(C)2022 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, DUNGEONS & DRAGONS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C)2022 HASBRO.

<2023年ベスト候補>映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』が想像の100倍面白い!

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2023年3月31日より上映中の映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』を、なんとなく「よくある粗製濫造されているB級映画でしょ?」などと軽んじられている方はいないだろうか。

だが、ちょっと待っていただきたい。結論から申し上げるが、実際の本編は掛け値なしに想像の100倍面白い、「超A級」と断言できる内容だったのだから。大人も子どもも分け隔てなく楽しめる、純然たる娯楽の「面白さ」を捉えれば、2023年ベスト候補の大傑作だったのだ! 



公式「意外と面白いと評判」「騙されたと思って」→もっと自信を持って!

その面白さははっきりと証明されている。米映画批評サービスRottenTomatoesでは批評家支持率90%オーディエンス支持率に至っては94%という、圧倒的な高評価を記録。もちろん、日本の試写会で観た人からも賞賛の声が続々と届いているのだ。

だが、それでも面白くなさそうだと本編を観ていない方が勝手に思い込んでいる(由々しき事態)ためか、世間の注目度が低くそうなことも送り手が察したのか、公式Twitterからは「意外と面白いと評判」「騙されたと思って」などと、やけにへりくだった文言が出ていたりもする。


いやいや、もっと自信を持ってくださいよ!実際の試写会で「意外と面白かった」という体温が平熱気味の声があったからなのだろうけど、中には「めちゃくちゃ面白かった!」と絶賛している方(例:筆者)もいるんだから!

予備知識ゼロで楽しめるテンポの良さ、そして奇抜なアイデアと驚きのギミック満載!

詳しい本編の魅力については後述するが、取り急ぎテンポが抜群に良いことを訴えておく。2時間15分というこの手の映画にしてはやや長めな上映時間ながら、まったく飽きさせない奇抜なアイデア&驚きのギミックが盛りだくさん。ずっと「ワクワクもんだぁ!」がぶっ続いたからこそ、最初から最後まで面白かったのだ。

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原作は有名なテーブルトークロールプレイングゲーム(略してTRPG)で、映画『E.T.』やNetflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の劇中にも登場していた。そのため、「存在は知っているけど遊んだことはない」という方もいるだろう。

だが、この映画はゲームをまったく知らなくても、予備知識ゼロでも問題なく楽しめることも断言しておこう。ゲームをプレイしているとニヤニヤできる小ネタも満載でありながら、その小ネタ自体が誰が観ても面白いギミックとなっているのだから。

というか、タイトル通りダンジョンズもドラゴンズもアウトローたちの誇りも全部入っている盛り盛り具合がわかりやすく最高なのである。

ミシェル・ロドリゲスが「あっ好き大好き」&偉そうなところがまったくない作風

豪華キャスト演じる個性豊かなキャラクターがみんな魅力的なのだが、中でも映画のカッコいいお姉さんの代名詞であるミシェル・ロドリゲスが過去最高に超カッコいい。彼女に惚れて妄想を展開する夢女子(男子)が大量発生すること間違いなし。もはや全人類が「あっ好き大好き」と夢中になる勢いだったことも告げておこう。

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ここまでの超絶的な面白さがある=ファンタジーアドベンチャー映画の歴史を塗り替えた!とも断言できるのだが、それでいてまったく偉そうなところがないというのも本作の美点だ。

ダークなファンタジーも壮大なアドベンチャーも、アカデミー賞を取りそうな格式高い映画ももちろん良いのだが、後述するようにコメディテイスト強めで、とことん観客を楽しませる方向に振り切った本作はむしろ貴重な存在だ。

しかも、毒にも薬にもならなそうな単純明快な娯楽作のようでいて、実は現実での希望になる優しく感動的なメッセージも備えていることが本当に素晴らしい。

もういいから、超面白いんだから、観てください

なんでこんなに面白いんだ!?と逆に疑問に思うくらいなのだが、それもそのはず、本作で監督を務めたジョナサン・ゴールドスタインとジョン・フランシス・デイリーは、あの『スパイダーマン ホームカミング』でも共同脚本と原案にクレジットされている他、『お!バカんす家族』などで称賛を浴びた名コンビ。そのコメディ成分いっぱいの作風が大作娯楽映画にバッチリとハマったと言えるだろう。

そんなわけで、「めちゃくちゃ面白い!」とだけ知っておけばいいので、いいから今すぐ劇場情報を調べて予約してください。仲のよい友達とでも、デートでも、もちろんひとりでも、そして家族で観るのにも最高の映画ですから!

後述するように吹き替えも素晴らしいクオリティであるし、特に子どもが観れば「なんて映画って面白いんだ!」と感動しますから!あと基本的にカラッと明るくてニコニコできる「あー楽しかったー!」な内容であり、ハードルを上げすぎないようにしてこそ「想像の100倍面白い!」おトク感も味わえますよ!以上!

▶『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』劇場情報

……で終わりにしたいところだが、そういうわけにもいかないので、ここからは具体的な作品の魅力と特徴も記しておこう。あらすじも何もかも知らずに観たい方は、いいから、もう、先に映画館へ行ってください。お願いします。

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