CINEMA

映画コラム

映画館で「小さい女の子に近い席」の購入を求められることは「よくある事」なのか?

先日、ツイッターで映画館に関する「ある漫画」が議論になっていました。現在は削除されていますが、これは以下のような内容です。成人男性が、「周りになるべく女の子が居る所がいいです」と言って女児向けアニメのチケットを対面販売の窓口に購入しにくる。...
映画館ニュース

ドルビーシネマ(Dolby Cinema™)|対応している劇場一覧

ドルビーシネマは、映像と音響のパワフルな技術によって最高の映画体験をもらたすことを求めて作られた上映規格。日本では現在、以下の10ヶ所で展開されています。北海道TOHOシネマズすすきの埼玉県MOVIXさいたま東京都丸の内ピカデリー新宿バルト...
映画コラム

韓国版『ジョゼと虎と魚たち』が繊細かつ大胆な最高峰のリメイクになった理由

2021年10月29日より韓国版『ジョゼと虎と魚たち』が公開される。田辺聖子の同名の短編小説を原作とした日本の実写映画版は2003年に、アニメ版は2020年に公開されていた。いずれも「足の不自由な女性と心優しい大学生のラブストーリー」という...
映画コラム

デヴィッド・ボウイというロック・スターを扱った異色の音楽映画『スターダスト』の不思議な魅力

ここ20年ほどの音楽映画はかなり豊作で、史実を基にした物語、ドキュメンタリー、フィクション問わず良質な作品が数多く制作され続けている。思いついたままざっと挙げてみるだけでも、チェス・レコードを舞台とした『キャデラック・レコード 音楽でアメリ...
映画コラム

『マルジェラが語る “マルタン・マルジェラ”』は被写体やファッションに興味がなくても楽しめる「職人」を捉えたドキュメンタリーである

「マルタン・マルジェラ」のドキュメンタリーと聞いて、「これは劇場のスクリーンで観ねばなるまい」と考え、オンラインチケット受付開始の10秒前からページをリロードしまくり一瞬で席の予約を済ませる、とまではいかなくとも、映画館に足を運ぶ人は現在の...
アニメ

『アーヤと魔女』はなぜ厳しい評価がされるのか?見方を変えてみてほしい「5つ」の理由

→『アーヤと魔女』画像ギャラリー『劇場版 アーヤと魔女』は厳しい評価にさらされている。Filmarksでは3.1点、映画.comでは2.9点と、ジブリ映画という枠組みでは低い。Google検索の他のキーワードには「つまらない」「ひどい」とい...
映画コラム

『アナザーラウンド』が描く酒と泪と男とおっさん 〜”酒は飲んでも飲まれるな”というが、飲まれてる人しか見たことない〜

「酒は飲んでも飲まれるな」と昔から言われているが、酒を飲んでいて「飲まれていない」人を見る機会はほとんどない。筆者は複業、というか趣味でバーテンダーとして年間100日ほど店に立っており、実測値(コロナ禍以前の)としても間違いないと思う。『ア...
映画コラム

『猫の恩返し』が公開された2002年、こんな時代だった

(C)2002 猫乃手堂・Studio Ghibli・NDHMT本コラムは『猫の恩返し』が公開された2002年に、どのような映画や音楽などがあったのかを掘り起こし、懐かしがってみようといった意図で書かれている。関連記事:『猫の恩返し』が明る...
映画コラム

『ベイビーわるきゅーれ』に魅了される観客が続出!邦画アクション史に刻まれる超“快”作!

2021年7月30日より全国順次公開がスタートした阪元裕吾監督の『ベイビーわるきゅーれ』。“日常系ほのぼの殺し屋映画”という新ジャンルを開拓した本作は絶賛評に染まり、かつて『カメラを止めるな!』が巻き起こした“カメ止めブーム”にも似た熱狂を...
アニメ

『もののけ姫』が公開された1997年、こんな<ヤバい>年だった

▶︎『もののけ姫』画像を全て見る1997年、あなたは何をしていただろうか?24歳の人ならば生まれたて、34歳の人であれば当時10歳で小学生、44歳だと成人式の年になる。1997年はけっこう激動の年だった。さらっと書いてみるだけでも凄い。正月...