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2024年06月15日

6月公開のスリリングな新作映画“3選”

6月公開のスリリングな新作映画“3選”


長編監督デビュー作にして第76回カンヌ国際映画祭批評家週間に選出され、ポン・ジュノが太⿎判を押す映画『スリープ』が6月28日(金)に全国公開される。

そこで今回は、2024年の上半期をゾクッと締めくくる、スリリングな新作映画を紹介する。

『スリープ』(6月28日公開)

■幸せな生活を蝕む“それ”の正体とは 信頼が揺らぐコンフュージョン・スリラー

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ある夜を境に、眠る度エスカレートしていく夫の異常⾏動。睡眠クリニックの受診を決意した⽮先、巫⼥からは謎の御札を勧められるー。夜が訪れることに恐怖を覚える妻を『82年⽣まれ、キム・ジヨン』や『トガニ 幼き瞳の告発』でその確かな実⼒を披露してきたチョン・ユミが演じ、無意識の異常⾏動をきっかけに、眠ることに恐怖を抱く夫を『パラサイト 半地下の家族』、『最後まで⾏く』のイ・ソンギュンが務める。

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自身の助監督経験をもつ、ユ・ジェソン監督のデビュー作にポン・ジュノは「ここ10年で観た中で最もユニークかつ恐ろしい映画。平凡な⽇常の空間で予測不可能な物語が繰り広げられる、スマートな監督デビュー作。ぜひスクリーンで味わってほしい。」と称賛を送った。

⼈間の三⼤欲求の⼀つ、睡眠。⽇常にある最も安静な時間だが、その⼀⽅で意識を失った無防備な状態でもあり、もっとも死に近い時間ともとれる。もしも、その時間を得体の知れない“それ”に脅かされたら?という発想をもとに、「予測不能」な驚きと「⾃⾝にも起こりうるかも知れない」共感を観客へ提⽰する本作。

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韓国公開時には、興⾏収⼊ランキングにおいて前週1位を記録していた『オッペンハイマー』を退け、⾒事1位を獲得し、3週連続で⾸位をキープした韓国の新たな才能の誕生を、ぜひ劇場で見届けて欲しい。

『蛇の道』(6月14日公開)

■時と国境を越えて辿り着く、完全版“リベンジ・サスペンス”

© 2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA

8歳の愛娘を何者かに惨殺された父親アルベール・バシュレは、偶然知り合った精神科医・新島小夜子の助けを借りながら、犯人を突き止めて復讐を果たすべく殺意を燃やしていた。やがて2人はとある財団の関係者たちを拉致し、次第に真相が明らかになっていくが……。

他人の復讐に協力する謎めいた精神科医という難しい役どころを柴咲がフランス語で熱演し、2019年のフランス映画『レ・ミゼラブル』で注目を集めたダミアン・ボナールが復讐に燃える男アルベールを演じた。

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復讐に燃えるアルベールを演じたのは、第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の審査員賞に輝く『レ・ミゼラブル』(19/ラジ・リ監督)で、フランスのアカデミー賞とも言われるセザール賞の主演男優賞にノミネートされた注目のフランス人俳優ダミアン・ボナール。

さらに、『彼女のいない部屋』(21)などの監督としても知られるフランスの名優、マチュー・アマルリックが、黒沢監督がフランスで初めて撮った『ダゲレオタイプの女』(16)に続いて出演。『ネネットとボニ』(96)などのグレゴワール・コランと小夜子たちに拉致される財団の幹部に扮し、緊張感が支配する本作に独自のユーモアを持ち込んでいるのも見逃せない。

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日本からは濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』(21)、北野武監督の『首』(23)で世界的に注目を集め、黒沢監督とは5度目のタッグとなる西島秀俊が、心を病んだ小夜子の患者・吉村役で出演。米・アカデミー賞の視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』(23)、本年24年公開の『犯罪都市 NO WAY OUT』など国境を超えた話題作への出演で勢いに乗る青木崇高が小夜子の夫・宗一郎に扮し、本作の闇を一層深いものにしている。

また、セザール賞受賞歴もある撮影監督アレクシ・カヴィルシーヌはじめ『ダゲレオタイプの女』のスタッフたちが監督たっての希望で再結集しているのも注目のポイント。美しくシャープな本作の切れ味を、より精度の高いものにした。

『ザ・ウォッチャーズ』(6月21日公開)

■衝撃の「覗き見」リアリティー・ホラー

©2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED

28歳の孤独なアーティストのミナは、鳥籠に入った鳥を指定の場所へ届けに行く途中で、地図にない不気味な森に迷い込む。スマホやラジオが突然壊れ、車も動かなくなったため助けを求めようと車外に出るが、乗ってきた車が消えてしまう。

森の中にこつ然と現れたガラス張りの部屋に避難したミナは、そこにいた60代のマデリンと20代のシアラ、19歳のダニエルと出会う。彼らは毎晩訪れる“何か”に監視されているという。

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そして彼らには、「監視者に背を向けてはいけない」「決してドアを開けてはいけない」「常に光の中にいろ」という、破ると殺されてしまう3つのルールが課せられていた。

ダコタ・ファニングが主人公ミナ、『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』のオルウェン・フエレがマデリン、『バーバリアン』のジョージナ・キャンベルがシアラを演じた。

『スリープ』作品情報

6月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国公開

【予告編】


【ストーリー】
出産を控え、幸せな結婚生活を送るヒョンス(イ・ソンギュン)とスジン(チョン・ユミ)。ある夜、隣で眠る夫ヒョンスが突然起き上がり「誰か入ってきた」と呟いた。その呟きに呼応するように家を覆い尽くす不穏な気配…。翌朝、下の階に越してきた住人から「明け方の騒音が1週間も続いて、我慢できない」と相談をされるも全く身に覚えがなかった。少しの違和感を抱きながらも夜を迎えたその日から、眠りにつく度にヒョンスは人が変わってしまったかのように奇行を繰り返す。頬を掻きむしる。生魚を丸呑みする。窓から身を乗り出す。その異常行動は日を追う毎にエスカレートしていく。得体の知れない“それ”に恐怖を感じ、怯えながら夜を過ごす夫婦は睡眠クリニックの受診を決意するが、スジンは母から超自然的な力に頼るべきだと、巫女から手に入れた御札を渡される。果たして “それ”は医学で克服できるものなのか、それともー。

【クレジット】
脚本・監督:ユ・ジェソン 

出演:チョン・ユミ、イ・ソンギュン

配給:クロックワークス

公式サイト:https://klockworx.com/sleep

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