまな魅力がお茶の間に披露された。
■唯一無二の面白さ
彼には他の人にはない面白さがある。真顔で冗談を言ったり、大ボケをかましたりするタイプ。狙っていることもあるのだが、純粋にポンコツなこともある。そして他の人にはない「間」がある。他にはない魅力はバラエティーでも面白がられ、いじられる頻度も高い。ロイヤルキャラで「すごいことを言っているように見えるが大したことを言っていない」とツッコまれたこともある。また2021年の秋からは佐久間大介と交互にTBSのバラエティ番組「ラヴィット!」火曜に出演している。(2人でロケに出演する回もあり)
最近は宮舘の面白さを活かしたコーナーもしばしば登場。先日多忙の中出演したラヴィット!では「「目閉じて?」選手権」なるものが開催された。
「「目閉じて?」選手権」とは、出演者の中でSnow Manの楽曲「僕に大切にされてね。」内の宮舘のセリフ「目閉じて?」をかっこよく言えた人が勝ちと言うゲーム。宮舘くんは本家でありながら0票と、バラエティー的においしいことになっていた。
驚いたのが、Snow Manにまったく詳しくない筆者の友人がこのコーナーやこの番組の宮舘くんの面白さにハマり、TVerを繰り返し見ていると聞いたこと。ファン以外の人やお茶の間にも宮舘ワールドは広がりつつある。
この「独特の面白さ」はSnow Man内でも注目され、昨年2022年に行われたツアー「Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.」コンサートでも宮舘のコーナーがあった。深澤くんに曲振りを託された彼が、めちゃくちゃ勿体つけてなかなか曲が始まらないというもの。
スクリーンにはドアップの宮舘くんが映され、曲振りが行われるまで5分かかる日もあった。おもしろすぎるだろ。
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