映画コラム

映画コラム

「100日後に死ぬワニ」が「カメ止め」上田監督でアニメ映画化!制作を担当する新アニメスタジオTIAとは?

2020年、インターネット上で展開され社会現象を巻き起こした、きくちゆうきの四コマ漫画『100日後に死ぬワニ』を原作としたアニメーション映画『100日間生きたワニ』が5月28日に公開されることが発表されました。監督は、『カメラを止めるな!』...
映画ビジネスコラム

2020年 映画産業分析:コロナに耐えた東宝&配信を巡る「2つ」の現象

先日、2020年の日本映画産業統計が日本映画製作者連盟(映連)から発表されました。ご存じの通り、昨年は新型コロナウイルスの世界的流行の影響で、映画産業にとって大変苦しい一年となりましたが、改めて数字をもとに振り返り、今後の展望を思い描いてみ...
映画コラム

劇場版『SHIROBAKO』逆境でも諦めなかった「3つ」の泥臭さ|万策尽き…てない!

2020年2月終わり頃だったでしょうか。新型コロナウイルスの影響が各地で出始めたのは。コロナの感染拡大が深刻化する中で、数々の作品が上映延期を決定。そして緊急事態宣言が出て、映画館も営業休止を余儀なくされました。すでに上映が始まっていた作品...
映画コラム

『天気の子』の深すぎる「10」の盲点

▶︎『天気の子』画像を全て見る新海誠監督最新作『天気の子』は、“観るたびに新しい発見がある映画”です。それは細部まで描き込まれた背景や、アニメとしての表現それぞれに、様々な“意味”が込められていることが理由でしょう。加えて、登場人物の何気な...
映画コラム

アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』レビュー|「新しいジョゼ」は背中を押してくれる

色褪せることなく愛されている作品が新たに映像化される際に、よく使われる謳い文句があります。新しい○○(作品名)——。筆者はこの言葉になんとなく、“逃げ”を感じていました。が、今回その価値観を揺さぶられた気がするのです。アニメ映画『ジョゼと虎...
映画コラム

『アナと雪の女王2』の特大ヒットを考察する

©2019 Disney. All Rights Reserved. 日本国内歴代3位の興行収入255円を記録した(上にいるのは『千と千尋の神隠し』と『タイタニック』だけ)『アナと雪の女王』から5年。もう5年も経つのかと思いますが、待望の続...
映画コラム

『ペット2』は、マックスの父性の芽生えと精神的成長を描く大エンタメ作品!

©Universal Studios.犬のマックスやデュークなど、可愛いペットたちの冒険を描いた2016年公開の映画『ペット』の続編となる『ペット2』が、7月26日から日本でも公開された。『ミニオンズ』や『怪盗グルー』などの人気シリーズを手...
映画コラム

圧巻の大作『キングダム』! 邦画の域を超えた“10”の魅力

>>>『キングダム』画像を全て見るまさか邦画で、これほど大規模なスケールで中国史を基にした作品が堪能できるとは思わなかった。映像から伝わってくる並々ならぬ情熱はスタッフ・キャスト渾身一体となった産物だと言え、佐藤信介監督の『キングダム』は近...
映画コラム

『もののけ姫』を奥深く読み解く「5つ」のポイント!子供が登場しない理由とは?<徹底解説・考察>

▶︎『もののけ姫』画像を全て見る『もののけ姫』ほど、どういう映画であるかを“一言で表すことが難しい”作品もなかなかないのではないでしょうか。劇中には莫大な量の情報が詰め込まれ、何度も観ても新しい発見がある一方で(だからこそ)、「結末がスッキ...
映画コラム

『猫の恩返し』が明るく!楽しい!親しみやすい!作品になった「7つ」の理由

▶︎『猫の恩返し』画像を全て見る『猫の恩返し』についてそれまでのスタジオジブリ作品とは違った雰囲気の、「明るく・楽しい・親しみやすい」作品であることに異論のある方はほとんどいないでしょう。ここでは、本作の制作経緯を振り返るとともに、なぜこの...